ラミシール錠の概要
- ラミシール錠の特徴
- ラミシール錠は有効成分「テルビナフィン」を含んだ、経口内服薬タイプの抗真菌薬
- 大手製薬会社「ノバルティス」が製造しており、多くの国で販売され、高い信頼性を持つ
- 足白癬(水虫)や爪白癬(爪水虫)などの皮膚真菌症に対する「強力な抗真菌作用」は数多くの臨床試験や治療実績で証明済み
| 商品名 |
ラミシール® 250mg(Lamisil® 250mg) |
| 内容量 |
1箱28錠(250mg×7錠×4シート) |
| 有効成分 |
テルビナフィン(Terbinafine) |
| 医薬品分類 |
先発医薬品
|
| 薬効分類 |
抗真菌薬 |
| 適応症 |
深在性皮膚真菌症:白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、クロモミコーシス
表在性皮膚真菌症:白癬(爪白癬、手足白癬、足白癬、生毛部白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡、生毛部急性深在性白癬、硬毛部急性深在性白癬)、カンジダ症(爪カンジダ症) |
| 適応菌種 |
皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、スポロトリックス属、ホンセカエア属 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
ノバルティス(Novartis International AG) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
ラミシール錠の現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
106.1mm |
97.8mm |
11.1mm |
| 短辺 |
46mm |
39mm |
11.1mm |
| 厚み |
42.1mm |
4.8mm |
4.5mm |
| 重量 |
27.2g |
4.23g |
0.37g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
ラミシール錠の飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 250mg錠の場合:1/2錠 テルビナフィンとして125mgまで |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 |
|---|
| 服用期間 | 生毛部白癬(広範囲):2週間 手白癬・足白癬(角質増殖型):8週間 爪水虫:24週間 |
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| 服用間隔 | 24時間以上空ける |
|---|
| 服用タイミング | 食後 |
|---|
| 食事の影響 | 食事の影響をほとんど受けない |
|---|
| 留意点 | 基本的には食後の服用がおすすめ 症状によっては効果が出るまでに数週間~数か月かかるため、自己判断で中止しないこと |
|---|
ラミシール錠は、有効成分テルビナフィンとして125mgを摂取するのが基本の用量です。
250mg錠を使用する場合は、1錠を半分に割って服用する必要があります。
錠剤を正確に分割するには、ピルカッターの使用が推奨されます。
服用は1日1回が目安で、24時間ごとの一定間隔を保つことで薬効が安定します。
服用する時間は朝でも夜でも構いませんが、毎日同じ時間帯の食後に服用することが望ましいとされています。
症状ごとの服用期間の目安

ラミシール錠の服用期間は、患部の種類や重症度などによって異なります。
明確な決まりはありませんが、臨床データに基づいた大まかな目安があります。
爪白癬は長期間の服用が基本ですが、手足や体部の白癬では比較的短期間での治療が可能です。
生毛部白癬:2週間
体や股間にできる白癬(いんきんたむしなど)は、広範囲に広がった場合などに限られますが、約2週間の服用で改善が期待できます。
手白癬や足白癬:8週間
皮膚が硬くなった角質増殖型では、約8週間の服用で高い効果が認められています。
症状が軽ければ、4週間前後で治療を終えることも可能です。
爪白癬(爪水虫):24週間
爪が変色したり、変形するタイプの白癬で、治療には長期間の服用が必要とされます。
重症例では約24週間の継続が一般的ですが、軽度であれば12週間程度で済む場合もあります。
爪が浮いて白くなるなど重度の場合には、外科的な対応が求められることもあります。
飲み忘れた場合の注意点
ラミシール錠を飲み忘れた際は、気づいたタイミングですぐに1回分を服用します。
空腹時であれば、軽く何かを食べてから服用するのが望ましいでしょう。
ただし、次の服用までの時間が近い場合は、飲み忘れ分はスキップしてください。
2回分をまとめて服用するのは厳禁で、過剰摂取により吐き気やめまいなどの副作用が起こる可能性があります。
食事による影響
ラミシール錠は食事の影響をほとんど受けないため、食前食後にかかわらず、いつ服用しても効果にはほとんど影響がありません。
しかし、基本的には食後の服用が推奨されています。
胃腸障害(胃部不快感、腹痛、吐き気など)が副作用として報告されているため、食後に服用することで胃への刺激が緩和され、これらの症状が軽減されやすくなります。
副作用の緩和を考慮するなら食後の服用が望ましいでしょう。
また、食後の服用を習慣化することで、飲み忘れを防ぎやすくなります。
症状によっては長期間の服用が必要になるため、継続的な服用が重要になります。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適度に制限する必要があります。
ラミシール錠は主に肝臓で代謝される医薬品です。
アルコールも肝臓で代謝されるため、両者を同時に摂取すると肝臓への負担が増加する可能性があります。
ラミシール錠の副作用として、肝機能障害(ASTの上昇、ALTの上昇など)が報告されているため、ラミシール服用中のアルコール摂取は控えるか避けるのが安全と言えます。
ラミシール錠の効果効能
- 適応菌種
- 皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、スポロトリックス属、ホンセカエア属
- 適応症
- 深在性皮膚真菌症:白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、クロモミコーシス
- 表在性皮膚真菌症:白癬(爪白癬、手白癬、足白癬、生毛部白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡、生毛部急性深在性白癬、硬毛部急性深在性白癬)、カンジダ症(爪カンジダ症)
ラミシール錠は、爪白癬や角質増殖型の白癬など、塗り薬が届きにくい部位にも効果を発揮する内服薬タイプの抗真菌薬です。
真菌を内部から死滅させることで、厚く変形した爪や乾燥した角質などの症状を改善します。
いんきんたむしや体部白癬は2週間、角質増殖型の白癬には約8週間、爪白癬では約24週間の服用が推奨されています。
症状が軽快しても自己判断で服用を中断せず、再発防止と完全な除菌のために、最後まで飲み切ることが大切です。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 数日~1週間で初期症状の改善が見られることが多い |
|---|
| 効果のピーク | 2週間~4週間で真菌の活動が大幅に抑制される |
|---|
| 効果の持続時間 | 有効成分テルビナフィンは爪や皮膚に長期間とどまり、内服終了後も数か月間効果が持続する |
|---|

爪水虫に対する効果

ラミシール錠は、有効成分テルビナフィンを内服することで、爪内部に潜む白癬菌に直接作用する治療薬です。
爪白癬は、爪の内部で白癬菌が増殖することで起こるため、テルビナフィンが体内で吸収された有効成分が白癬菌の増殖を抑えることで、爪の中で広がる感染に対して治療効果を発揮します。
臨床試験で示された高い有効性
ラミシール錠に含まれるテルビナフィンは、販売前の臨床試験においてその効果が検証されています。
下記は、爪白癬患者に対して行われた試験の結果です。
臨床試験
| 対象患者数 |
投与方法 |
有効例 |
有効率 |
| 263例 |
テルビナフィンを1日1回 |
222例 |
84.4% |
テルビナフィンは、内服後に血中を通って爪の内部へと高い移行性をもって届きます。
いったん爪に取り込まれると、服用を終えた後も数か月間その場にとどまり、病巣に対する殺菌効果を維持し続けます。
そのため、再発のリスクが低く、治療完了後も安定した効果が持続します。
第一選択薬としての評価
こうした優れた臨床効果や再発抑制力から、テルビナフィンは爪白癬治療において第一選択薬として広く採用されています。
内服薬としての強みを活かし、外用薬では届かない爪内部の病巣に対して確実にアプローチできる点が、多くの医師や患者に支持される理由です。
白癬に対する効果
ラミシール錠は爪白癬だけでなく、他の白癬菌感染症に対しても高い治療効果が報告されています。
有効成分テルビナフィンの臨床試験データからは、下記のような有効率が示されています。
臨床試験
| 疾患名 |
被験者数 |
有効例 |
有効率 |
| 角質増殖型白癬 |
123例 |
93例 |
75.6% |
| 生毛部白癬 |
99例 |
77例 |
77.8% |
| 頭部白癬 |
3例 |
3例 |
100.0% |
角質増殖型白癬にも優れた効果
皮膚が硬く厚くなる角質増殖型白癬は、外用薬の浸透が難しく、治療が長期化しやすい病型です。
ラミシール錠は血流を通じて薬効成分が内側から届くため、治療期間の短縮と確実な効果が期待できます。
このタイプには8週間の服用が有効とされており、特に爪白癬を合併している場合は、さらに長期(6か月程度)の治療が必要になることがあります。
生毛部白癬にも内服薬が有用
股間や体幹に現れる生毛部白癬(いんきんたむし・ぜにたむし)は、通常外用薬で治療されますが、患部が広い場合や手の届かない部位には内服薬のラミシール錠が有効です。
特に背中・陰部・耳まわりなど、塗布が困難な部位には内服タイプの治療が適しています。
頭部白癬には第一選択肢となることも
頭部に発症する白癬は「しらくも」とも呼ばれ、毛根内部の毛包まで白癬菌が侵入するため、外用薬では効果が不十分です。
かえって皮膚を刺激して悪化する恐れもあるため、ラミシール錠のような内服薬による治療が推奨されます。
テルビナフィンの高い組織移行性により、頭皮深部の病巣にも確実に届き、根本からの治癒が期待できます。
作用機序(仕組み)
ラミシール錠の有効成分であるテルビナフィンは、白癬菌をはじめとする真菌の細胞膜合成を阻害することで、殺菌的に作用します。
具体的には、テルビナフィンは「スクアレンエポキシダーゼ」という酵素の働きを阻害し、真菌が細胞膜の主要成分であるエルゴステロールを合成できないようにします。
その結果、細胞内にスクアレンという中間代謝物が異常に蓄積し、真菌が死滅します。
この作用は選択的かつ強力で、人間の細胞には影響を与えにくいため、安全性にも優れています。
ラミシール錠は血中を通して全身に有効成分が運ばれ、特に角質や爪などの真菌が好む部位に集まりやすい性質があります。
そのため、外用薬では届きにくい深部の感染巣にも有効に作用し、根本的な治療が可能になります。
ラミシール錠の副作用
ラミシール錠は、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、胃部不快感や腹痛、悪心(吐き気)などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
ラミシール錠の副作用
| 発現頻度 |
1%~5%未満 |
0.1%~1%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 過敏症 |
- |
発疹、蕁麻疹、そう痒感、紅斑 |
光線過敏性反応、顔面浮腫、リンパ節腫脹、多形紅斑、水疱性皮膚炎 |
乾癬様発疹、血清病様反応 |
| 筋・骨格系 |
- |
- |
筋肉痛 |
関節痛 |
| 肝臓 |
γ-GTP上昇 |
AST、ALT、LDH、ALPの上昇 |
- |
- |
| 血液 |
白血球減少 |
貧血 |
- |
- |
| 消化器 |
胃部不快感 |
腹痛、悪心、下痢、胃部膨満感、食欲不振、口渇 |
嘔吐、舌炎 |
膵炎 |
| 精神神経系 |
- |
めまい、ふらつき、頭痛、眠気 |
注意力低下、不眠、しびれ |
錯感覚、感覚鈍麻、不安、抑うつ |
| 泌尿器 |
- |
BUN上昇 |
頻尿 |
- |
| 感覚器 |
- |
味覚異常・味覚消失 |
耳鳴 |
咽頭異常感、聴覚障害、聴力低下、霧視、視力低下 |
| その他 |
- |
トリグリセリド上昇、総コレステロール上昇、疲労・けん怠感 |
動悸、浮腫、月経異常、脱毛、発熱、CK上昇 |
乾癬、血管炎、インフルエンザ様疾患、体重減少 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- ラミシール錠の重大な副作用
- 重篤な肝機能障害(肝不全、肝炎、胆汁うっ滞、黄疸等):0.01%
- 汎血球減少:頻度不明
- 無顆粒球症:頻度不明
- 血小板減少:頻度不明
- 中毒性表皮壊死融解症(TEN:Toxic Epidermal Necrolysis):頻度不明
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーヴンス・ジョンソン症候群):頻度不明
- 急性全身性発疹性膿疱症:頻度不明
- 紅皮症(剥脱性皮膚炎):頻度不明
- 横紋筋融解症:頻度不明
- ショック:頻度不明
- アナフィラキシー:頻度不明
- 薬剤性過敏症症候群:頻度不明
- 亜急性皮膚エリテマトーデス:頻度不明
ラミシール錠の禁忌
ラミシール錠には禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はラミシール錠を服用できません。
- ラミシール錠の禁忌
- テルビナフィンに対して過敏症の既往歴のある方
- 重度の肝機能障害の方
- 汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少等の血液障害の方
ラミシール錠の服用に注意が必要な方
ラミシール錠には禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ラミシール錠を服用する前に医師に相談してください。
- ラミシール錠の服用に注意が必要な方
- 腎機能障害の方
- 肝機能障害の方(ただし、重度の肝機能障害の方は禁忌)
- 慢性または活動性等の肝疾患のある方
- 妊婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
- 授乳婦
- 小児
- 高齢者
ラミシール錠の併用禁忌薬
ラミシール錠には併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ラミシール錠の併用注意薬
ラミシール錠には併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ラミシール錠と併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、ラミシール錠を服用する前に医師に相談してください。
- ラミシール錠の併用注意薬
- チトクロームP450(CYP)3A4阻害薬
シメチジン(カイロック、タガメット等)
- チトクロームP450(CYP)3A4誘導薬
リファンピシン(リファジン等)
- 抗真菌薬
フルコナゾール(ジフルカン等)
- 三環系抗うつ薬
イミプラミン(トフラニール、イミドール等)
ノルトリプチリン(ノリトレン等)
アミトリプチリン(トリプタノール等)
- 四環系抗うつ薬
マプロチリン(ルジオミール等)
- 鎮咳薬
デキストロメトルファン(メジコン等)
- 経口避妊薬
エチニルエストラジオール(ルナベル、プラノバール、ジェミーナ、ヤーズ等)
レボノルゲストレル(ウェールナラ、トリキュラー、アンジュ、ノルレボ等)
- 免疫抑制薬
シクロスポリン(ネオーラル等)
ラミシール錠の基本的な注意事項
重篤な肝機能障害(肝不全、肝炎、胆汁うっ滞、黄疸など)が現れることがあり、死亡に至った例も報告されています。
重篤な肝機能障害は主に服用開始後、2か月以内に現れるため、服用開始から2か月間は月1回の肝機能検査を行ってください。
また、その後も定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行ってください。
汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少が現れることがあるため、定期的に血液検査(血球数算定、白血球分画など)を行うなど観察を十分に行ってください。
テルビナフィンの服用は、皮膚真菌症などの治療のため、服用が適切と判断される方のみ服用してください。
テルビナフィンの服用前に添付文書を熟読し、テルビナフィンの副作用について十分理解してください。
異常が認められた場合には速やかに医師に連絡してください。
眠気、めまい、ふらつきなどが現れることがあるため、高所作業や自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意してください
ラミシール錠の保管方法
ラミシール錠は、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ラミシール錠の保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
ラミシール錠に限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ラミシール錠の臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
- 表在性皮膚真菌症:国内第Ⅱ相試験①
- 表在性皮膚真菌症:国内第Ⅱ相試験②
- 表在性皮膚真菌症:一般臨床試験
- 効能共通:一般臨床試験
表在性皮膚真菌症:国内第Ⅱ相試験①
ラミシール錠の効果と安全性について、白癬および皮膚カンジダ症の患者174例を対象とした二重盲検比較試験が行われました。1日1回投与(125mg/日)の群(下記、1回群)と、1日2回投与(250mg/日)の群(下記、2回群)に分けて評価しました。
皮膚症状の改善率は下記の通りで、手・足白癬では1回群と2回群の間に有意差が認められたが、それ以外の疾患においては統計的な差は認められませんでした。
臨床試験
| 疾患名 |
1回群(125mg/日) |
2回群(250mg/日) |
| 手・足白癬 |
79.4% |
84.9% |
| 体部・股部白癬 |
91.9% |
93.6% |
| 皮膚カンジダ症 |
75.0% |
61.5% |
安全性に関しては、副作用の発現率は1回群で8.0%(87例中7例)、2回群で9.6%(83例中8例)であり、主な副作用は下記の通りでした。
副作用
| 副作用 |
1回群(87例) |
2回群(83例) |
| 胃部不快感 |
3.4%(3例) |
3.6%(3例) |
| 腹痛 |
3.4%(3例) |
1.2%(1例) |
| 下痢 |
2.3%(2例) |
- |
| 悪心 |
- |
2.4%(2例) |
これらの結果から、1日1回の投与でも高い治療効果と安全性が確認されており、患者の服薬負担を軽減しつつ十分な治療効果が期待できます。
表在性皮膚真菌症:国内第Ⅱ相試験②
爪白癬の患者88例を対象に、ラミシール錠の1日1回投与(125mg/日、下記「1回群」)と1日2回投与(250mg/日、下記「2回群」)を比較する試験が実施されました。
その結果、臨床所見において「改善」以上と判定された割合は、1回群で88.1%、2回群で88.6%となり、両群間で有意な差は認められませんでした。
副作用の発現率は、1回群で11.4%(44例中5例)、2回群で11.9%(42例中5例)とほぼ同程度でした。主な副作用の内訳は下記の通りです。
副作用
| 副作用 |
1回群(44例) |
2回群(42例) |
| 胃部不快感 |
4.5%(2例) |
- |
| 悪心 |
2.2%(1例) |
- |
| 倦怠感 |
- |
2.4%(1例) |
| 眠気 |
- |
2.4%(1例) |
以上の結果から、爪白癬に対するラミシール錠の治療では、1日1回の投与でも2回投与と同程度の有効性と安全性が確認されており、服用負担の軽減が期待できます。
表在性皮膚真菌症:一般臨床試験
爪カンジダ症の患者31例を対象に、ラミシール錠を1日1回1錠(125mg/日)投与した際の有効性と安全性について検討が行われました。
最終的な臨床所見の判定において、「改善」と評価された症例は全体の71.0%に達しました。
副作用については、安全性解析対象となった32例中4例(12.5%)で発現が確認されました。報告された副作用は下記の通りです。
副作用
| 副作用名 |
発現率(症例数) |
| 胃部不快感、胃部膨満感・腹痛、食欲不振、ふらつき、好酸球上昇、BUN上昇 |
各3.1%(1/32例) |
この結果から、ラミシール錠は爪カンジダ症に対して一定の効果を示す一方で、副作用の発現にも注意を払う必要があることが分かりました。
効能共通:一般臨床試験
頭部白癬や深在性白癬などの真菌感染症患者を対象に、ラミシール錠を1日1回125mgで投与し、有効性と安全性を検討した結果が報告されています。
対象となった症例は下記の通りです。
- 頭部白癬:3例
- 深在性白癬:7例(ケルスス禿瘡 3例、白癬性毛瘡 1例、生毛部急性深在性白癬 2例、硬毛部急性深在性白癬 1例)
- 白癬性肉芽腫:2例
- スポロトリコーシス:14例
- 黒色真菌感染症:4例(うちクロモミコーシス 3例)
最終的な臨床所見に基づく改善率は下記のように示されました。
臨床試験
| 疾患名 |
改善率 |
| 頭部白癬、深在性白癬、白癬性肉芽腫 |
各100% |
| カンジダ性肉芽腫 |
50.0% |
| スポロトリコーシス |
66.7% |
| クロモミコーシス |
66.7% |
安全性の観点では、対象となった33例すべてにおいて副作用は発現しておらず、良好な忍容性が確認されました。