ロエッテの概要
- ロエッテの特徴
- 卵胞ホルモンの配合量が少なく、副作用が比較的起こりにくい低用量ピル
- 1相性タイプで全ての錠剤が同成分・同量のため飲み間違いしにくい
- 避妊効果に加え、中等度の尋常性ざ瘡改善にも適応がある
ロエッテの現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
95.3mm |
74.6mm |
5.5mm |
| 短辺 |
59.1mm |
36.2mm |
5.5mm |
| 厚み |
13.3mm |
3.1mm |
2.2mm |
| 重量 |
13.06g |
2.45g |
0.01g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
ロエッテの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1錠 |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | 21日間連続服用+7日間休薬 |
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| 服用タイミング | 毎日同じ時刻に1錠 (夕食後または就寝前が望ましい) |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けにくい |
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ロエッテは、避妊やニキビ治療の効果を最大限に発揮するため、決められた方法で服用する必要があります。
1日1回、毎日ほぼ同じ時刻に服用することが重要で、服用のタイミングは夕食後または就寝前が望ましいとされています。
1シートには21錠の有効成分を含む錠剤が入っており、指示された順番に1日1錠ずつ21日間連続で服用します。
その後、7日間は服用を休む期間(休薬期間)を設け、この間に通常「消退出血」が現れます。
休薬期間終了後は、出血が続いていても新しいシートを開始します。
服用開始時の注意点
初めて使用する場合は、生理初日から服用を開始する方法が推奨されます。
生理2~7日目から服用を開始する場合は、最初の7日間はコンドームなどの避妊法を併用する必要があります。
他の経口避妊薬から切り替える場合や、ミニピル、注射、避妊インプラントなどからの切り替え時には、それぞれの方法に応じた開始日と併用避妊の有無が異なります。
飲み忘れ時の対応

服用を1回忘れた場合は、気づいた時点でできるだけ早く服用し、その後は通常通りの時間に次の錠剤を服用します。
2日以上連続して飲み忘れた場合は、添付文書の指示に従い、必要に応じて7日間は非ホルモン性避妊法を併用してください。
食事による影響
ロエッテは、食事による影響をほとんど受けません。
そのため、食事の有無にかかわらず服用することができますが、添付文書では毎日同じ時刻、できれば夕食後または就寝前に服用することが推奨されています。
このタイミングで服用することで、飲み忘れを防ぎやすくなります。
アルコール(お酒)による影響
ロエッテとアルコールの間に直接的な薬物相互作用は報告されていません。
しかし、過度の飲酒によって嘔吐や下痢が起こると、薬の吸収が不十分になる可能性があります。
そのため、服用から数時間以内の大量飲酒や体調不良を伴う飲酒は避けることが望ましいです。
ロエッテの効果効能
- 適応症

ロエッテは、レボノルゲストレル0.10mgとエチニルエストラジオール0.020mgを配合した経口避妊薬です。
主な効能は避妊であり、さらに従来の治療で十分な効果が得られない中等度の尋常性ざ瘡に対して用いられます。
服用は1日1回、21日間連続で行い、その後7日間の休薬期間を設けます。
毎日同じ時刻に、できれば夕食後または就寝前に服用することが推奨されています。
1,447名を対象とした臨床試験では、評価可能な7,720周期中に妊娠は5例でした。
これは、実際の使用状況で1年間に100人の女性のうち約0.84人が妊娠するという結果であり、きちんと服用すれば非常に高い避妊効果があることを示しています。
作用機序(仕組み)

卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌を抑えることで排卵を抑制します。
同時に子宮頸管粘液の性状を変化させて精子の上行を妨げ、子宮内膜の変化により受精卵の着床が起こりにくくなります。
これらの多面的な作用により、避妊効果とざ瘡の改善が期待できます。
- ポイント
- 適応:避妊、中等度の尋常性ざ瘡(従来療法で不十分な場合、避妊を受け入れる月経発来後の14歳以上の女性)
- 用法:1日1回、21日間連続服用後に7日間の休薬
- 開始方法:生理初日開始が推奨。初日以外から開始する場合などは最初の7日間、非ホルモン性避妊を併用
- 食事:食事の有無にかかわらず服用可能だが、毎日同じ時刻に服用することが重要
なお、月経困難症・生理痛に関しては、副次的な効果として症状を軽減させる場合もありますが、個人差があるため適応症としては設定されていません。
ロエッテの副作用
ロエッテは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、服用によりいくつかの副作用が確認されています。
主な副作用は、吐き気、頭痛、乳房の張りや痛み、不正性器出血などとされています。
これらは多くの場合一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
ロエッテの副作用
| 部位 |
頻度不明 |
| 消化器系 |
吐き気、腹部不快感、下痢 |
| 神経系 |
頭痛、めまい、気分変動 |
| 生殖器系 |
不正性器出血、月経量の変化 |
| 乳房 |
乳房の張り、圧痛 |
| 皮膚 |
発疹、かゆみ |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医師の診察を受けてください。
- ロエッテの重大な副作用
- 血栓症(脚の痛みやむくみ、突然の呼吸困難、胸痛、視覚異常など)
- 重度の高血圧
- 重度の肝機能障害(黄疸、濃い尿、右上腹部痛など)
- 重度のアレルギー反応(顔や喉の腫れ、呼吸困難、全身の発疹など)
※すべて頻度不明
ロエッテの禁忌
ロエッテには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はロエッテを服用できません。
- ロエッテの禁忌
- 現在妊娠中、または妊娠している可能性がある方
- 血栓症(深部静脈血栓症、肺塞栓症、心筋梗塞、脳卒中など)の既往または現在罹患している方
- 重度の高血圧やコントロール不良の高血圧がある方
- 重度の肝疾患(肝腫瘍、肝硬変、急性肝炎など)がある方
- 原因不明の性器出血がある方
- 乳がんまたは性ホルモン依存性悪性腫瘍がある方、またはその既往がある方
- 成分に対して過敏症の既往がある方
ロエッテの服用に注意が必要な方
ロエッテには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ロエッテを服用する前に医師に相談してください。
- ロエッテの服用に注意が必要な方
- 35歳以上で喫煙習慣がある方
- 片頭痛の既往がある方(特に前兆を伴う片頭痛)
- 軽度~中等度の高血圧がある方
- 糖尿病、脂質異常症、肥満などの心血管系リスク因子を有する方
- 乳がんの家族歴がある方
- 軽度の肝疾患がある方
- うつ病の既往がある方
- 長期間の安静が必要な方(手術前後など)
ロエッテの併用禁忌薬
ロエッテには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とロエッテは併用して服用できません。
- ロエッテの併用禁忌薬
- オマリズマブなど、重度のアレルギー反応の既往がある場合に投与される薬剤(重度過敏症の既往があるため)
- 一部のC型肝炎治療薬(オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル配合剤など)
ロエッテの併用注意薬
ロエッテには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ロエッテと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、ロエッテを服用する前に医師に相談してください。
- ロエッテの併用注意薬
- 抗けいれん薬(フェニトイン、バルビツール酸誘導体、カルバマゼピンなど)
- 抗結核薬(リファンピシン、リファブチンなど)
- 一部の抗HIV薬(ネビラピン、エファビレンツなど)
- 抗菌薬(ペニシリン系、テトラサイクリン系など)※一部
- セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)含有サプリメント
ロエッテの基本的な注意事項
ロエッテの服用を開始する前に、妊娠していないことを確認してください。
過去に血栓症や重度の肝疾患、原因不明の性器出血などがあった方は使用できません。
服用は毎日同じ時刻に行うことが重要です。
服用を忘れた場合は気づいた時点で速やかに服用し、その後は通常通り続けてください。
2日以上連続して飲み忘れた場合は、添付文書の指示に従い、必要に応じて7日間は非ホルモン性避妊を併用してください。
吐き気や下痢、嘔吐などが服用から数時間以内に起こった場合、薬の吸収が不十分になることがあります。
その際は追加で服用するか、非ホルモン性避妊の併用を検討してください。
喫煙習慣がある方、とくに35歳以上で1日15本以上吸う方は、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まるため使用が推奨されません。
他の薬との併用によって効果が減弱する場合がありますので、服用中の薬やサプリメントについては必ず医師または薬剤師に伝えてください。
ロエッテの保管方法
ロエッテは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ロエッテの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で保管しないでください
ロエッテに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ロエッテの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
- 多施設共同非盲検試験(避妊効果評価)
- 中等度尋常性ざ瘡に対する有効性試験
多施設共同非盲検試験(避妊効果評価)
ロエッテを使用した避妊効果を評価するため、1,447名の健康な女性を対象に多施設共同非盲検試験が実施されました。
評価可能な7,720周期の服用結果から、妊娠は5例にとどまり、Pearl Index(パール指数)は0.84と算出されました。
服用方法が正しく守られた場合の避妊成功率は99%以上であり、高い有効性が確認されました。
臨床試験
| 対象人数 | 1,447名 |
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| 評価周期数 | 7,720周期 |
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| 妊娠例数 | 5例 |
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| Pearl Index | 0.84 |
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| 避妊成功率 | 99%以上 |
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中等度尋常性ざ瘡に対する有効性試験
従来の外用療法や経口抗菌薬で効果が不十分な、月経発来後の14歳以上の女性を対象に6か月間の投与試験が行われました。
ロエッテの服用により、炎症性皮疹数および総皮疹数の有意な減少が認められました。
さらに、重篤な副作用の発現はなく、安全性も良好と評価されました。
臨床試験
| 試験期間 | 6か月 |
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| 対象 | 14歳以上の月経発来後女性(中等度尋常性ざ瘡) |
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| 主な結果 | 炎症性皮疹数の減少、総皮疹数の減少 |
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| 安全性 | 重篤な副作用なし |
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