アルグレートMの概要
- アルグレートMの特徴
- 花粉やハウスダストなどによるくしゃみ・鼻水・鼻づまりを、異なる作用機序でしっかり抑える
- アレルギー性鼻炎と気管支喘息の両方に対応し、1錠で日中と夜間の症状をまとめてケア
- 抗ヒスタミン薬とロイコトリエン受容体拮抗薬を同時配合し、複数の症状に広くアプローチ
アルグレートMの現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
カプセル剤正面 |
| 長辺 |
121mm |
115mm |
16.7mm |
| 短辺 |
75.9mm |
70mm |
8.2mm |
| 厚み |
11.5mm |
6.4mm |
5.3mm |
| 重量 |
16.49g |
9.28g |
0.69g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
アルグレートMの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1錠 フェキソフェナジンとして120mg+モンテルカストとして10mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用間隔 | 24時間以上空ける |
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| 服用タイミング | 就寝前 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けにくい |
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| 留意点 | 眠気は出にくいが注意は必要 定期的な服用で効果が安定する |
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アルグレートMは、フェキソフェナジン塩酸塩120mgとモンテルカストナトリウム10mgを1錠に配合した医薬品です。
この用量は、それぞれの成分の成人における標準的な1回分に相当します。
通常、就寝前に1日1回の服用で効果を発揮します。
1回の服用でおよそ24時間効果が持続するため、服用間隔は必ず24時間以上空けてください。

フェキソフェナジンは眠気の出にくい第2世代抗ヒスタミン薬ですが、まれに眠気が現れることがあります。
服用開始後しばらくは、自動車の運転など注意力が求められる作業を控えるようにしてください。
アレルギー症状をしっかりと抑えるには、継続して服用することが重要です。
症状の有無にかかわらず、医師または薬剤師の指示に従い、毎日同じ時間に服用する習慣をつけましょう。
食事による影響
アルグレートMに含まれるフェキソフェナジンは、特に高脂肪食と一緒に摂取した場合、吸収がやや遅れることがあります。
そのため、食後すぐの服用よりも空腹時または軽食後の服用が推奨されることがあります。
一方、モンテルカストは食事の影響をほとんど受けません。
そのため、アルグレートM全体としては「食事の影響を受けにくい」とされていますが、食後2~3時間は空けてから服用することを推奨します。
そして、より安定した効果を得るために、毎日同じタイミングで服用することが望ましいです。
アルコール(お酒)による影響
フェキソフェナジンは眠気が出にくい抗ヒスタミン薬ですが、体質や状況によっては軽度の眠気や集中力の低下が現れる場合があります。
アルコールは中枢神経を抑制するため、同時に摂取すると眠気や判断力の低下が強く出る可能性があります。
モンテルカストは一般にアルコールとの直接的な相互作用は報告されていませんが、体調や他の薬剤との組み合わせにより影響が出ることもあります。
そのため、アルグレートMを服用中は飲酒を控えるか、飲む場合は少量にとどめるのが安全です。
アルグレートMの効果効能
- 適応症
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹
- 皮膚疾患(湿疹、皮膚炎、そう痒症)

アルグレートMは、2つの有効成分を配合したアレルギー治療薬です。
花粉症やアレルギー性鼻炎、気管支喘息に伴うさまざまな症状に対応します。
有効成分のひとつであるフェキソフェナジン塩酸塩は、アレルギー反応によって放出されるヒスタミンをブロックし、くしゃみや鼻水などの症状を抑えます。
もうひとつのモンテルカストナトリウムは、ロイコトリエンという炎症物質の働きを阻害し、鼻づまりや気管支の収縮による喘息症状の緩和に効果を発揮します。
ヒスタミンとロイコトリエンは、それぞれ異なるメカニズムでアレルギー反応を引き起こします。
アルグレートMはこれら2種類の物質の働きをそれぞれ抑えることで、より幅広く症状をケアします。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 約1~3時間以内 |
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| 効果のピーク | 約3時間後 |
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| 効果の持続時間 | 約24時間持続 |
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花粉症と喘息は、発症傾向や症状の連動性から密接に関連していると考えられています。
ある調査では、喘息患者の約3人に2人がアレルギー性鼻炎を併発し、逆にアレルギー性鼻炎患者の3人に1人が喘息症状を有していることが報告されています。
- アルグレートMがおすすめな方
- くしゃみや鼻水、鼻づまりなど花粉症の症状が気になる方
- 季節の変わり目に喘息の症状が悪化しやすい方
- 花粉症と喘息の両方を抱えている方
鼻と気道はつながっており、片方の治療がもう片方の改善につながるケースも多くあります。
アルグレートMは、どちらの症状にも対応する成分を1錠で配合しているため、相乗的な効果が期待できます。
花粉の時期や季節の変わり目など、症状が出やすいタイミングでの服用により、快適な毎日をサポートします。
医師または薬剤師の指導に従ってご使用ください。
作用機序(仕組み)
アルグレートMは、アレルギー症状の原因となる体内物質「ヒスタミン」と「ロイコトリエン」の働きを抑える2つの成分を組み合わせた薬です。
それぞれの物質は異なる経路でアレルギー反応を引き起こすため、同時に抑えることで幅広い症状に対応できます。
アレルギー反応は、花粉やハウスダストなどの刺激によって、体内の肥満細胞から化学伝達物質が放出されることで始まります。
主に関与するのが「ヒスタミン」と「ロイコトリエン」で、これらがそれぞれの受容体と結合することで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・気管支の収縮などの症状が現れます。
アルグレートMに含まれるフェキソフェナジンは、ヒスタミンがH1受容体に結合するのをブロックします。
これにより、くしゃみや鼻水といったアレルギー性鼻炎の症状を緩和します。
もう一方のモンテルカストは、ロイコトリエンがCysLT1受容体に結合するのを防ぎます。
この作用によって、気道の収縮や粘膜の腫れ、鼻づまり、喘息の発作を予防します。
それぞれ異なる経路をブロックするこの2つの成分の組み合わせにより、アルグレートMはアレルギー性鼻炎と喘息の複合的な症状に対して高い効果を発揮します。
アルグレートMの副作用
アルグレートMは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、頭痛、眠気、そう痒などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
アルグレートMの副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 精神神経系 |
頭痛、眠気、傾眠、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏 |
悪夢、異夢、易刺激性、睡眠障害、しびれ感、情緒不安、痙攣、不眠、幻覚、めまい、感覚異常(しびれ等)、激越、振戦、夢遊症、失見当識、集中力低下、記憶障害、せん妄、強迫性症状 |
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| 消化器 |
嘔気、胸やけ、嘔吐、口渇、腹痛、胃不快感、下痢、消化不良、口内炎 |
便秘 |
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| 呼吸器 |
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肺好酸球増多症 |
| 過敏症 |
そう痒 |
蕁麻疹、潮紅、発疹、皮疹、肝臓の好酸球浸潤 |
血管浮腫 |
| 肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、肝機能異常 |
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| 腎臓・泌尿器 |
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頻尿 |
排尿困難 |
| 筋骨格系 |
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筋痙攣を含む筋痛、関節痛 |
| 循環器 |
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動悸、血圧上昇 |
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| その他 |
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呼吸困難、味覚異常、浮腫、胸痛、月経異常、尿潜血、血尿、尿糖、白血球数増加、尿蛋白、トリグリセリド上昇 |
出血傾向(鼻出血、紫斑等)、挫傷、動悸、頻尿、発熱、脱力、疲労、脱毛、遺尿 |
発現頻度は使用成績調査を含む
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- アルグレートMの重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー(息苦しさ、血圧低下、じんましんなどを伴うことがあります)
- 好酸球増多に伴う血管炎(発熱、しびれ、呼吸困難などが現れることがあります)
- 肝機能障害、黄疸(全身のだるさ、皮膚や白目の黄ばみが現れる場合があります)
- けいれん、幻覚、興奮、異常な夢などの精神神経症状
- 重篤な過敏症状(発疹、そう痒、浮腫など)
アルグレートMの禁忌
アルグレートMには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はアルグレートMを服用できません。
- アルグレートMの禁忌
- フェキソフェナジンまたはモンテルカストに対して過敏症の既往がある方
- モンテルカストを含む他剤でアナフィラキシー等の重篤な副作用歴がある方
アルグレートMの服用に注意が必要な方
アルグレートMには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、アルグレートMを服用する前に医師に相談してください。
- アルグレートMの服用に注意が必要な方
- 肝機能障害またはその既往のある方(モンテルカストは肝代謝性)
- てんかんなどの神経系疾患のある方(モンテルカストは中枢神経系への影響報告あり)
- 高齢者や小児など、体内代謝に変化がある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
アルグレートMの併用禁忌薬
アルグレートMには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
アルグレートMの併用注意薬
アルグレートMには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
アルグレートMと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、アルグレートMを服用する前に医師に相談してください。
- アルグレートMの併用注意薬
- エリスロマイシン(抗生物質)
アレグラの成分が体に多く吸収されやすくなり、効果が強く出すぎる可能性があります。
併用中は様子を見ながら服用しましょう。
- 胃薬(アルミニウム・マグネシウム含有の制酸剤)
アレグラの吸収が妨げられて、効き目が弱くなることがあります。
服用する場合は、アレグラと時間を空けて飲むようにしましょう(2時間以上あけるのが目安です)。
- アパルタミド(がん治療薬など)
アレグラの効果が弱くなることがあります。
他に服用中のお薬がある場合は、事前に医師や薬剤師に相談してください。
- フェノバルビタール(抗てんかん薬・睡眠導入薬など)
モンテルカストの代謝が早まり、効果が弱まる可能性があります。
併用中は症状の変化に注意してください。
- リファンピシン(結核治療薬など)
肝臓の酵素を誘導し、モンテルカストの血中濃度を低下させる可能性があります。
症状が十分に抑えられないことがあります。
- フェニトイン(抗てんかん薬)
モンテルカストの効果が低下する恐れがあります。
併用が必要な場合は、医師の厳重な管理のもとで使用されます。
アルグレートMの基本的な注意事項
アルグレートMを安全に服用するために、下記の点に注意してください。
- 服用中は、眠気や注意力の低下が起きることがあります。自動車の運転や高所作業など、危険を伴う作業を行う際には十分注意してください(特に服用初期)。
- アルグレートMは毎日決まった時間に継続して服用することで、効果が安定します。症状が出ていない日でも、医師の指示がある限り継続して服用してください。
- 自己判断で服用を中止したり、用量・用法を変更しないでください。症状が改善しても、医師または薬剤師に確認してから変更しましょう。
- 服用中に発疹、かゆみ、息苦しさ、意識障害、黄疸、けいれん、異常行動などの異常が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。
- 他の薬(風邪薬、胃薬、抗生物質など)や健康食品、サプリメントを服用中の方は、必ず医師または薬剤師に申し出てください。薬の効果や副作用に影響を与えることがあります。
- 小児または高齢者の方が服用する場合は、体調変化に十分注意し、異変があれば早めに医師に相談してください。
アルグレートMの保管方法
アルグレートMは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- アルグレートMの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
アルグレートMに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
アルグレートMの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
本剤を対象とした臨床試験データは見つかりませんでした。
- 有効性および安全性に関する試験