メラケアフォルテクリームの概要
- メラケアフォルテクリームの特徴
- 肝斑やシミをわずか1~2週間で実感、臨床試験で85%の改善率を確認
- ピーリングと美白、炎症ケアを1本で叶えるトリプル有効成分を配合
- 乳首・Vラインなどのデリケートゾーンの黒ずみにも使える医療用処方
メラケアフォルテクリームの現物サイズ
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箱正面 |
チューブ正面 |
| 長辺 |
131.9mm |
123mm |
| 短辺 |
33.9mm |
38.5mm |
| 厚み |
30mm |
24.7mm |
| 重量 |
41.18g |
33.12g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
メラケアフォルテクリームの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 患部にごく薄く塗布 |
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| 使用回数 | 1日1回 |
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| 使用期間 | 症状や反応に応じて判断 |
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| 使用タイミング | 夜間(就寝前) |
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| 留意点 | 使用前後に手を洗うこと 目や口、粘膜との接触を避ける 日中は必ず日焼け止めを使用 |
|---|
メラケアフォルテクリームは、外用薬として中等度から重度の肝斑、尋常性ざ瘡(ニキビ)、および色素沈着に対して使用されます。
効果的かつ安全に使用するために、下記の手順に従ってください。
- 使用手順
- 使用前に手をきれいに洗い、水分を残さないように乾かしてください。
- 低刺激性の洗顔料で顔を洗い、タオルで水分をよく拭き取って完全に乾かします。
- 患部にのみごく薄くクリームを塗布します。顔全体には塗布しないでください。
- 再度手を洗い、目や口、粘膜への接触を避けてください。
- そのまま就寝し、翌朝の洗顔時に洗い流してください。
日中のケアについて
メラケアフォルテクリームの使用中は、肌が乾燥しやすくなるため、日中のケアが非常に重要です。
紫外線による再色素沈着を防ぐため、下記の対策を行ってください。
- 対策
- 外出時には日焼け止めを使用し、2時間おきに塗り直すことが推奨されます。
- つばの広い帽子やサングラスなどの保護具を着用してください。
- 直射日光を避け、日陰での行動を心がけましょう。
使用期間や用量は個人の症状や反応によって異なります。
無理に使い続けず、肌の変化に注意しながらお使いください。
食事による影響
メラケアフォルテクリームは外用薬のため、食事による影響はありません。
飲食のタイミングに関係なくご使用いただけます。
アルコール(お酒)による影響
外用薬であるため、通常の飲酒がクリームの効果に直接影響を及ぼすことはありません。
ただし、皮膚の乾燥や敏感な状態が生じている場合は、アルコール成分を含むスキンケア製品の併用に注意が必要です。
メラケアフォルテクリームの効果効能
- 適応症
メラケアフォルテクリームは、トレチノイン(0.025%)、ハイドロキノン(4%)、モメタゾンフランカルボン酸エステル(0.1%)を配合した外用薬で、尋常性ざ瘡(ニキビ)や色素沈着に対する治療を目的として使用されます。
皮膚科領域では、これらの成分を組み合わせた「トレチノイン・ハイドロキノン療法」が広く知られており、肝斑やシミの治療に用いられてきました。
本剤は、メラニン生成を抑えるハイドロキノン、皮膚のターンオーバーを促進するトレチノイン、炎症を抑えるモメタゾンの3成分が、1本に配合された複合剤です。
この組み合わせにより、化粧品や単剤製剤では得られにくい相乗的な効果が期待されます。
色素沈着への作用と臨床報告
メラケアフォルテクリームに配合されている有効成分と同様の複合製剤による海外の臨床研究では、約3か月間の使用により、肝斑を中心とした色素沈着症状に対しておよそ85%の改善率が報告されています。
使用開始から1~2週間で肌の代謝が活性化され、色素が徐々に薄くなる変化を感じられることがあります。
こうした効果は、ハイドロキノンによるメラニン合成の抑制と、トレチノインによる角質の剥離・皮膚再生の促進が同時に働くことで得られるもので、下記のような色素沈着に対して使用されます。
- 色素沈着
- 肝斑(顔面に左右対称に現れる褐色の色素斑)
- 紫外線や炎症後のシミ
- そばかす、老人性色素斑など
使用できる部位と注意点
メラケアフォルテクリームは主に顔面の色素沈着に使用されますが、皮膚が厚く乾燥しにくい部位であれば、身体の他の箇所(首元、手の甲など)にも応用されることがあります。
ただし、粘膜付近やデリケートな部位へ使用する際は、肌の状態を十分に観察しながら行ってください。
肌質や反応には個人差があるため、使用中は皮膚の変化をこまめに観察し、違和感がある場合は使用を中止してください。
作用機序(仕組み)
メラケアフォルテクリームは、3つの有効成分がそれぞれ異なる作用を持ち、複合的に働くことで色素沈着の改善に寄与します。
それぞれの成分の作用は下記の通りです。
- 作用
- トレチノイン:皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促進させ、古い角質を剥離し、新しい皮膚の再生を促します。
ハイドロキノンの浸透を高める役割も果たします。
- ハイドロキノン:チロシナーゼという酵素の働きを阻害し、メラニンの生成を抑制します。
メラニンはシミや黒ずみの原因となる色素であり、その合成を妨げることで色素沈着を改善します。
- モメタゾンフランカルボン酸エステル:炎症を抑える作用を持つステロイド成分で、トレチノインやハイドロキノンによって生じやすい赤みや刺激を軽減し、皮膚の炎症反応を抑制します。
これらの作用が組み合わさることで、色素沈着の除去と再発防止が同時に行われ、肝斑やシミの治療効果が期待できます。
メラケアフォルテクリームの副作用
メラケアフォルテクリームは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、刺すような感覚、赤み、乾燥、かゆみなどとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
メラケアフォルテクリームの副作用
| 症状 |
詳細 |
| 刺すような痛み |
塗布部位にピリピリとした刺激感が出ることがあります |
| 灼熱感 |
塗布直後に温かく感じたり、熱を帯びるように感じることがあります |
| 皮膚の赤み |
一時的に患部が赤くなることがあります |
| 乾燥 |
皮膚の水分が失われ、カサつくことがあります |
| かゆみ |
軽度のかゆみが出ることがあります |
| 皮むけ |
肌の代謝が促進され、角質が剥がれることがあります |
| 接触性皮膚炎 |
まれに皮膚のかぶれや過敏反応が現れることがあります |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
- メラケアフォルテクリームの重大な副作用
- 眼窩下裂や副鼻腔裂などの皮膚のひび割れ
- 強い炎症や水ぶくれを伴う過敏反応
- 持続する激しいかゆみや赤み
メラケアフォルテクリームの禁忌
メラケアフォルテクリームには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はメラケアフォルテクリームを使用できません。
- メラケアフォルテクリームの禁忌
- ハイドロキノン、トレチノイン、モメタゾンフランカルボン酸エステルに対して過敏症の既往歴のある方
- 妊娠中の方
- 12歳未満の小児
メラケアフォルテクリームの使用に注意が必要な方
メラケアフォルテクリームには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、メラケアフォルテクリームを使用する前に医師に相談してください。
- メラケアフォルテクリームの使用に注意が必要な方
- 授乳中の方
- 肝臓または腎臓に疾患がある方
- アトピー性皮膚炎や敏感肌の方
- 他の外用薬(特にアルコール成分や過酸化ベンゾイル)を併用している方
- 高齢者(70歳以上)
メラケアフォルテクリームの併用禁忌薬
メラケアフォルテクリームには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
メラケアフォルテクリームの併用注意薬
メラケアフォルテクリームには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
メラケアフォルテクリームと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して使用する場合は、注意しながら使用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を使用している場合は、メラケアフォルテクリームを使用する前に医師に相談してください。
- メラケアフォルテクリームの併用注意薬
- 過酸化ベンゾイルを含む外用薬(例:パンオキシル、アクネサイド)
- アルコール成分を含む化粧水・スキンケア製品
- 角質除去効果のあるスクラブ剤やピーリング製品
- ステロイド系外用剤(作用が重複する可能性あり)
- 強い香料や添加物を含むクリームやローション
メラケアフォルテクリームの基本的な注意事項
メラケアフォルテクリームは、医療現場でも使用される有効成分を含む外用薬であるため、使用時にはいくつかの基本的な注意が必要です。
下記の点を守ることで、安全かつ効果的に治療を継続することができます。
- メラケアフォルテクリームの基本的な注意事項
- 外用薬です。口や目、鼻の中、粘膜などには塗布しないでください。
- 塗布後は石けんで手を洗い、他の部位への接触を避けてください。
- 日光や紫外線への曝露により、再色素沈着や刺激が起こる可能性があります。日中は必ず日焼け止めを使用し、帽子や衣類で患部を保護してください。
- 使用部位が赤くなったり、かゆみ・ひりつきなどの症状が現れた場合は、様子を見て使用を中止してください。
- 顔以外の部位に使用する際は、皮膚の厚さや刺激の感じ方が異なるため、少量から慎重に試してください。
- 治療効果を得るために、過剰に塗布したり、使用回数を増やしたりしないでください。
- 妊娠中・授乳中の使用、また12歳未満の小児への使用は避けてください。
- 本剤を使用中は、刺激の強い化粧品やスキンケア製品との併用を控えることが推奨されます。
メラケアフォルテクリームの保管方法
メラケアフォルテクリームは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- メラケアフォルテクリームの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
メラケアフォルテクリームに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
メラケアフォルテクリームの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
- 肝斑に対する三剤併用療法の臨床試験(Kiran V Godse, 2009年)
- ハイドロキノンによる色素脱失のメカニズム研究(Jimbowら, 2016年)
- 三剤併用とグリコール酸ピーリング併用の比較試験(Priya et al., 2014年)
肝斑に対する三剤併用療法の臨床試験(Kiran V Godse, 2009年)
本試験は、インドにて中等度から重度の肝斑を有する女性を対象に、ハイドロキノン4%、トレチノイン0.05%、モメタゾン0.1%を含む三剤併用外用クリームの有効性と安全性を評価する目的で行われた前向き研究です。
試験概要
| 研究名 |
Triple combination therapy in melasma: A prospective study |
| 著者 |
Kiran V Godse |
| 実施年 |
2009年 |
| 対象者 |
25~65歳の女性40名(頬部を中心に肝斑を有する) |
| 試験期間 |
12週間(約3か月) |
| 使用薬剤 |
ハイドロキノン4%、トレチノイン0.05%、モメタゾン0.1%を配合した外用クリーム |
| 使用方法 |
1日1回、夜間に患部へ塗布 |
| 評価指標 |
MASIスコア(Melasma Area and Severity Index)を用いた肝斑の改善度 |
試験結果
治療開始から1か月の時点で、被験者の約70%に肝斑の改善傾向が確認されました。
12週終了時には、約85%の被験者においてMASIスコアの有意な低下が見られ、高い治療効果が示されました。
副作用としては、軽度の紅斑、皮膚の乾燥、刺激感などが報告されましたが、いずれも一過性であり、重篤な有害事象は認められませんでした。
ハイドロキノンによる色素脱失のメカニズム研究(Jimbowら, 2016年)
この研究は、ハイドロキノンがどのようにして皮膚の色素(メラニン)を減少させるのか、その生化学的なメカニズムを解明することを目的として行われました。
特に、チロシナーゼ阻害とメラノサイトへの細胞毒性作用に焦点を当てた詳細な検討が行われています。
研究概要
| 研究名 |
Mechanism of depigmentation by hydroquinone |
| 著者 |
Kowichi Jimbow, Hiroko Obata, Madhu A. Pathak, Thomas B. Fitzpatrick |
| 実施年 |
2016年 |
| 研究対象 |
ヒト表皮メラノサイトおよび色素細胞系 |
| 研究内容 |
ハイドロキノンのチロシナーゼ阻害作用とメラノサイト内での酸化ストレス誘導に関する実験 |
| 評価方法 |
電子顕微鏡観察、生化学的反応分析、酵素活性測定 |
主な知見と考察
ハイドロキノンは、メラニン合成の初期段階であるチロシンからDOPAへの変換を触媒する酵素「チロシナーゼ」の活性を競合的に阻害することが確認されました。
また、ハイドロキノンがメラノサイト内で酸化される過程で、活性酸素種が生成されることにより、メラノサイト自体の変性・消失を誘導することも報告されています。
三剤併用とグリコール酸ピーリング併用の比較試験(Priya et al., 2014年)
この研究は、肝斑の治療において「ハイドロキノン+トレチノイン+モメタゾンの三剤併用外用療法」と「その併用療法にグリコール酸ピーリングを加えた治療」の有効性と安全性を比較することを目的に実施されました。
ピーリングの追加が効果や副作用にどのような影響を与えるかを評価した臨床試験です。
試験概要
| 研究名 |
Comparative study of glycolic acid peels versus triple combination cream in the treatment of melasma |
| 著者 |
Priya P, Srivastava A, Bajaj AK |
| 実施年 |
2014年 |
| 対象者 |
肝斑を有する女性患者 40名 |
| 試験期間 |
12週間 |
| 比較内容 |
三剤併用クリーム単独群 vs. 三剤併用+グリコール酸ピーリング群 |
| 評価指標 |
MASIスコア(Melasma Area and Severity Index)、写真記録、主観的評価 |
試験結果と考察
いずれの治療群においても、肝斑の有意な改善が確認されました。
特にピーリング併用群では、MASIスコアの低下率がやや高く、早期の効果が得られる傾向が見られました。
一方で、グリコール酸ピーリング併用群では、軽度の紅斑や刺激感といった副作用の報告がやや多く、効果の早さと引き換えに皮膚への刺激性が増す可能性があると示唆されています。