ノベロンの概要
- ノベロンの特徴
- 避妊成功率99.9%の1相性経口避妊薬で、日本では「マーベロン」として知られている
- 副作用を抑えた第3世代の黄体ホルモン「デソゲストレル」を配合し、ニキビやムダ毛の軽減にも効果的
- すべての錠剤に同じ成分量が含まれているため、日ごとの「飲み間違いの心配が少ない」
ノベロンの現物サイズ
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
137.5mm |
94.9mm |
6mm |
| 短辺 |
49.2mm |
40.1mm |
6mm |
| 厚み |
18.6mm |
3.2mm |
2.4mm |
| 重量 |
18.04g |
3.21g |
0.1g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
ノベロンの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1錠 |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 |
|---|
| 服用開始日 | 生理の始まった日(月経1日目) |
|---|
| 休薬期間 | 7日間 |
|---|
| 服用タイミング | 食後がおすすめ |
|---|
| 食事の影響 | ほとんど受けない |
|---|
| 留意点 | 飲み忘れを防ぐ |
|---|
ノベロンは、毎日できるだけ決まった時間に1錠ずつ服用します。
21錠すべてを飲み終えたら、7日間の休薬期間をとりましょう。
この期間中には、生理に似た出血が起こるのが一般的です。
休薬期間が終わったら、次のシートを開始し、同じサイクルで服用を続けてください。
生理日をコントロールしたい時のノベロンの使い方
ノベロンは、服用日数を調整することで生理のタイミングを前後にずらすことが可能です。
生理を早めたい場合は、服用日数を短くし、希望日の数日前に服用を中止します。
反対に、生理を遅らせたい場合は、次のシートを続けて服用することで出血を先延ばしにすることができます。
大切な予定に合わせたいときなどに活用できますが、自己判断で調整せず、事前に医師へ相談することをおすすめします。
ノベロンを飲み忘れた場合

ノベロンを1錠だけ飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに服用すれば、基本的に避妊効果に大きな影響はありません。
一方で、2錠以上を連続して飲み忘れた場合は、避妊効果が低下する可能性があります。
この場合は服用を中止し、次の出血(消退出血)を待ちましょう。
出血が始まった日から新しいシートで服用を再開してください。
再開後、ノベロンの効果が安定するまではコンドームなど他の避妊法を併用することをおすすめします。
食事による影響
ノベロンは食事による影響は受けにくい経口避妊薬です。
そのため、基本的には空腹時でも食後でも服用可能で、効果に差はほとんどありません。
しかしながら、吐き気などの副作用が気になる方は夕食後など胃が安定している時間帯の服用が推奨されます。
継続が重要なので、「毎日同じ時間に飲むこと」が最優先です。食事時間と連動させると習慣化しやすくなります。
アルコール(お酒)による影響
ノベロンとアルコール(お酒)の併用については、基本的には直接的な相互作用はないとされています。
つまり、適量の飲酒であれば避妊効果や体への悪影響はほとんどありません。
ただし、いくつか注意すべきポイントがあります。
| 薬の効果 |
アルコール自体がノベロンの避妊効果を弱めることはありません。 |
| 副作用のリスク |
ピルの副作用(吐き気・頭痛・めまいなど)とアルコールの作用が重なると、体調を崩しやすくなることがあります。 |
| 飲み忘れリスク |
飲酒によって服用時間を忘れる・寝てしまうと、避妊効果に影響が出る場合があります。 |
| 肝機能が弱い方 |
ノベロンは肝臓で代謝されるため、肝機能が低下している場合はアルコールと併用することで負担が増す可能性があります。 |
ノベロンの効果効能
- 適応症

ノベロンは、日本では「マーベロン」の名前で知られる第3世代の低用量ピルです。
高い避妊効果を維持しながらも、ニキビ・ムダ毛・不正出血といった副作用を抑えるよう改良されています。
有効成分として配合されているデソゲストレル(黄体ホルモン)は、従来のピルに使われていた黄体ホルモンに比べてアンドロゲン活性(男性ホルモン様作用)が弱く、皮脂の分泌を抑えるため、ニキビや多毛のリスクを軽減。
さらに、子宮内膜の安定化にも優れており、不正出血の発生も抑えられます。
また、ノベロンは成分量がすべて同じ1相性ピルのため、日ごとの服用順序を気にせず使える点も魅力。
初めてピルを使う方でも安心して続けやすい設計です。
作用機序(仕組み)

ノベロンは、エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)とデソゲストレル(黄体ホルモン)の2種類の女性ホルモンを配合した低用量ピルです。
これらのホルモンが、女性の体内にて下記のような影響を与えることで妊娠を防ぎます。
- 有効成分
- エチニルエストラジオール(0.03mg)
卵胞ホルモンとして、視床下部へのフィードバックを通じて排卵を抑制
- デソゲストレル(0.15mg)
黄体ホルモンとして、子宮内膜の調整・頸管粘液の粘度増加に貢献
これらの成分が体内に吸収されると、脳の視床下部にホルモン濃度の上昇が伝わり、排卵の引き金となる黄体形成ホルモン(LH)や卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌が抑制されます。
その結果、排卵が起こりにくくなります。
さらに、ホルモンバランスの変化により子宮内膜が厚く育ちにくくなり、受精卵が着床しづらい状態をつくります。
加えて、子宮頸管の粘液も粘性が高まり、精子の侵入を防ぐ効果もあります。
複数のメカニズムで妊娠をしっかりと防ぎます。
| 作用 |
内容 |
効果 |
| 排卵の抑制 |
視床下部・下垂体に働きかけ、排卵の引き金となるホルモン(LH・FSH)の分泌を抑える |
卵子が排出されなくなり、妊娠の成立を防ぐ |
| 子宮内膜の変化 |
子宮内膜の厚みを抑え、受精卵が着床しにくい状態にする |
万が一受精しても着床が難しくなる |
| 子宮頸管粘液の粘性増加 |
子宮の入り口の粘液を粘り気のある状態に変化させる |
精子が子宮内へ到達しにくくなる |
ノベロンは、排卵を防ぐ・着床を妨げる・精子の侵入をブロックするという3つの作用を組み合わせて、非常に高い避妊効果を実現します。
正しく服用することで、99.9%という高い成功率で妊娠を防ぐことができます。
最大で99.9%の避妊効果を発揮
ノベロンは、日本で「マーベロン」として広く知られる高い避妊成功率を誇る低用量ピルです。
マーベロンを使用した臨床試験では、対象となった933名のうち99.9%が1年間の継続使用で妊娠を防げたという結果が報告されています。
妊娠の報告があったのはわずか1名のみで、その信頼性の高さが証明されています。
ノベロンには、マーベロンと同量のデソゲストレル(0.15mg)とエチニルエストラジオール(0.03mg)が含まれており、同等の避妊効果が期待できる処方設計です。
正しく服用を続けることで、ほぼ確実に望まない妊娠を防ぐことができます。
ノベロンの副作用
ノベロンは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、乳房痛、悪心、頭痛などの症状とされています。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
ノベロンの副作用
| 部位 |
5%以上 |
0.1~5%未満 |
頻度不明 |
| 過敏症 |
|
発疹 |
|
| 眼 |
|
視力障害 |
|
| 肝臓 |
|
肝機能異常、AST上昇、ALT上昇 |
|
| 代謝 |
|
ナトリウムや体液の貯留による浮腫、体重増加 |
|
| 生殖系 |
|
不正性器出血(破綻出血、点状出血)、帯下、月経過多、月経痛、性交痛、リビドー減退 |
|
| 乳房 |
乳房痛 |
乳房緊満(乳房緊満感) |
乳汁漏出 |
| 循環器 |
|
期外収縮、血圧上昇、動悸 |
|
| 消化器 |
悪心 |
嘔吐、下痢、腹痛、便秘、食欲減退、胸やけ、腹部膨満感 |
|
| 呼吸器 |
|
咽頭痛、咳嗽 |
|
| 精神神経系 |
頭痛 |
めまい、眠気 |
抑うつ、いらいら感、片頭痛 |
| 皮膚 |
|
ざ瘡、湿疹、そう痒感 、紅斑、色素沈着※ |
脱毛、血管性浮腫 |
| 筋骨格 |
|
腰痛、下肢痛、肩こり、手指のこわばり |
|
| その他 |
|
倦怠感、口渇、顔面浮腫、胸痛、白血球減少、アルドステロン上昇 |
|
※長時間太陽光を浴びないよう注意すること
重大な副作用
重大な副作用が現れる可能性があります。
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
※すべて頻度不明
ノベロンの禁忌
ノベロンには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はノベロンを服用できません。
- ノベロンの禁忌
- デソゲストレルおよびエチニルエストラジオールに対して過敏症の既往歴のある方
- エストロゲン依存性悪性腫、子宮頸癌及びその疑いのある方
- 診断の確定していない異常性器出血のある方
- 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患またはその既往歴のある方
- 35歳以上で1日15本以上の喫煙をされる方
- 閃輝暗点、星型閃光などの前兆を伴う片頭痛のある方
- 肺高血圧症または心房細動を合併する心臓弁膜症の方、亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の方
- 血管病変を伴う糖尿病の方
- 血栓性素因のある方
- 抗リン脂質抗体症候群の方
- 手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内および長期間安静状態の方
- 重篤な肝障害のある方
- 肝腫瘍のある方
- 脂質代謝異常のある方
- 高血圧症の方
- 耳硬化症の方
- 妊娠中に黄疸、持続性そう痒症または妊娠ヘルペスの既往歴のある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 骨成長が終了していない可能性がある方
ノベロンの服用に注意が必要な方
ノベロンには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ノベロンを服用する前に医師に相談してください。
- ノベロンの服用に注意が必要な方
- 40歳以上の女性(ただし、1日15本以上の喫煙者は禁忌)
- 子宮筋腫のある方
- 乳がんの既往歴のある女性
- 乳がんの家族歴または乳房に結節のある女性
- 喫煙者(ただし、35歳以上で1日15本以上の喫煙者は禁忌)
- 肥満の女性
- 血栓症の家族歴のある女性
- 前兆を伴わない片頭痛の方
- 心臓弁膜症の方(ただし、肺高血圧症または心房細動を合併する心臓弁膜症の方や亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の方は禁忌)
- 軽度の高血圧(妊娠中の高血圧の既往歴も含む)の方(ただし、高血圧の方は禁忌)
- 耐糖能の低下している女性(糖尿病および耐糖能異常の女性)
- ポルフィリン症の方
- 心疾患またはその既往歴のある方
- てんかんの方
- テタニーのある方
- 腎疾患またはその既往歴のある方
- 肝機能障害の方(ただし、重篤な肝機能障害の方は禁忌)
- 生殖能を有する方
ノベロンの併用禁忌薬
ノベロンには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ノベロンの併用注意薬
ノベロンには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ノベロンと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、ノベロンを服用する前に医師に相談してください。
- ノベロンの併用注意薬
- 副腎皮質ホルモン薬
プレドニゾロン(プレドニン等)
- 三環系抗うつ薬
イミプラミン(トフラニール等)
- パーキンソン病治療薬(選択的MAO-B阻害薬)
セレギリン塩酸塩(エフピー等)
- 免疫抑制薬
シクロスポリン(ネオーラル等)
- 気管支拡張薬
テオフィリン(テオドール等)
- プロトンポンプ阻害薬(PPI)
オメプラゾール(オメプラール等)
- 抗結核薬
リファンピシン(リファジン等)
- バルビツール酸系製剤
フェノバルビタール(フェノバール等)
- ヒダントイン系抗てんかん薬
フェニトインナトリウム(アレビアチン等)
- 抗てんかん薬
カルバマゼピン(テグレトール等)
ラモトリギン(ラミクタール等)
トピラマート(トピナ等)
- 肺高血圧症治療薬
ボセンタン(トラクリア等)
- ナルコレプシー治療薬
モダフィニル(モディオダール等)
- テトラサイクリン系抗生物質
テトラサイクリン(アクロマイシン等)
- ペニシリン系抗生物質
アンピシリン(ビクシリン等)
- 抗真菌薬
テルビナフィン塩酸塩(ラミシール等)
フルコナゾール(ジフルカン等)
イトラコナゾール(イトリゾール等)
ボリコナゾール(ブイフェンド等)
- Gn-RH誘導体(排卵抑制剤)
ブセレリン酢酸塩(スプレキュア等)
- 血糖降下薬
インスリン製剤
スルホニル尿素系製剤(アマリール等)
スルフォンアミド系製剤
ビグアナイド系製剤(メトグルコ等)
- 鎮痛薬・解熱薬
モルヒネ(モルヒネ塩酸塩等)
アセトアミノフェン(カロナール等)
サリチル酸(アスピリン等)
- HIV感染症治療薬
HIVプロテアーゼ阻害剤(ネルフィナビル、リトナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル配合剤)
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(ネビラピン、エファビレンツ、エトラビリン)
- HCV感染症治療薬
アスナプレビル(スンベプラ等)
グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル(マヴィレット配合錠等)
- 漢方薬
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、貫葉連翹等)
ノベロンの基本的な注意事項
ノベロンをはじめとする経口避妊薬は、HIV(エイズ)やその他の性感染症(梅毒、性器ヘルペス、淋病、クラミジア、尖圭コンジローマ、トリコモナス症、B型肝炎など)を防ぐ効果はありません。
これらの感染症を予防するためには、コンドームの併用が有効です。
不安がある場合は、性感染症の検査を検討することをおすすめします。
ノベロンの服用により、年齢・喫煙・肥満・家族歴などのリスク因子の有無にかかわらず、血栓症が発症する可能性があります。
下記のような症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
- 緊急対応が必要な主な症状
- 下肢の急な痛みや腫れ
- 突然の息切れ
- 胸の痛み
- 激しい頭痛
- 四肢の脱力や麻痺
- 言葉が出にくい
- ろれつが回らない
- 視力の急激な低下
服用中にこれらの症状が現れた場合には、ノベロンとの関連が疑われる血栓症の可能性があるため、速やかな中止と適切な処置が必要です。
- 血栓症が疑われる初期症状
- 足の痛み、腫れ、しびれ、赤み、熱感
- 頭痛
- 吐き気や嘔吐
- リスクが高まる状態
- 長時間の安静や体を動かせない状態(手術後・骨折など)
- 明らかな高血圧
- 強い脱水症状
ノベロンを服用する方には、服用開始時および継続中に下記の点を必ずご説明ください。
- ノベロンの基本的な注意事項
- 血栓症は、重篤な経過をたどる可能性があり、生命に関わることがある
- 血栓症が疑われる症状や、リスクが高まる状態(長期の安静、脱水、高血圧など)があらわれた場合には、症状が軽くてもただちに服用を中止し、医師または医療機関に相談してください
- 別の医療機関を受診する際には、ノベロンを服用していることを必ず伝え、血栓症の可能性を考慮した診察が行われるようにしてください
手術が必要になった場合の対応
ノベロン服用中にやむを得ず手術を受ける必要が生じた場合は、血栓症予防への十分な配慮が必要です。
事前に医師へ服用している旨を伝え、適切な対応を受けてください。
喫煙と年齢によるリスクへの注意
ノベロン服用中は、年齢や喫煙習慣により心血管系の副作用リスクが高まることが報告されています。
そのため、特に喫煙者の方には禁煙を強く推奨してください。
ノベロン服用時の検診・フォローアップについて
ノベロンを安全に服用していただくために、服用開始前および継続中には下記のような定期的な検診と健康管理が必要です。
- 初回投与前の確認事項
- 服用者の病歴の確認
- 血圧測定、乳房や腹部の診察、必要な臨床検査の実施
- 定期検診の目安
- ノベロンの服用中は、6か月ごとに定期検診を行ってください。
- 特に、子宮や卵巣など骨盤内臓器の検査は年1回以上を目安に実施することが望ましく、あわせて子宮頸部の細胞診(子宮頸がん検査)も年1回の実施を検討してください。
- 乳がんの早期発見のために
- 服用者には、定期的な自己乳房検診を行うよう指導してください。
不正出血が見られた場合の対応
ノベロン服用中に不正性器出血が発現することがありますが、多くは服用を継続する中で自然に消失します。
ただし、出血が長期間持続する場合は、腟細胞診などの検査を実施し、悪性疾患でないことを確認したうえで服用を続けてください。
ノベロンの保管方法
ノベロンは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ノベロンの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で保管しないでください
ノベロンに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ノベロンの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
国内臨床試験
避妊を希望する女性992名を対象に実施された臨床試験において、薬剤に起因すると判断された妊娠は1例のみ報告されました。
| 避妊成功率 |
99.9% |
| 総服用周期数 |
14,088周期 |
| Pearl Index(パール指数) |
0.085 |
パール指数とは?
パール指数(Pearl Index)とは、ある避妊法を使用した100人の女性が1年間で妊娠する件数を示す指標です。
数値が低いほど避妊効果が高いことを意味します。
本試験でのパール指数 0.085 は、非常に高い避妊効果を示しています。
副作用の発現状況
別の臨床試験では、避妊を希望する女性1,011名(14,378周期)のうち、258名(25.5%)に副作用が報告されました。
| 副作用名 |
発生件数 |
発生率 |
| 悪心(吐き気) |
119件 |
11.8% |
| 乳房痛 |
85件 |
8.4% |
| 頭痛 |
59件 |
5.8% |
| 不正性器出血 |
24件 |
2.4% |
| 嘔吐 |
23件 |
2.3% |
| 倦怠感 |
12件 |
1.2% |
| 下痢 |
11件 |
1.1% |
| 腹痛 |
10件 |
1.0% |
- 臨床検査で確認された異常(計4例)
- ASTおよびALTの上昇:2例
- 白血球数の減少:1例
- アルドステロンの上昇:1例
その他
各種避妊法使用開始1年間の失敗率(妊娠率)は以下の通りです。
失敗率(妊娠率)
| 方法 |
理想的な使用① |
一般的な使用② |
| 経口避妊剤 |
0.3% |
9% |
| レボノルゲストレル放出IUS |
0.2% |
0.2% |
| 銅付加IUD |
0.6% |
0.8% |
| コンドーム |
2% |
18% |
| リズム法 |
0.4~5% |
24% |
| 女性避妊手術 |
0.5% |
0.5% |
| 男性避妊手術 |
0.10% |
0.15% |
| 避妊せず |
85% |
85% |
※IUS(Intrauterine System):子宮内システム
※IUD(Intrauterine Device):子宮内避妊用具
①:選んだ避妊法を正しく続けて使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合
②:選んだ避妊法を使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合(経口避妊剤については、飲み忘れを含めた場合の失敗率)