バリフの概要
- バリフの特徴
- バリフは有効成分「バルデナフィル」を含んだ、即効性のあるED治療薬
- インドの製薬会社「アジャンタファーマ」が製造しているレビトラのジェネリック医薬品
- レビトラより「低価格で購入可能」でコスパが良い
バリフの現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
85.6mm |
80mm |
7.9mm |
| 短辺 |
37.4mm |
32.3mm |
7.9mm |
| 厚み |
19.9mm |
5mm |
3.5mm |
| 重量 |
7.91g |
32.4g |
0.21g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
バリフの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1/2錠~1錠 バルデナフィルとして10mg~20mgまで |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | 1日 |
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| 服用間隔 | 24時間以上空ける |
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| 服用タイミング | 性行為の約45分前 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けにくい |
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| 留意点 | 基本的には空腹時や食前の服用がおすすめ アルコール(お酒)は適量摂取がおすすめ 牛乳やカフェイン、フラノクマリン類(グレープフルーツなど)を含む飲み物での服用はおすすめできない |
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食事による影響
バリフは食事の影響を受けにくいため、食前食後にかかわらず、いつ服用しても効果にはほとんど影響がありません。
しかし、基本的には空腹時や食前の服用が推奨されています。
空腹時に最も吸収効率が良くなるため、空腹時にバリフを服用すれば、最短で効果を実感することができます。
また、食事の影響を受けにくいとはいえ、食後に服用すると消化器官の表面に油脂(脂肪分)などで膜が張られ、体内への吸収効率や吸収速度が遅くなり、十分な効果が得られなくなる可能性があります。
特に、油脂の多い高脂肪食を摂取した場合は、有効成分バルデナフィルの体内への吸収効率が著しく下がる可能性に注意が必要です。
効果の発現が遅れやすくなる傾向があるため、効果を早く実感したい場合は、高脂肪食を避けたり、食事量を少なくしましょう。
やむを得ず、食後に服用しなければいけない場合は、食後約2時間以上の間隔を空けて服用すると良いでしょう。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適度に制限する必要があります。
アルコールは適量摂取であれば問題ないとされています。
アルコールは少量であればリラックス効果をもたらし、性的パフォーマンスを向上させる傾向があるからです。
しかし、大量のアルコール摂取は効果を妨げたり、副作用を増長させる可能性があります。
脳の中枢神経系に影響し、性的欲求や性的興奮を抑制し、勃起機能を低下させる傾向があるのです。
- 少量のアルコール摂取
- 少量のアルコール摂取はバリフの効果に大きな影響は与えない
少量であっても個人差があるため、慎重に摂取したほうが良い
- 大量のアルコール摂取
- 大量のアルコール摂取はバリフの効果に大きな影響を与える
副作用の発現リスクが高まり、低血圧や心血管系(心臓など)への負担が高まる
勃起機能を低下させる
バリフの効果効能
- 適応症
- ED(勃起不全)
※満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない方に有効
バリフは、ED(勃起不全)による下記の様な症状の改善ができます。
- 改善が期待できる症状
- 勃起が十分にできない
- 勃起時の硬さが不十分で挿入が難しい
- 挿入前に勃起力が低下する
- 挿入後に中折れして最後まで続けられない
これらの症状を改善することで満足できる性行為を行えるようになります。

効果の目安
| 効果の発現時間 | 約15分~45分後 |
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| 効果のピーク | 約45分後~ |
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| 効果の持続時間 | 約8時間 |
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バリフは、服用後、最短で約15分で効果が現れ始め、約45分後にピークに達します。
効果は約8時間持続し、その間に性的刺激や性的興奮があると勃起を促進してくれます。
また、バリフは、EDの諸症状を改善することで、性的満足度を向上させるだけではなく、心理的なストレスやパートナーとの関係改善にも貢献してくれます。
ちなみに、バリフの効果は性的刺激や性的興奮に反応して、脳から陰茎に伝わった時のみ発揮されます。
服用しただけで自分の意志や状況に関係なく勃起したり、射精後に勃起が続くことはありません。
通常、射精後には性的衝動が急激に低下して、勃起が収束する「射精後不応期(賢者タイム)」と呼ばれる休息状態に入るため、勃起は自然に収まります。
よく勘違いされがちですが、バリフには精力増強や催淫効果はありません。
あくまで、勃起機能を補助する医薬品であり、性欲を高めたり、催淫効果を持つ医薬品ではないため、注意が必要です。
性欲や精力の低下に関して悩みがある場合は、精力増強剤やサプリメント、漢方などの併用がおすすめです。

効果が期待できるEDの種類
ED(勃起不全)には、原因別に主に「器質性ED」「心因性ED」「混合性ED」「薬剤性ED」「複合性ED」の5種類があり、これらのEDに対しての有効性が認められています。
- EDの種類
- 器質性ED
- 心因性ED
- 混合性ED
- 薬剤性ED
- 複合性ED
- 器質性ED
- 器質性EDとは、下記の様な身体的な要因によって、物理的に勃起が阻害されるEDのことです。
- 血管障害(加齢による動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病、生活習慣病、喫煙、飲酒、運動不足など)
- 血管損傷(前立腺がんなどの外科的手術、不慮の事故など)
- 神経障害(糖尿病性神経障害、てんかん、脳卒中、パーキンソン病、多発性硬化症、脊髄損傷など)
- 内分泌障害(テストステロンの異常など)
- 心因性ED
- 心因性ED(機能性ED)とは、下記の様な精神的な要因によって、心理的に勃起が阻害されるEDのことです。
- 精神疾患(うつ病、躁病、不安神経症、統合失調症、アルコール依存症、薬物依存症など)
- 心理的要因(ストレス、不安、恐怖、トラウマ、コンプレックス、プレッシャー、LGBTQIA+など)
- 混合性ED
- 混合性EDとは、器質性EDと心因性EDが混在している状態で、物理的にも心理的にも勃起が阻害されるEDのことです。
- 薬剤性ED
- 薬剤性EDとは、下記の様な薬剤の服用が要因となって、副作用などで勃起が阻害されるEDのことです。
- 降圧薬(利尿薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬など)
- 抗うつ薬(SSRI「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」、SNRI「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」など)
- 前立腺肥大症治療薬(α1遮断薬、5α-還元酵素阻害薬、PDE5阻害薬など)
- 前立腺がん治療薬(抗男性ホルモン薬「抗アンドロゲン薬」など)
- 複合性ED
- 複合性EDとは、器質性ED、心因性ED、混合性ED、薬剤性EDが複雑に絡み合った状態で、要因の特定が難しく、様々な理由から勃起が阻害されるEDのことです。
そのため、混合性EDのことを指す場合もあります。
下記の様なパターンがあります。
- 混合性ED(器質性ED+心因性ED)
- 器質性ED+薬剤性ED
- 心因性ED+薬剤性ED
- 混合性ED+薬剤性ED
上記の様にどの要因の場合でも、バリフなどのED治療薬は有効です。
バリフは、これらの要因に関係なく勃起を促進するため、勃起に悩む多くの男性にとって効果的な治療方法と言えるでしょう。
作用機序(仕組み)
勃起とは、陰茎海綿体というスポンジ状の組織の中に大量の血液が流れ込み、そのまま留まることによって陰茎が硬直し、大きくなる生理現象のことです。
性的刺激や性的興奮に応じて、神経や陰茎海綿体内皮細胞からNO(一酸化窒素)が放出されることで、グアニル酸シクラーゼという酵素が活性化し、cGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が増加します。
cGMPは陰茎の血管を拡張させ、陰茎海綿体に大量の血液を送り込む役割を果たしています。
有効成分バルデナフィルを含むバリフは、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬という医薬品に分類されます。
PDE5とは、陰茎の血管に存在する酵素のことです。
このPDE5がcGMPを分解することで、血管が収縮し、勃起が収まってしまいます。
バルデナフィルは、血管を収縮させ、勃起を収束させる陰茎海綿体内のPDE5を選択的に阻害することで、EDを改善します。
PDE5が阻害されると陰茎海綿体平滑筋が弛緩するため、血流量が増加し、陰茎を勃起させたり、維持させる効果を発揮してくれます。
- 作用機序
- バルデナフィルが陰茎海綿体のPDE5を選択的に阻害
- cGMP量が通常より増加
- 陰茎海綿体平滑筋が弛緩し、血管が拡張
- 血流量が増加し、勃起力が向上
- 陰茎が勃起したり、勃起が維持される
- EDの諸症状が改善
射精後は、PDE5が正常に機能するため、勃起は自然に収まります。
稀に効果が強く現れ、勃起が長引くことがありますが、多くは一時的な状態のため、ご安心ください。
バリフの効果が切れると陰茎は通常の状態に戻ります。
EDに対して最大で86%の有効性を発揮
ED治療に対する有効性は、先発医薬品であるレビトラの臨床試験結果からわかります。
国内のED(勃起不全)患者283名を対象に行われた臨床試験では、挿入の可能性を高め、勃起を維持できた割合は、レビトラ錠5mgの服用で73%、レビトラ錠10mgの服用で85%、レビトラ錠20mgの服用で86%の改善率が確認されています。
プラセボ錠(有効成分が入っていない偽薬)を服用したED患者の改善率は35%だったことから、バルデナフィルのEDに対する有効性が認められています。
バリフの副作用
バリフは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、血管拡張によるほてりや心悸亢進(動悸)、頭痛、めまい、鼻閉(鼻詰まり)などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
通常、バリフの効果が切れるとともに副作用も消失します。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
バリフの副作用
| 部位 |
1%以上 |
0.1%~1%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 循環器 |
ほてり(10.6%)、心悸亢進 |
頻脈、高血圧 |
失神、低血圧、顔面浮腫、心筋虚血、心筋梗塞※ |
起立性低血圧、狭心症 |
| 精神神経系 |
頭痛(11.7%)、めまい |
不眠症、異常感覚、傾眠、眩暈、感覚鈍麻 |
不安、緊張亢進、一過性全健忘 |
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| 肝臓 |
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肝機能検査異常、γ-GTP上昇 |
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| 呼吸器 |
鼻閉 |
副鼻腔うっ血、呼吸困難、鼻出血 |
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| 筋・骨格系 |
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背部痛、筋肉痛 |
関節痛、頸部痛 |
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| 皮膚 |
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紅斑、発汗、そう痒、光線過敏性反応、発疹 |
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| 消化器 |
消化不良、嘔気 |
腹痛、口内乾燥、下痢、胃炎、嘔吐、胃食道逆流 |
嚥下障害、食道炎 |
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| 感覚器 |
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視覚異常、結膜炎、霧視、羞明、彩視症、眼痛、耳鳴、流涙 |
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緑内障 |
| その他 |
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CK上昇、灼熱感、無力症、胸痛、異常感、勃起増強(勃起時疼痛等) |
インフルエンザ症候群、射精障害、アナフィラキシー反応、持続勃起 |
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※因果関係は明らかではないが、バリフの服用後に心筋梗塞が発症したとの報告がある
重篤な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていませんが、服用後に下記の重篤な副作用が現れる可能性は否定できません。
症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- バリフの重篤な副作用
- 持続勃起症(プリアピズム:Priapism)
- 重篤な心血管系障害(心筋梗塞等)
- 非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION:Non-Arteritic Ischemic Optic Neuropathy)
※すべて頻度不明
バリフの禁忌
バリフには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はバリフを服用できません。
- バリフの禁忌
- 次の薬剤を服用中の方
- 硝酸剤および一酸化窒素(NO)供与薬
- ニトログリセリン(ミリスロール等)
- 亜硝酸アミル(亜硝酸アミル「第一三共」等)
- 硝酸イソソルビド(フランドル、ニトロール、アイトロール等)
- ニコランジル(シグマート等)
- クラスIA抗不整脈薬
- キニジン(キニジン等)
- プロカインアミド(アミサリン等)
- ジソピラミド(リスモダン等、経口薬のみ)
- シベンゾリン(シベノール等)
- ピルメノール(ピメノール等)
- クラスⅢ抗不整脈薬
- アミオダロン塩酸塩(アンカロン等、経口薬のみ)
- ソタロール(ソタコール等)
- sGC(可溶性グアニル酸シクラーゼ)刺激薬
- チトクロームP450(CYP)3A4阻害薬
- リトナビル(ノービア等)
- アタザナビル(レイアタッツ等)
- ホスアンプレナビル(レクシヴァ等)
- ロピナビル・リトナビル(カレトラ等)
- ダルナビル(シムツーザ、プリジスタ等)
- ケトコナゾール(ニゾラール等、外用薬を除く)
- イトラコナゾール(イトリゾール等)
- コビシスタット(プレジコビックス等)
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
- 先天性QT延長症候群の方
- 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6か月以内にある方
- 重度の肝機能障害の方
- 血液透析が必要な腎機能障害の方
- 低血圧の方(血圧<90mmHg/50mmHg)
- 治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
- 不安定狭心症の方
- 網膜色素変性症の方
バリフの服用に注意が必要な方
バリフには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、バリフを服用する前に医師に相談してください。
- バリフの服用に注意が必要な方
- 陰茎の構造上欠陥(屈曲、陰茎の線維化、ペイロニー病等)のある方
- 持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)のある方
- PDE5阻害薬(他の勃起不全治療薬)を服用中の方
- 出血性疾患の方
- 消化性潰瘍のある方
- 左室流出路の閉塞(大動脈弁狭窄症、特発性肥大性大動脈弁下狭窄症等)のある方
- 腎機能障害の方(ただし、血液透析が必要な腎機能障害の方は禁忌)
- 中等度の肝機能障害の方(ただし、重度の肝機能障害の方は禁忌)
- 高齢者
バリフの併用禁忌薬
バリフには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とバリフは併用して服用できません。
- バリフの併用禁忌薬
- 硝酸剤および一酸化窒素(NO)供与薬
ニトログリセリン(ミリスロール等)
亜硝酸アミル(亜硝酸アミル「第一三共」等)
硝酸イソソルビド(フランドル、ニトロール、アイトロール等)
ニコランジル(シグマート等)
- クラスIA抗不整脈薬
キニジン(キニジン等)
プロカインアミド(アミサリン等)
ジソピラミド(リスモダン等、経口薬のみ)
シベンゾリン(シベノール等)
ピルメノール(ピメノール等)
- クラスⅢ抗不整脈薬
アミオダロン塩酸塩(アンカロン等、経口薬のみ)
ソタロール(ソタコール等)
- sGC(可溶性グアニル酸シクラーゼ)刺激薬
リオシグアト(アデムパス等)
- チトクロームP450(CYP)3A4阻害薬
リトナビル(ノービア等)
アタザナビル(レイアタッツ等)
ホスアンプレナビル(レクシヴァ等)
ロピナビル・リトナビル(カレトラ等)
ダルナビル(シムツーザ、プリジスタ等)
ケトコナゾール(ニゾラール等、外用薬を除く)
イトラコナゾール(イトリゾール等)
コビシスタット(スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス等)
バリフの併用注意薬
バリフには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
バリフと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、バリフを服用する前に医師に相談してください。
- バリフの併用注意薬
- チトクロームP450(CYP)3A4阻害薬
マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン等)
ビカルタミド(カソデックス等)
- チトクロームP450(CYP)3A4誘導薬
リファンピシン(リファジン等)
- α遮断薬
カルペリチド(ハンプ等)
テラゾシン(バソメット等)
タムスロシン(ハルナール等)
バリフの基本的な注意事項
性行為は心臓へのリスクを伴うため、ED(勃起不全)の治療を開始する前に心血管系の状態に注意してください。
バリフは血管拡張作用を有するため、一過性の軽度な血圧低下が現れる可能性があります。
臨床試験においてバリフの服用によってQTc延長が報告されています。
心血管系障害または肝機能障害のある患者に対しては、バリフの服用中に必要に応じて心電図検査を実施することが望ましいとされています。
4時間以上の勃起の延長または持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)が外国臨床試験で少数例報告されています。
持続勃起に対する処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷または勃起機能を永続的に損なうことがあるため、勃起が4時間以上持続する症状が現れた場合は、直ちに医師による診察を受けてください。
臨床試験において、めまいや視覚障害が認められているため、高所作業や自動車の運転、危険を伴う機械の操作に従事する場合は、注意してください。
バリフの服用後に急激な視力低下または急激な視力喪失が現れた場合は、服用を中止し、速やかに眼科専門医などの診察を受けてください。
バリフの保管方法
バリフは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- バリフの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
バリフに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
バリフの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
バリフは、先発医薬品である「レビトラ」のジェネリック医薬品であるため、レビトラの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
IIEF(International Index of Erectile Function:国際勃起機能スコア)
国内用量反応試験(ブリッジング試験)における主な臨床効果は、IIEF(International Index of Erectile Function:国際勃起機能スコア)の質問票(15質問)の内、挿入の頻度に関する質問「ここ4週間、性交を試みた時、何回挿入することができましたか?」および勃起の維持に関する質問「ここ4週間、性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか?」により行い、下記のスコアで評価した結果により証明されています。
挿入の頻度に関する質問
| 質問内容 |
スコア |
| 毎回またはほぼ毎回(10回中9回以上) |
5 |
| おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数:10回中7回程度) |
4 |
| 時々(10回中5回) |
3 |
| たまに(半分よりかなり下回る回数:10回中3回程度) |
2 |
| 全くなしまたはほとんどなし(10回中1回以下) |
1 |
| 性交の試み一度もなし |
0 |
バルデナフィル5mg群およびバルデナフィル10mg群において、プラセボに比べ有意な改善がみられています。
なお、本試験では糖尿病患者、脊髄損傷による勃起不全患者、根治的前立腺全摘除術の既往のある患者は対象から除外されています。
「挿入の頻度」と「勃起の維持」のスコアの推移
|
プラセボ |
バルデナフィル 5mg |
バルデナフィル 10mg |
| 挿入の頻度 |
N=71 |
N=67 |
N=75 |
投与前 投与後 |
2.6 3.2±0.1 |
2.9 4.1±0.1 p<0.0001 |
2.8 4.5±0.1 p<0.0001 |
| 勃起の維持 |
N=71 |
N=67 |
N=75 |
投与前 投与後 |
1.5 2.3±0.2 |
1.6 3.5±0.2 p<0.0001 |
1.5 4.2±0.2 p<0.0001 |
※投与前の値は「算術平均値(Mean)」
※投与後の値は「調整済平均値(LSmean)±SE」
※検定は共分散分析を用いたプラセボとの比較