ナシビン点鼻薬(スプレー)の概要
- ナシビン点鼻薬(スプレー)の特徴
- 鼻粘膜の腫れをしっかり抑え、数分で通りを回復。深く息が吸えるようになる
- 効果は6~8時間しっかり持続。就寝前や外出中も快適な呼吸と通気をキープ
- 医療現場でも使われる成分を配合。つらい鼻づまりにしっかり届き、高い効果を発揮する
| 商品名 |
ナシビン® ネイザルスプレー(Nasivion® NASAL SPRAY) |
| 内容量 |
1箱1本(0.05%×10ml×1本) |
| 有効成分 |
オキシメタゾリン(Oxymetazoline) |
| 医薬品分類 |
先発医薬品
|
| 薬効分類 |
点鼻・点眼用局所血管収縮剤 |
| 適応症 |
上気道炎 ※鼻炎、副鼻腔炎、鼻咽頭炎を含む アレルギー性鼻炎 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
メルク(Merck KGaA) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
ナシビン点鼻薬(スプレー)の現物サイズ
|
箱正面 |
ボトル正面 |
| 長辺 |
80.9mm |
75.2mm |
| 短辺 |
40.9mm |
37.1mm |
| 厚み |
26.3mm |
22.9mm |
| 重量 |
23.93g |
18.47g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
プラスチックボトル |
| 剤形タイプ |
点鼻剤 |
ナシビン点鼻薬(スプレー)の使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | スプレーとして使う場合:各鼻孔に1回ずつスプレー 点鼻液として使う場合:各鼻孔に1~2滴 |
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| 使用回数 | 1日2~3回 |
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| 留意点 | 連続使用は7日までとし、再使用する場合は数日間の休薬期間を設ける |
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ナシビン点鼻薬は、オキシメタゾリン塩酸塩を有効成分とする鼻づまり改善薬です。
スプレー式と点鼻液の2通りの使い方があり、いずれも短時間で効果が現れ、1回の使用で長く効きます。
2種類の使い方の手順
スプレーと点鼻、それぞれの使い方の手順を詳しく説明します。
スプレーとして使用する場合
スプレータイプは、容器を押して薬液を鼻腔内に噴霧する方法です。
- 使用手順
- ハンカチやティッシュで鼻をやさしくかみ、鼻腔を清潔にする
- 頭を軽く前に傾けて、まっすぐの姿勢を保つ
- スプレーのノズルを片方の鼻孔に軽く挿入する
- 吸気しながらボトルを1回押してスプレーする
- ノズルをゆっくりと抜き、反対側の鼻も同様に行う
- 使用後はキャップを閉めて清潔に保管する
点鼻液として使用する場合
点鼻タイプは、薬液を鼻に滴下して使用します。寝る前など横になれるタイミングに適しています。
- 使用手順
- ハンカチやティッシュで鼻をやさしくかみ、鼻腔を清潔にする
- 仰向けに寝るか、椅子に座って頭を後方に傾ける
- ボトルを逆さにし、片方の鼻に1~2滴垂らす
- 薬液が鼻腔に行き渡るまで数秒そのまま待つ
- 反対側の鼻にも同様に滴下する
- 使用後はキャップを閉めて保管する
連続使用に関する注意
本剤は非常に強力な血管収縮作用を持つため、連用や頻回使用を続けると、鼻づまりが再発したり悪化したりする可能性があります。
添付文書には10日間の連続使用を避けるよう記載されていますが、安全のために最長で7日間までを目安とし、休薬期間を数日経てから使用を再開してください。
食事による影響
ナシビン点鼻薬は点鼻用の局所作用型製剤であり、消化管を通らず鼻粘膜から直接吸収されます。
そのため、食前・食後にかかわらず使用することができ、食事による効果の変動や吸収への影響はありません。
アルコール(お酒)による影響
ナシビン点鼻薬は、通常の用量であればアルコールとの直接的な相互作用は報告されていません。
ただし、過度のアルコール摂取は血圧や心拍数、神経系に影響を及ぼす可能性があり、本剤の血管収縮作用や交感神経刺激作用と相互に作用するおそれがあります。
高血圧症や心臓疾患のある方は、アルコール摂取を控えたうえで使用することが推奨されます。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の効果効能
- 適応症
- 上気道炎
※鼻炎、副鼻腔炎、鼻咽頭炎を含む
- アレルギー性鼻炎
ナシビン点鼻薬は、オキシメタゾリン塩酸塩を有効成分とする点鼻用スプレーで、鼻づまりを一時的に緩和する目的で使用されます。
主にアレルギー性鼻炎、急性鼻炎、副鼻腔炎などに伴う鼻づまりに適応があり、局所的に血管を収縮させることで鼻粘膜の腫れを改善します。
1回の使用で比較的早く効果が現れ、持続時間も長いため、短期間の対症療法に適しています。眠気を引き起こす成分を含まないため、日中の使用や車の運転を伴う場面でも使いやすいのが特徴です。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 約25秒 |
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| 効果のピーク | 約5~15分以内 |
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| 効果の持続時間 | 約6~8時間 |
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抗ヒスタミン薬との併用
ナシビン点鼻薬は、アレグラやザイザルなどの抗ヒスタミン薬と併用することが可能です。
抗ヒスタミン薬はくしゃみや鼻水などの広範な症状を抑える作用がありますが、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。
一方で、ナシビン点鼻薬は局所的に速やかに作用し、特に鼻づまりに対して即効性が期待できます。
そのため、抗ヒスタミン薬による治療の補助として、鼻閉が強く現れている初期に短期間併用されることが一般的です。
治療の流れと使い分け
花粉症や慢性副鼻腔炎などで鼻づまりが重症化している場合、医師の判断によりナシビン点鼻薬が抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬と併用されることがあります。
ステロイド点鼻薬は効果が現れるまで数日かかることがあるため、その間の症状緩和にナシビン点鼻薬が使用されます。
症状が改善してきた段階で、ナシビン点鼻薬の使用は中止し、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬による治療へ移行するのが一般的な方針です。
ナシビン点鼻薬は強い鼻づまりに対して一時的に使う薬であり、長期連用は避ける必要があります。
作用機序(仕組み)
ナシビン点鼻薬に含まれるオキシメタゾリン塩酸塩は、交感神経系のα受容体を刺激し、鼻粘膜の毛細血管を収縮させる作用があります。
鼻づまりの主な原因は、花粉、ウイルス、ハウスダストなどによって引き起こされるアレルギー反応により、鼻の血管が拡張し、粘膜が腫れることです。
この薬は、局所で血管を収縮させることで腫れを改善し、鼻腔の通気性を回復させます。
使用後、鼻の通りが数分以内に改善される即効性を持ち、通気性の回復によって呼吸がしやすくなります。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の副作用
ナシビン点鼻薬(スプレー)は、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、過敏症状、神経過敏、心悸亢進等、熱感などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の副作用
| 部位 |
頻度不明 |
| 過敏症※ |
過敏症状 |
| 精神神経系 |
神経過敏、頭痛、めまい、不眠症等 |
| 循環器 |
心悸亢進等 |
| 消化器 |
悪心・嘔吐等 |
| 鼻 |
熱感、刺激痛、乾燥感、反応性充血、鼻漏、くしゃみ等 |
| 長期使用 |
反応性の低下等 |
※副作用があらわれた場合には使用を中止すること。
重大な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていません。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の禁忌
ナシビン点鼻薬(スプレー)には禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はナシビン点鼻薬(スプレー)を使用できません。
- ナシビン点鼻薬(スプレー)の禁忌
- オキシメタゾリンに対し過敏症の既往歴のある方
- 2歳未満の幼児・乳児(全身症状が起こりやすい)
- モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の方(急激な血圧上昇を起こすおそれがある)
- 閉塞隅角緑内障の方(血管収縮剤は閉塞隅角緑内障の場合には眼圧上昇のおそれがある)
- モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者(急激な血圧上昇を起こすおそれがある)
ナシビン点鼻薬(スプレー)の使用に注意が必要な方
ナシビン点鼻薬(スプレー)には禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ナシビン点鼻薬(スプレー)を使用する前に医師に相談してください。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の併用禁忌薬
ナシビン点鼻薬(スプレー)には併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とナシビン点鼻薬(スプレー)は併用して使用できません。
- ナシビン点鼻薬(スプレー)の併用禁忌薬
- モノアミン酸化酵素阻害剤
両剤には血圧を上昇させる作用があり、相加的に作用が強まることで急激な血圧上昇を引き起こすおそれがあります。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の併用注意薬
ナシビン点鼻薬(スプレー)には併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されていません。
ただし、他の点眼薬と併用する場合、5分以上間隔をあけて点眼してください。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の基本的な注意事項
以下のような持病をお持ちの方は、本製品の使用にあたって医師または薬剤師にご相談ください。
- ナシビン点鼻薬(スプレー)の基本的な注意事項
- 冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞など)のある方:血管収縮作用により症状を悪化させる可能性があります。
- 高血圧の方:末梢血管の収縮によって血圧が上がるおそれがあります。
- 甲状腺機能亢進症の方:交感神経が過敏な状態のことが多く、作用が強く現れる可能性があります。
- 糖尿病の方:血糖値を上昇させる作用があるため、注意が必要です。
粘膜、傷口、または炎症がある部分への長期連用や大量使用はお控えください。
繰り返し使用すると、効果が薄れたり、鼻粘膜にかえって充血を引き起こす場合があります。
このため、急性の鼻づまりの症状がある時期に限定して使用するか、適切な休薬期間を設けてご使用ください。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の保管方法
ナシビン点鼻薬(スプレー)は、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ナシビン点鼻薬(スプレー)の保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
ナシビン点鼻薬(スプレー)に限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ナシビン点鼻薬(スプレー)の臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
ナシビン点鼻薬は、持続的な末梢血管収縮作用を持つ血管収縮剤です。
以下のような実験・使用経験により、その薬理効果が確認されています。
- 実験・使用経験
- カエルの摘出後肢、ウサギの耳介血管、イヌの後肢血管灌流実験において、末梢血管の収縮作用が確認されました。
- 麻酔下のラットおよびイヌに鼻腔内投与したところ、鼻腔内圧の持続的な低下が認められました。
- ヒト正常粘膜にイミダゾリン液を点眼した場合、粘膜の充血を抑制する持続的な効果が現れました。
- 慢性副鼻腔炎などによる鼻閉のある患者では、投与後数分以内に鼻閉が改善し、その効果は6~8時間持続しました。
- 眼疾患の患者でも、投与後数分以内に結膜充血の改善が現れ、効果は4~8時間持続しました。