アスタリンインヘラーの概要
- アスタリンインヘラーの特徴
- アスタリンインヘラーは有効成分「サルブタモール」を含んだ、定量噴霧式気管支拡張薬
- インドの製薬会社「シプラ」が製造しているサルタノールインヘラーのジェネリック医薬品
- 「気管支喘息」の改善に効果的
| 商品名 |
アスタリン インヘラー(asthalin inhaler) |
| 内容量 |
1箱1個(100mcg×1ボトル) |
| 有効成分 |
サルブタモール(Salbutamol) |
| 医薬品分類 |
サルタノールインヘラーのジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
気管支拡張薬 |
| 適応症 |
気道閉塞性障害にもとづく諸症状の緩解:気管支喘息、小児喘息、肺気腫、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
シプラ(Cipla Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後14日~28日前後で到着 |
アスタリンインヘラーの現物サイズ
|
箱正面 |
容器正面 |
| 長辺 |
93.9mm |
92.2mm |
| 短辺 |
50.3mm |
29.1mm |
| 厚み |
36.7mm |
46.4mm |
| 重量 |
43.04g |
35.25g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
アスタリンインヘラーの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 2吸入 ※サルブタモールとして200mcg |
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| 使用回数 | 1日4回(8吸入)まで ※サルブタモールとして800mcgまで |
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| 使用期間 | 必要時に適宜使用 |
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| 使用間隔 | 3時間以上空ける |
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| 使用タイミング | 喘息発作や息苦しさがある時 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けない |
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| 留意点 | 年齢や症状などに応じて用量は適宜増減すること |
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アスタリンインヘラーは、主に気管支喘息などによる喘息発作の症状を改善するために用いられる吸入薬タイプの定量噴霧式気管支拡張薬です。
通常は1日4回まで、1回2吸引(サルブタモールとして200mcg)を喘息発作時に使用します。
1日の最大使用用量は8吸入(サルブタモールとして800mcg)までです。
使用するタイミングは喘息発作や息苦しさがある時のみです。
下記の手順に従って、正確に使用してください。
- 使い方の手順
- 使用前に手指をよく洗って清潔にする
- 本体のキャップを外して容器をよく振る
- 息を吐ききってから吸入口を咥える
- 息をゆっくり吸い込みながら容器の底を強く1回押す
- 吸入口から口を離し、3秒~5秒間息を止めてからゆっくり息を吐く
- この手順を1吸入とする
- もう一度繰り返す(2吸引目)
薬剤の噴霧と吸入のタイミングを合わせることが非常に重要です。
使用後は本体のキャップを必ず閉めてください。
また、口の中や喉に残った薬剤を洗い流すため、うがいが推奨されています。
食事による影響
アスタリンインヘラーは吸入薬であり、胃を通らず気道に直接作用するタイプの医薬品です。
内服薬(飲み薬)と異なり、消化器官を通過しないため、食事の内容やタイミングが効果に影響を与えることはありません。
したがって、食前食後を気にせず使用して問題ありません。
アルコール(お酒)による影響
アスタリンインヘラーとアルコール(お酒)の間に直接的な相互作用は報告されていません。
そのため、アルコール(お酒)は適量摂取であれば問題ないとされています。
ただし、飲みすぎには注意し、体調に異常があればすぐに医師に相談しましょう。
アルコールは血管拡張作用によって心拍数が増加しやすくなります。
アスタリンインヘラーの有効成分サルブタモールも循環器の副作用を引き起こしやすい傾向があるため、過度の飲酒は控えた方が望ましいでしょう。
アスタリンインヘラーの効果効能
- 適応症
- 気管支喘息
- 小児喘息
- 肺気腫
- 急性気管支炎
- 慢性気管支炎
- 肺結核
※気道閉塞性障害にもとづく諸症状の緩解
アスタリンインヘラーは、サルブタモールを有効成分とする気管支拡張薬で、先発医薬品であるサルタノールインヘラーと同等の効果が期待できます。
気管支を拡張して喘息発作などの症状を抑制し、呼吸を楽にする効果があります。
すばやく気管支を拡張するため、気道が狭くなることで引き起こされる息苦しさを緩和できます。
吸入薬タイプのため、有効成分サルブタモールが気管支に届きやすく、即効性に優れています。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 約数分以内 |
|---|
| 効果のピーク | 約30分~1時間 |
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| 効果の持続時間 | 約3時間以上 |
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アスタリンインヘラーは、使用後、最短で約数分以内に効果が現れ始め、約30分~1時間後にピークに達します。
喘息発作などの症状を抑える効果は約3時間以上持続します。
作用機序(仕組み)
アスタリンインヘラーの有効成分サルブタモールは、気管支拡張作用を発揮する短時間作用型β2刺激薬(SABA)の一種です。
アデニル酸シクラーゼを活性化し、細胞内の環状アデノシン一リン酸(cAMP)を増加させることで、気管支平滑筋を弛緩させます。
サルブタモールは、気管支平滑筋にある β2受容体に結合します。
β2受容体が刺激されるとGsタンパク質を介して、アデニル酸シクラーゼが活性化します。
アデニル酸シクラーゼが活性化されると細胞内のcAMP濃度が上昇し、カルシウムイオン(Ca2+)濃度が低下します。
Ca2+濃度が低下するとミオシン軽鎖キナーゼ(MLCK)が不活性化し、ミオシンの脱リン酸化が引き起こされるため、筋肉(主に気管支平滑筋)が弛緩します。
これが結果として気管支の拡張に繋がり、気道が狭くなることで引き起こされる息苦しさなどの諸症状を改善します。
- 作用機序
- アスタリンインヘラーを吸入する
- 有効成分サルブタモールが気管支平滑筋に移行する
- β2アドレナリン受容体を刺激する
- アデニル酸シクラーゼが活性化される
- 細胞内の環状アデノシン一リン酸(cAMP)が増加する
- 気管支平滑筋が弛緩する
- 気管支拡張によって諸症状が改善する
アスタリンインヘラーは、あくまで喘息発作に対する対症療法を目的に使用される医薬品です。
使用は喘息発作の発現時に限ることが原則です。
アスタリンインヘラーの副作用
アスタリンインヘラーは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、頭痛や心悸亢進、悪心などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
アスタリンインヘラーの副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 過敏症 |
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発疹、血管性浮腫、蕁麻疹、血圧低下 |
| 循環器 |
心悸亢進、脈拍増加 |
不整脈、血圧変動 |
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| 精神神経系 |
頭痛 |
振戦 |
落ち着きのなさ |
| 消化器 |
悪心 |
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| 呼吸器 |
気道刺激症状 |
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気管支痙攣 |
| その他 |
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潮紅、浮腫、筋痙攣 |
重大な副作用
重大な副作用が現れる可能性があります。
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
- アスタリンインヘラーの重大な副作用
- 重篤な血清カリウム値低下
- ショック
- アナフィラキシー
※すべて頻度不明
アスタリンインヘラーの禁忌
ピロカー点眼液には禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はアスタリンインヘラーを使用できません。
アスタリンインヘラーの使用に注意が必要な方
アスタリンインヘラーには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、アスタリンインヘラーを使用する前に医師に相談してください。
- アスタリンインヘラーの使用に注意が必要な方
- 甲状腺機能亢進症の方
- 高血圧の方
- 糖尿病の方
- 低酸素血症の方
- 心疾患のある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
アスタリンインヘラーの併用禁忌薬
アスタリンインヘラーには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
アスタリンインヘラーの併用注意薬
アスタリンインヘラーには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
アスタリンインヘラーと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して使用する場合は、注意しながら使用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、アスタリンインヘラーを使用する前に医師に相談してください。
- アスタリンインヘラーの併用注意薬
- カテコールアミン系アドレナリン作動薬
アドレナリン(エピペン、ネフィー等)
イソプレナリン塩酸塩(イソメニール、プロタノール等)
- キサンチン誘導体
テオフィリン(テオドール、ユニコン、ユニフィル等)
- ステロイド薬
フルチカゾンプロピオン酸エステル(フルタイド、アドエア等)
ブデソニド(パルミコート、シムビコート等)
- 利尿薬
トルバプタン(サムスカ等)
フロセミド(ラシックス等)
トリクロルメチアジド(フルイトラン等)
アスタリンインヘラーの基本的な注意事項
本剤の使用は、適正な使用方法について十分に理解しており、過量投与になるおそれのないことが確認されている場合に限ります。
過度な使用を続けた場合、「不整脈」、場合によっては「心停止」を引き起こすおそれがあり、特に発作発現時の吸入投与の場合には使用が過度になりやすいため、十分に注意してください。
使用者は本剤の過度の使用による危険性を理解し、用法・用量に関連する注意やその他必要と考えられることに注意してください。
過度の使用を防止するため、投与前に用法・用量を正しく理解し、投与後は経過観察を十分に行ってください。
用法・用量を守って正しく使用しても効果が認められない場合は、気道炎症の増悪が疑われます。
本剤の効果が認められないままに過度の使用になる可能性があるため、本剤の投与を中止し、他の適切な治療方法に切り替えてください。
発作が重篤で吸入投与の効果が不十分な場合は、可及的速やかに医療機関で受診し、治療を受けてください。
アスタリンインヘラーの保管方法
アスタリンインヘラーは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- アスタリンインヘラーの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
アスタリンインヘラーに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
アスタリンインヘラーの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
アスタリンインヘラーは、先発医薬品である「サルタノールインヘラー」のジェネリック医薬品であるため、サルタノールインヘラーの臨床成績を参考にしています。</p>
- 有効性および安全性に関する試験
国内臨床試験(成人および小児)
本剤の臨床試験は、二重盲検比較試験を含む15施設、総症例265例について1回あたり100mcg~1500mcgの吸入投与により実施されました。
この内、191例の臨床成績は、「気管支喘息」75.0%(84例/112例)、「小児喘息」54.2%(32例/59例)、「肺気腫」75.0%(3例/4例)、「急性気管支炎・慢性気管支炎」50.0%(6例/12例)、「肺結核」50.0%(2例/4例)でした。
本剤の承認用量は、成人で1回200mcg(2吸入)、小児で1回100mcg(1吸入)です。