エリアスの概要
- エリアスの特徴
- 眠くなりにくく、集中力を保ちながら花粉症のつらさをしっかりケア
- たった1錠で24時間効果が持続し、自動車の運転や仕事中でも安心して使える
- 食前・食後・空腹時でもOK、毎日の服用がストレスなく続けられる
エリアスの現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
107.8mm |
93.1mm |
6.5mm |
| 短辺 |
46.2mm |
38.1mm |
6.5mm |
| 厚み |
20.5mm |
4.1mm |
3mm |
| 重量 |
13.73g |
2.69g |
0.1g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
エリアスの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1錠 デスロラタジンとして5mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用間隔 | 24時間以上空ける |
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| 服用タイミング | 決まった時間に服用 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けにくい |
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| 留意点 | 効果が認められない場合は漫然と継続しない てんかんの既往歴がある方は慎重に判断 |
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エリアスは、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、湿疹・皮膚炎に伴うかゆみなどに用いられる抗ヒスタミン薬です。
通常、1日1回、1錠(デスロラタジンとして5mg)を服用します。
服用のタイミングは、朝・夜いずれでも構いませんが、毎日同じ時間に服用することで薬の効果を安定させやすくなります。
習慣化しやすい時間帯を決めて継続するのがおすすめです。
服用間隔は24時間以上あけるようにしてください。
万が一飲み忘れた場合、次の服用までに24時間が経っていない場合は追加で飲まないようにし、1回分をスキップしてください。
効果が実感できない場合は、自己判断で漫然と服用を続けず、医師または薬剤師に相談してください。
てんかんの既往がある方や、腎機能・肝機能に障害がある方は、必ず服用前に医師に申し出てください。
食事による影響
エリアスは、食事の有無にかかわらず服用できる薬です。
高脂肪・高カロリーの食事とともに服用した場合でも、薬の吸収や効果に大きな影響は認められていません。
実際のデータでは、食後に服用した際も血中濃度の最大値(Cmax)や薬の効きの持続時間(AUC)は、空腹時とほぼ同じであることが確認されています。
このため、食前・食後のどちらでも安心して服用できます。
ただし、空腹時に薬を飲むと胃に負担を感じる方もいるため、胃の弱い方は食後に服用することを推奨します。
服用タイミングに迷いがある場合は、生活リズムに合わせて飲みやすい時間帯を選ぶのがよいでしょう。
アルコール(お酒)による影響
アルコールとの併用に関する具体的な報告はありませんが、抗ヒスタミン薬であるエリアスは中枢神経系に影響を及ぼす可能性があるため、一般的に飲酒との併用は注意が必要です。
特に、アルコールが中枢神経の抑制作用を増強し、眠気や注意力の低下、集中力の減退などが現れることがあります。
エリアスは比較的眠気の出にくい第2世代抗ヒスタミン薬ですが、体質や併用薬によっては影響が強く出る場合もあります。
服用中はなるべく飲酒を控えるか、医師や薬剤師に相談してから飲むようにしてください。
エリアスの効果効能
- 適応症
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹
- 皮膚疾患(湿疹、皮膚炎、そう痒症)
エリアスは、デスロラタジンという成分を主成分とする第二世代の抗ヒスタミン薬です。
この薬は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといったアレルギー性鼻炎の症状や、蕁麻疹、皮膚炎などによるかゆみに効果を発揮します。
日本では「デザレックス」という名称で処方されており、病院でしか入手できない医療用医薬品として位置づけられています。
一方、エリアスはヨーロッパ各国をはじめとする海外で販売されている同成分の医薬品であり、同等の効果が期待できることから、デザレックスの代替としても利用されています。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 約30分後 |
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| 効果のピーク | 約1.75時間後 |
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| 効果の持続時間 | 約24時間 |
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有効成分のデスロラタジンとは

エリアスの有効成分であるデスロラタジンは、抗ヒスタミン作用を持つ成分で、アレルゲンによって引き起こされるくしゃみ、鼻水、かゆみなどの症状を抑える働きがあります。
この成分は、以前から使用されている有効成分「ロラタジン」の活性代謝物であり、ロラタジンが体内で代謝されて効果を発揮する際の実際の有効成分です。
エリアスでは、この活性成分そのものを直接摂取できるため、代謝に依存せず作用が安定しやすいという特長があります。
眠気の副作用がほとんどない抗アレルギー薬

エリアスは、眠気の副作用が非常に少ないことで知られています。
一般的なアレルギー薬では、服用後に眠くなったり集中力が低下することがありますが、エリアスは第二世代の抗ヒスタミン薬であり、そのような影響が極めて出にくいのが特長です。
日本国内で実施された臨床試験では、エリアスと同成分のデスロラタジンを服用した場合、眠気の副作用が発生したのは約1%(505例中5例)でした。
比較対象であるプラセボ群(偽薬)でも0.8%(505例中4例)と非常に近い数値であり、統計的に有意な差は認められませんでした。
この結果からも、デスロラタジンはプラセボと同程度の安全性を持ち、眠気をほとんど引き起こさない抗アレルギー薬として高く評価されています。
運転・仕事・日常生活への影響が少ない
海外で実施された運転シミュレーション試験でも、デスロラタジンの服用によって運転技術や注意力に悪影響が出ることは確認されませんでした。
また、精神運動機能や集中力を評価する検査においても、プラセボと比較して明確な差は見られませんでした。
このため、デスロラタジンを含むエリアスには「運転を避けるべき」といった注意喚起が添付文書に記載されていません。
自動車の運転、機械操作、会議中の集中力などが求められる場面でも、安心して服用できる薬といえます。
作用機序(仕組み)
エリアスは、ヒスタミンH1受容体拮抗薬に分類される薬です。
この薬は、アレルギーを引き起こすヒスタミンという化学伝達物質の働きをブロックすることで、くしゃみや鼻水、鼻づまり、かゆみなどの症状を抑えます。
アレルゲン(花粉、ホコリ、ダニなど)が体内に侵入すると、免疫細胞が反応し、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を放出します。
これらが体内の受容体と結びつくことでアレルギー反応が引き起こされます。
デスロラタジンは、2つの作用でこのプロセスを阻害します。
1つは免疫細胞に働きかけてヒスタミンの放出そのものを抑える作用。
もう1つは、すでに放出されているヒスタミンが受容体に結合するのを妨げる作用です。
このように、原因物質の放出段階と、反応の引き金となる結合段階の両方をブロックすることで、デスロラタジンはアレルギー症状の発現そのものを強力に抑えます。
エリアスの副作用
エリアスは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、傾眠、白血球数増加、血中コレステロール増加、頭痛、頻脈などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
エリアスの副作用
| 部位 |
2%未満 |
頻度不明 |
| 神経系障害 |
傾眠 |
頭痛、精神運動亢進 |
| 心臓障害 |
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頻脈、動悸 |
| 胃腸障害 |
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口内乾燥 |
| 皮膚および皮下組織障害 |
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発疹 |
| 一般・全身障害および投与部位の状態 |
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疲労 |
| その他 |
白血球数増加、血中コレステロール増加 |
食欲亢進 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- エリアスの重大な副作用
- ショック
- アナフィラキシー
- てんかん
- 痙攣
- 肝機能障害
- 黄疸
※すべて頻度不明
エリアスの禁忌
エリアスには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はエリアスを服用できません。
- エリアスの禁忌
- デスロラタジンまたはロラタジンに対し過敏症の既往歴のある方
エリアスの服用に注意が必要な方
エリアスには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、エリアスを服用する前に医師に相談してください。
- エリアスの服用に注意が必要な方
- てんかんの既往のある方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
エリアスの併用禁忌薬
エリアスには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
エリアスの併用注意薬
エリアスには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
エリアスと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、エリアスを服用する前に医師に相談してください。
- エリアスの併用注意薬
- エリスロマイシン、ケトコナゾール
これらの薬と併用すると、血中のデスロラタジン濃度が高くなることがあります。
原因ははっきりしていませんが、併用には注意が必要です。
エリアスの基本的な注意事項
12歳未満の子どもへの使用は推奨されていません。
国内ではこの年齢層に対する十分な臨床試験が行われていないためです。
妊娠中または妊娠の可能性がある場合は、服用前に医師へ相談してください。
動物実験では胎児への影響は確認されていませんが、ヒトでの安全性は確立されていません。
授乳中の方は、必要性を考慮して授乳を続けるか、服用を中止するかを医師と相談してください。
有効成分が母乳中に移行する可能性があります。
てんかんの既往がある方は、服用によって発作が誘発されるおそれがあるため、医師に報告しておく必要があります。
腎機能または肝機能に障害がある方は、薬の血中濃度が高くなりやすいため、慎重な使用が必要です。
エリスロマイシンやケトコナゾールなど一部の薬と併用すると、血中のデスロラタジン濃度が上昇することがあります。
併用薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に伝えてください。
PTP包装(錠剤を包むプラスチックとアルミのシート)を誤って飲み込むと、食道に傷がつく恐れがあります。
服用の際は、必ずシートから錠剤を取り出してから飲んでください。
エリアスの保管方法
エリアスは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- エリアスの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
エリアスに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
エリアスの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
エリアスは、先発医薬品である「デザレックス」のジェネリック医薬品であるため、デザレックスの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 国内第Ⅲ相試験(アレルギー性鼻炎)
- 国内第Ⅲ相試験(蕁麻疹)
- 国内第Ⅲ相試験(皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒)
- 眠気及び運転・機械操作能力に対する影響(眠気及び運転・機械操作能力に対する影響)
- 心電図(QTc間隔)への影響
国内第Ⅲ相試験(アレルギー性鼻炎)
16歳以上の季節性アレルギー性鼻炎患者を対象に、デスロラタジンとプラセボを比較した二重盲検試験が行われました。
2週間にわたり投与を行い、くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉、鼻内のかゆみの4症状をスコア化し、その合計スコアのベースライン(投与前)からの変化を評価しました。
結果として、1日1回デスロラタジン5mgを投与した群では、プラセボ群に比べて症状スコアが有意に改善し、統計的にも優越性が確認されました(p<0.001)。
患者評価による投与2週間の4鼻症状の合計スコアの変化量(FAS)
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デスロラタジン 5mg群 |
プラセボ群 |
| ベースライン |
8.33 ± 1.27 (223例) |
8.39 ± 1.29 (225例) |
| 投与2週間後 |
6.93 ± 1.93 (223例) |
7.79 ± 1.81 (225例) |
| ベースラインからの変化量 |
-1.40 ± 1.83 (223例) |
-0.60 ± 1.69 (225例) |
プラセボ群との差 (最小二乗平均差) |
-0.83[95%CI: -1.14, -0.51] p<0.001 |
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副作用は、デスロラタジン群223例中13例(5.8%)で報告されました。
主なものは、尿中蛋白陽性、白血球数増加(各3例、1.3%)、傾眠(2例、0.9%)などでした。
なお、通年性アレルギー性鼻炎を対象とした同様の第Ⅲ相試験では、医師評価による症状スコアの変化において、デスロラタジン群はプラセボ群と比較して有意差を示さず、優越性は確認されませんでした。
この試験では副作用は報告されていません。
国内第Ⅲ相試験(蕁麻疹)
12歳以上の慢性蕁麻疹患者を対象に行われた国内第Ⅲ相二重盲検比較試験では、デスロラタジン5mgの1日1回投与とプラセボの効果が比較されました。
医師による評価で、2週間後の「かゆみスコア(日中または夜間の強い方)」と「発疹スコア(総合)」を合計し、投与前(ベースライン)からの変化を測定しました。
その結果、デスロラタジン群はプラセボ群に比べて症状が有意に改善し、統計的に優越性が確認されました(p<0.001)。
医師評価による投与2週間後の痒みスコアおよび発疹スコアの合計のベースラインからの変化量(FAS)
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デスロラタジン 5mg群 |
プラセボ群 |
| ベースライン |
4.98 ± 1.02 (80例) |
4.91 ± 0.75 (80例) |
| 投与2週後 |
1.79 ± 1.52 (80例) |
2.81 ± 1.83 (72例) |
| ベースラインからの変化量 |
-3.19 ± 1.68 (80例) |
-2.07 ± 1.83 (72例) |
プラセボ群との差 (最小二乗平均差) |
-1.17[95%CI: -1.69, -0.65] p<0.001 |
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副作用は、デスロラタジン群80例中7例(8.8%)で報告されました。
主なものは傾眠で、3例(3.8%)に認められました。
国内第Ⅲ相試験(皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒)
12歳以上の湿疹・皮膚炎および皮膚そう痒症患者を対象に行われた国内第Ⅲ相長期投与試験では、デスロラタジン5mgを1日1回、2週間にわたり投与し、日中および夜間の痒みスコアの合計を医師が評価しました。
結果として、いずれの患者群においてもベースラインからのスコアが改善しており、全体での痒み軽減効果も統計的に示されました。
医師評価による投与2週間後の痒みスコアの合計のベースラインからの変化量(FAS)
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湿疹・皮膚炎群 |
皮膚そう痒症群 |
全体 |
| ベースライン |
4.75 ± 1.10 (65例) |
5.10 ± 1.47 (29例) |
4.86 ± 1.23 (94例) |
| 投与2週後 |
3.06 ± 1.33 (63例) |
2.93 ± 1.69 (29例) |
3.02 ± 1.44 (92例) |
| ベースラインからの変化量 |
-1.67 ± 1.32 (63例) |
-2.17 ± 1.91 (29例) |
-1.83 ± 1.54 (92例) |
変化量の最小二乗平均 [95%信頼区間] |
-1.63 [-2.01, -1.25] |
-2.17 [-2.74, -1.61] |
-1.99 [-2.39, -1.59] |
副作用は94例中8例(8.5%)に認められました。
主な症状は傾眠で、4例(4.3%)で報告されています。
眠気及び運転・機械操作能力に対する影響(眠気及び運転・機械操作能力に対する影響)
デスロラタジン(エリアスの有効成分)を服用した際の眠気、精神運動機能、自動車運転能力への影響は、プラセボ(偽薬)を服用した場合と同程度であることが、複数の臨床試験で確認されています。
- 健康な成人男女を対象とした2つの試験では、日中の眠気(覚醒維持検査・睡眠潜時再復検査)や精神運動機能において、デスロラタジン7.5mg単回投与時とプラセボ投与時で有意な差は見られませんでした(外国人データ)。
- 健康な成人男性を対象に、飛行機内の環境を模した低圧室での眠気および操縦操作能力を評価した試験では、デスロラタジン5mg単回投与時もプラセボと比較して有意差は認められませんでした。
- 健康な成人男女を対象に、実際の路上での自動車運転能力および精神運動機能を検討したところ、デスロラタジン5mg単回投与時とプラセボの間に違いは認められませんでした。
心電図(QTc間隔)への影響
また、健康な成人男女にデスロラタジンを臨床用量の9倍にあたる45mgで1日1回・10日間投与した試験においても、心電図のQTc間隔に臨床的に意味のある延長は認められていませんでした(外国人データ)。
※本剤の承認された通常用量は1日1回5mg