イトロタブの概要
- イトロタブの特徴
- イトロタブは有効成分「イトラコナゾール」を含んだ、経口内服薬タイプの抗真菌薬
- インドの製薬会社「ヒーリングファーマ」が製造しているイトリゾールのジェネリック医薬品
- イトリゾールより「低価格で購入可能」でコスパが良い
| 商品名 |
イトロタブ®-100(ITROTAB®-100) |
| 内容量 |
1箱10カプセル(100mg×10カプセル×1シート) |
| 有効成分 |
イトラコナゾール(Itraconazole) |
| 医薬品分類 |
イトリゾールのジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
抗真菌薬 |
| 適応症 |
深在性真菌症(内臓真菌症) ※真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎 深在性皮膚真菌症 ※スポロトリコーシス、クロモミコーシス 表在性皮膚真菌症(爪白癬以外) ※白癬:体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡 ※カンジダ症:口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症癜風、マラセチア毛包炎 爪白癬 |
| 適応菌種 |
皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
ヒーリングファーマ(Healing Pharma India Pvt. Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
イトロタブの現物サイズ
|
箱正面 |
シート正面 |
カプセル正面 |
| 長辺 |
86.9mm |
74.2mm |
21mm |
| 短辺 |
67.3mm |
60.8mm |
7.5mm |
| 厚み |
14.3mm |
8.4mm |
7.5mm |
| 重量 |
14.11g |
8.15g |
0.61g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
イトロタブの飲み方(服用方法)
イトロタブの用法・用量は、治療したい症状によって異なります。
それぞれ下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量(深在性真菌症:内臓真菌症)
| 1回の用量 | 100mgカプセルの場合:1カプセル~2カプセル イトラコナゾールとして100mg~200mg |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 ※イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合:1日2回(1回用量200mg、1日用量400mgまで) |
|---|
| 服用タイミング | 食後 |
|---|
用法・用量(深在性皮膚真菌症)
| 1回の用量 | 100mgカプセルの場合:1カプセル~2カプセル イトラコナゾールとして100mg~200mgまで |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 |
|---|
| 服用タイミング | 食後 |
|---|
用法・用量(表在性皮膚真菌症:爪白癬以外)
| 1回の用量 | 100mgカプセルの場合:1カプセル イトラコナゾールとして100mg |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 |
|---|
| 服用タイミング | 食後 |
|---|
用法・用量(爪白癬:爪水虫)
| 1回の用量 | 100mgカプセルの場合:2カプセル イトラコナゾールとして200mg |
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| 服用回数 | 1日2回 ※パルス療法:1週間服用し、その後3週間休薬する。これを1サイクルとし、3サイクル繰り返す。 |
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| 服用タイミング | 食後 |
|---|
症状ごとの服用期間の目安
- 深在性真菌症(内臓真菌症):約1週間~12週間以上
- 体内の臓器や組織に真菌が侵入し、増殖することで引き起こされる真菌血症や呼吸器真菌症などの内臓真菌症は、約1週間~12週間以上の服用で改善が期待できます。
- 深在性皮膚真菌症:約3か月~6か月
- 真菌が皮膚や皮下組織に感染することで発症するスポロトリコーシスやクロモミコーシスなどの深在性皮膚真菌症は、約3か月~6か月の服用で高い効果が認められています。
しかし、重症化したり、内臓病変を伴う場合は、6か月以上の服用期間が必要になることがあります。
- 表在性皮膚真菌症(爪白癬以外):約2週間~8週間
- 体部白癬や股部白癬、手白癬、足白癬などの白癬は、最短で約2週間の服用で改善が期待できます。
ただし、皮膚が硬くなった角質増殖型では、約8週間の服用が必要になることがあります。
- 爪白癬(爪水虫):約3か月~6か月
- 爪が変色したり、変形するタイプの白癬で、治療には長期間の服用が必要とされます。
重症例では約6か月の継続が一般的ですが、軽度であれば約3か月で済む場合もあります。
爪が浮いて白くなるなど重度の場合には、外科的な対応が求められることもあります。
飲み忘れた場合の注意点
イトロタブを飲み忘れた際は、気づいたタイミングですぐに1回分を服用します。
空腹時であれば、軽く何かを食べてから服用するのが望ましいでしょう。
ただし、次の服用までの時間が近い場合は、飲み忘れ分はスキップしてください。
2回分をまとめて服用するのは厳禁で、過剰摂取により吐き気やめまいなどの副作用が起こる可能性があります。
食事による影響
イトラコナゾールを空腹時に服用した場合、食事直後の服用時の最高血漿中濃度の約40%で、代謝物であるヒドロキシイトラコナゾールも同様の傾向が認められています。
そのため、食事直後の服用によってイトラコナゾールの生物学的利用率が向上することが分かっています。
食事によって胃酸分泌量が増加し、 胃の蠕動運動の活発化などの要因や食事内容(脂肪成分)の影響(イトラコナゾールは脂溶性が高く、溶解性が上昇する可能性がある)によって吸収率が高まるとされています。
また、胃腸障害(消化不良、腹痛、吐き気など)が副作用として報告されているため、食後に服用することで胃への刺激が緩和され、これらの症状が軽減されやすくなります。
副作用の緩和を考慮しても食後の服用が望ましいでしょう。
食後の服用を習慣化することで、飲み忘れも防ぎやすくなります。
症状によっては長期間の服用が必要になるため、継続的な服用が重要になります。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適度に制限する必要があります。
イトロタブは主に肝臓で代謝される医薬品です。
アルコールも肝臓で代謝されるため、両者を同時に摂取すると肝臓への負担が増加する可能性があります。
イトロタブの副作用として、肝機能障害(ASTの上昇、ALTの上昇など)が報告されているため、イトロタブ服用中のアルコール摂取は控えるか避けるのが安全と言えます。
イトロタブの効果効能
- 適応菌種
- 皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属
- 適応症
- 深在性真菌症(内臓真菌症):真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎
- 深在性皮膚真菌症:スポロトリコーシス、クロモミコーシス
- 表在性皮膚真菌症(爪白癬以外):白癬(体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡)、カンジダ症(口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症癜風、マラセチア毛包炎)
- 爪白癬
イトロタブは、爪白癬や角質増殖型の白癬など、塗り薬が届きにくい部位にも効果を発揮する内服薬タイプの抗真菌薬です。
真菌を内部から死滅させることで、厚く変形した爪や乾燥した角質などの症状を改善します。
爪白癬では約3か月~6か月の服用が推奨されています。
症状が軽快しても自己判断で服用を中断せず、再発防止と完全な除菌のために、最後まで飲み切ることが大切です。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 数日~1週間で初期症状の改善が見られることが多い |
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| 効果のピーク | 約2週間~4週間で真菌の活動が大幅に抑制される |
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| 効果の持続時間 | 有効成分イトラコナゾールは爪や皮膚に長期間とどまり、内服終了後も数か月間効果が持続する |
|---|
爪白癬(爪水虫)に対して効果的

イトロタブは、有効成分イトラコナゾールを内服することで、爪内部に潜む白癬菌に直接作用する治療薬です。
爪白癬は、爪の内部で白癬菌が増殖することで起こるため、テルビナフィンが体内で吸収された有効成分が白癬菌の増殖を抑えることで、爪の中で広がる感染に対して治療効果を発揮します。
作用機序(仕組み)
イトロタブの有効成分であるイトラコナゾールは、白癬菌をはじめとする真菌の細胞膜合成を阻害することで殺菌的に作用します。
作用する部位は、真菌の細胞膜の主要構成脂質であるエルゴステロールという生合成酵素(チトクロームP450)です。
イトラコナゾールは、エルゴステロールの前駆体であるラノステロール14α-デメチラーゼ(CYP51)という酵素の働きを阻害します。
この酵素は、ラノステロールからエルゴステロールへの変換に関与しています。
阻害作用によってエルゴステロール合成が停止し、真菌の細胞膜が構築されず、真菌の増殖や生存が困難になります。
真菌細胞は機能障害を起こし、最終的には死滅します。
イトロタブの副作用
イトロタブは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、腹痛や嘔気(吐き気)、消化不良などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 感染症 |
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鼻炎 |
| 過敏症 |
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血管浮腫 |
| 循環器 |
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不整脈 |
心室性期外収縮、房室ブロック、動悸、狭心症発作、徐脈、心電図異常、血管障害、血圧上昇、頻脈、高血圧、低血圧 |
| 消化器 |
腹痛、嘔気、便秘、下痢、嘔吐、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁 |
おくび、舌炎、口内炎、腹部腰背部痛 |
軟便、腹部不快感、口腔内痛、歯周炎、胃炎、胃十二指腸潰瘍 |
| 肝臓 |
肝機能異常、AST増加、ALT増加、LDH増加、γ-GTP増加、ALP増加 |
血中ビリルビン増加、LAP増加 |
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| 呼吸器 |
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咽喉頭疼痛、呼吸困難、咳嗽 |
| 皮膚 |
発疹、そう痒症 |
紅斑性発疹、脱毛、蕁麻疹、光線過敏性反応 |
白血球破砕性血管炎、湿疹、皮膚乾燥、皮膚腫脹 |
| 精神神経系 |
倦怠感 |
肩こり、不眠、めまい、頭痛、末梢神経障害 |
眠気、錯感覚、感覚鈍麻、不安、傾眠、発声障害、錯乱状態、振戦 |
| 腎臓 |
BUNの上昇 |
尿蛋白の陽性、尿糖の陽性、腎障害 |
頻尿、尿失禁、血尿、尿検査異常、尿円柱、尿量減少、腎機能検査値異常※1、腎尿細管障害 |
| 血液 |
好酸球増多、白血球減少、血小板減少 |
貧血 |
白血球増多、顆粒球減少、好中球減少 |
| 生殖器 |
|
|
月経異常、勃起不全 |
| その他 |
浮腫 |
発熱、ほてり、味覚異常、耳鳴、難聴 |
胸痛、血清病、視覚障害(霧視、複視を含む)、筋痛、関節痛、悪寒、異常感、無力症、腫脹、自傷、体重増加、高血糖、多汗症、顔面浮腫 |
| 臨床検査 |
トリグリセライドの上昇 |
血清尿酸上昇、血清カリウムの上昇、血中アミラーゼ増加、総蛋白増加、総コレステロール増加 |
血中リン増加、血中コレステロール減少、血中ナトリウム減少、CRP増加、CK増加 |
※1 尿中β2ミクログロブリン増加、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿中α1ミクログロブリン増加、尿検査異常
発現頻度は、内臓真菌症に対する臨床試験(注射剤を最大2週間投与後、カプセル剤を最大12週間投与)での安全性評価対象例51例(その内カプセル剤継続投与36例)および使用成績調査を含んでいます。
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- イトロタブの重大な副作用
- うっ血性心不全:頻度不明
- 肺水腫:頻度不明
- 肝障害:0.25%
- 胆汁うっ滞:頻度不明
- 黄疸:0.1%未満
- 中毒性表皮壊死融解症(TEN:Toxic Epidermal Necrolysis):頻度不明
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーヴンス・ジョンソン症候群):0.1%未満
- 剥脱性皮膚炎:頻度不明
- 多形紅斑:頻度不明
- ショック:頻度不明
- アナフィラキシー:頻度不明
- 間質性肺炎:頻度不明
- 低カリウム血症:0.1%未満
- 偽アルドステロン症:頻度不明
イトロタブの禁忌
イトロタブには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はイトロタブを服用できません。
- イトロタブの禁忌
- ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル、ニソルジピン、エルゴタミン・カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、スボレキサント、イブルチニブ、チカグレロル、ロミタピド、イバブラジン、ベネトクラクス(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩、フィネレノン、ボクロスポリン、イサブコナゾニウム硫酸塩、アリスキレン、ダビガトラン、リバーロキサバンを投与中の方
- 肝機能障害の方でコルヒチンを投与中の方
- 腎機能障害の方でコルヒチンを投与中の方
- イトラコナゾールに対して過敏症の既往歴のある方
- 重篤な肝疾患(既往歴を含む)のある方
- 妊婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
イトロタブの服用に注意が必要な方
イトロタブには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、イトロタブを服用する前に医師に相談してください。
- イトロタブの服用に注意が必要な方
- 薬物過敏症の既往歴のある方
- アレルギー(過敏症)の既往歴のある方(ただし、イトラコナゾールに対して過敏症の既往歴のある方は禁忌)
- うっ血性心不全の方(既往歴のある方を含む)
- 腎機能障害の方(ただし、腎機能障害の方でコルヒチンを投与中の方は禁忌)
- 肝機能障害の方(ただし、肝機能障害の方でコルヒチンを投与中の方は禁忌)
- 生殖能を有する方
- 授乳婦
- 小児
- 高齢者
イトロタブの併用禁忌薬
イトロタブには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とイトロタブは併用して服用できません。
- イトロタブの併用禁忌薬
- 統合失調症治療薬(抗精神病薬)
ピモジド(オーラップ等)
ブロナンセリン(ロナセン等)
ルラシドン(ラツーダ等)
- クラスIA抗不整脈薬
キニジン(キニジン等)
- 狭心症治療薬
ベプリジル(ベプリコール等)
- 精神疾患治療薬(精神安定薬、睡眠薬等)
トリアゾラム(ハルシオン等)
- HMG-CoA還元酵素阻害薬
シンバスタチン(リポバス等)
- 持続性Ca拮抗薬
アゼルニジピン(カルブロック等)
オルメサルタンメドキソミル・アゼルニジピン(レザルタス等)
ニソルジピン(バイミカード等)
- 頭痛治療薬
エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン等)
- 片頭痛治療薬
ジヒドロエルゴタミン(ジヒデルゴット、ヒポラール等)
- 子宮収縮止血薬
エルゴメトリン/メチルエルゴメトリン(パルタンM等)
- PDE5阻害薬
シルデナフィル(レバチオ等)
バルデナフィル(レビトラ等)
タダラフィル(アドシルカ等)
- 降圧薬(高血圧症治療薬)
エプレレノン(セララ等)
アリスキレン(ラジレス等)
- 不眠症治療薬
スボレキサント(ベルソムラ等)
- 抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)
イブルチニブ(イムブルビカ等)
ベネトクラクス(ベネクレクスタ等)
- 抗血小板薬
チカグレロル(ブリリンタ等)
- 高脂血症治療薬
ロミタピド(ジャクスタピッド等)
- 慢性心不全治療薬
イバブラジン(コララン等)
- がん悪液質治療薬(グレリン様作用薬)
アナモレリン塩酸塩(エドルミズ等)
- MR拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)
フィネレノン(ケレンディア等)
- 免疫抑制薬
ボクロスポリン(ルプキネス等)
- アゾール系抗真菌薬
イサブコナゾニウム硫酸塩/イサブコナゾール(クレセンバ等)
- 抗凝固薬(直接トロンビン阻害薬)
ダビガトラン(プラザキサ等)
- 抗凝固薬(直接第Xa因子阻害薬)
リバーロキサバン(イグザレルト等)
イトロタブの併用注意薬
イトロタブには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
イトロタブと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、イトロタブを服用する前に医師に相談してください。
- イトロタブの併用注意薬
- HMG-CoA還元酵素阻害薬
アトルバスタチン(リピトール等)
- ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬
ビンクリスチン(オンコビン等)
ビンブラスチン(エクザール等)
- 副腎皮質ホルモン薬
メチルプレドニゾロン(メドロール等)
デキサメタゾン(デカドロン等)
ブデソニド(ゼンタコート等)
- 痛風・家族性地中海熱治療薬
コルヒチン(コルヒチン等)
- クラスIA抗不整脈薬
ジソピラミド(リスモダン等)
- 抗けいれん薬
ミダゾラム(ブコラム等)
- 精神疾患治療薬(精神安定薬、睡眠薬等)
ブロチゾラム(レンドルミン等)
- 抗不安薬
アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス等)
- 統合失調症治療薬(抗精神病薬)
ハロペリドール(セレネース等)
アリピプラゾール(エビリファイ等)
ペロスピロン(ルーラン等)
クエチアピン(セロクエル、ビプレッソ等)
- 免疫抑制薬
シクロスポリン(ネオーラル等)
タクロリムス(プログラフ等)
- 抗悪性腫瘍薬
ドセタキセル(タキソテール、ワンタキソテール等)
エベロリムス(サーティカン、アフィニトール等)
テムシロリムス(トーリセル等)
ゲフィチニブ(イレッサ等)
ダサチニブ(スプリセル等)
エルロチニブ(タルセバ等)
ラパチニブ(タイケルブ等)
ボルテゾミブ(ベルケイド等)
イマチニブ(グリベック等)
スニチニブ(スーテント等)
ボスチニブ(ボシュリフ等)
カバジタキセル(ジェブタナ等)
セリチニブ(ジカディア等)
クリゾチニブ(ザーコリ等)
シロリムス(ラパリムス等)
パノビノスタット(ファリーダック等)
ポナチニブ(アイクルシグ等)
ルキソリチニブ(ジャカビ等)
アパルタミド(アーリーダ等)
トレチノイン(ベサノイド等)
ペミガチニブ(ペマジール等)
エヌトレクチニブ(ロズリートレク等)
アプレピタント(イメンド等)
アキシチニブ(インライタ等)
ベネトクラクス(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病)(ベネクレクスタ等)
イリノテカン(オニバイド、トポテシン等)
ニロチニブ(タシグナ等)
タラゾパリブ(ターゼナ等)
ブスルファン(ブスルフェクス、マブリン等)
- がん疼痛治療薬(鎮痛薬)
フェンタニル(アブストラル、ワンデュロ、イーフェンバッカル等)
オキシコドン(オキノーム等)
メサドン(メサペイン等)
- 鎮痛薬
ブプレノルフィン(レペタン等)
メロキシカム(モービック等)
- パーキンソン病治療薬(選択的MAO-B阻害薬)
セレギリン(エフピー等)
- アルツハイマー型認知症治療薬
ガランタミン(レミニール等)
- 利尿薬
トルバプタン(サムスカ等)
- 片頭痛治療薬
エレトリプタン(レルパックス等)
- 気管支拡張薬
サルメテロール(セレベント、アドエア等)
- 喘息治療薬
シクレソニド(オルベスコ等)
- 過活動膀胱治療薬
イミダフェナシン(ウリトス、ステーブラ等)
ソリフェナシン(ベシケア等)
トルテロジン(デトルシトール等)
オキシブチニン(ポラキス等)
フェソテロジン(トビエース等)
- 抗血小板薬
シロスタゾール(プレタール等)
- 高カルシウム血症治療薬
シナカルセト(レグパラ等)
- 抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)
エバスチン(エバステル等)
- HIVプロテアーゼ阻害薬(抗HIV薬)
ダルナビル(リトナビルとの併用時も含む)(シムツーザ、プリジスタ等)
- 抗ウイルス化学療法薬(抗HIV薬)
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩(ゲンボイヤ等)
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(スタリビルド等)
ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット(プレジコビックス等)
ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩(シムツーザ等)
エトラビリン(インテレンス等)
エファビレンツ(ストックリン等)
ネビラピン(ビラミューン等)
- 抗ウイルス化学療法薬(CCR5阻害薬)
マラビロク(シーエルセントリ等)
- 消化管運動改善薬
ドンペリドン(ナウゼリン等)
- 前立腺肥大症治療薬
シロドシン(ユリーフ等)
- 抗マラリア薬
キニーネ(塩酸キニーネ「ホエイ」等)
アルテメテル・ルメファントリン(リアメット等)
- 睡眠障害改善薬
ゾピクロン(アモバン等)
- 注意欠陥・多動性障害治療薬
グアンファシン(インチュニブ等)
- 子宮内膜症治療薬
ジエノゲスト(ディナゲスト等)
- PDE5阻害薬
シルデナフィル(バイアグラ等)
タダラフィル(シアリス、ザルティア等)
- 抗凝固薬
ワルファリン(ワーファリン等)
アピキサバン(エリキュース等)
エドキサバン(リクシアナ等)
- チトクロームP450(CYP)3A4誘導薬
ボセンタン(トラクリア等)
- チトクロームP450(CYP)3A4阻害薬
リトナビル(ノービア等)
ホスアンプレナビル(リトナビルとの併用時)(レクシヴァ等)
- 経口避妊薬
デソゲストレル・エチニルエストラジオール(マーベロン、ファボワール等)
- 狭心症治療薬
ニフェジピン(アダラート、セパミット等)
ジゴキシン(ラニラピッド等)
- 高血圧症治療薬
ニルバジピン(ニバジール等)
- Ca拮抗薬
フェロジピン(スプレンジール等)
ベラパミル(ワソラン等)
- 遅発性ジスキネジア治療薬(VMAT2阻害薬)
バルベナジン(ジスバル等)
- 止瀉薬
ロペラミド(ロペミン等)
- 抗菌薬(抗生物質)
クラリスロマイシン(クラシッド、クラリス等)
エリスロマイシン(エコリシン、エリスロシン等)
シプロフロキサシン(シプロキサン等)
- 抗てんかん薬
カルバマゼピン(テグレトール等)
フェノバルビタール(フェノバール、ルピアール等)
- 抗酸菌症治療薬
リファブチン(ミコブティン等)
リファンピシン(リファジン等)
- 抗けいれん薬
フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール等)
- 抗結核薬
イソニアジド(イスコチン等)
- H2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)
ファモチジン(ガスター等)
- プロトンポンプ阻害薬(胃酸抑制薬)
オメプラゾール(オメプラール等)
ランソプラゾール(タケプロン等)
ラベプラゾール(パリエット等)
エソメプラゾール(ネキシウム等)
ボノプラザンフマル酸塩(タケキャブ等)
- 制酸薬
乾燥水酸化アルミニウムゲル(アルミゲル等)
乾燥水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム(ディクアノン、マルファ等)
- sGC(可溶性グアニル酸シクラーゼ)刺激薬
リオシグアト(アデムパス等)
イトロタブの基本的な注意事項
イトロタブの服用前に肝疾患の既往歴や薬物過敏症、アレルギー既往歴などについて確認し、これらの現症または既往歴のある方は、服用の中止または慎重な服用を検討してください。
また、予めワルファリンを含む医薬品(ワーファリン等)の服用の有無を確認し、併用する場合は、プロトロンビン時間測定およびトロンボテストの回数を増やすなど慎重に服用してください。
副作用として、肝機能障害や胆汁うっ滞、黄疸が現れることがあるため、定期的に肝機能検査を行ってください。
また、低カリウム血症が現れることがあるため、定期的に血中電解質検査を行ってください。
内臓真菌症(深在性真菌症)を治療する目的でイトラコナゾール注射剤からイトロタブ400mg/日長期継続服用へ切り替えた場合は、高い血中濃度が持続するため、服用期間中は血液検査を定期的に行ってください。
爪白癬(パルス療法)を治療する目的でイトロタブを服用する場合は、イトロタブは服用終了後も爪甲中に長期間貯留するため、効果判定は爪の伸長期間を考慮して行ってください。
イトロタブの保管方法
イトロタブは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- イトロタブの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- カプセル剤を分割した状態で保管しないでください
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
イトロタブの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
イトロタブは、先発医薬品である「イトリゾール」のジェネリック医薬品であるため、イトリゾールの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 内臓真菌症(深在性真菌症)、深在性皮膚真菌症、表在性皮膚真菌症(爪白癬以外):国内臨床試験
- 爪白癬(パルス療法):国内第Ⅱ/Ⅲ相試験(R051211-CP-JPN-01)
内臓真菌症(深在性真菌症)、深在性皮膚真菌症、表在性皮膚真菌症(爪白癬以外):国内臨床試験
二重盲検比較試験を含む総計782例における臨床試験の概要は下記の通りです。
臨床試験の概要①
|
疾患名 |
臨床効果 |
有効率 |
| 内臓真菌症 |
カンジダ血症 |
5例/6例 |
83.3% |
| 内臓真菌症 |
肺カンジダ症 |
5例/5例 |
100.0% |
| 内臓真菌症 |
食道カンジダ症 |
11例/13例 |
84.6% |
| 内臓真菌症 |
尿路カンジダ症 |
7例/7例 |
100.0% |
| 内臓真菌症 |
肺アスペルギルス症 |
8例/9例 |
88.9% |
| 内臓真菌症 |
肺アスペルギローマ |
17例/30例 |
56.7% |
| 内臓真菌症 |
クリプトコックス髄膜炎 |
1例/2例 |
50.0% |
| 内臓真菌症 |
肺クリプトコックス症 |
1例/1例 |
100.0% |
| 深在性皮膚真菌症 |
スポロトリコーシス |
28例/32例 |
87.5% |
| 深在性皮膚真菌症 |
クロモミコーシス |
6例/10例 |
60.0% |
| 表在性皮膚真菌症 |
体部白癬 |
112例/125例 |
89.6% |
| 表在性皮膚真菌症 |
股部白癬 |
51例/57例 |
89.5% |
| 表在性皮膚真菌症 |
手白癬 |
23例/23例 |
100.0% |
| 表在性皮膚真菌症 |
足白癬 |
202例/250例 |
80.8% |
| 表在性皮膚真菌症 |
頭部白癬 |
11例/11例 |
100.0% |
| 表在性皮膚真菌症 |
ケルスス禿瘡 |
15例/17例 |
88.2% |
| 表在性皮膚真菌症 |
白癬性毛瘡 |
8例/8例 |
100.0% |
| 表在性皮膚真菌症 |
口腔カンジダ症 |
26例/29例 |
89.7% |
| 表在性皮膚真菌症 |
皮膚カンジダ症 |
44例/46例 |
95.7% |
| 表在性皮膚真菌症 |
爪カンジダ症 |
28例/32例 |
87.5% |
| 表在性皮膚真菌症 |
カンジダ性爪囲爪炎 |
18例/20例 |
90.0% |
| 表在性皮膚真菌症 |
カンジダ性毛瘡 |
4例/5例 |
80.0% |
| 表在性皮膚真菌症 |
慢性皮膚粘膜カンジダ症 |
5例/6例 |
83.3% |
| 表在性皮膚真菌症 |
癜風 |
25例/28例 |
89.3% |
| 表在性皮膚真菌症 |
マラセチア毛包炎 |
10例/10例 |
100.0% |
臨床試験の概要②
| 原因菌 |
真菌学的効果 |
菌陰性化率 |
| Candida albicans |
107例/115例 |
93.0% |
| C.glabrata |
3例/4例 |
75.0% |
| C.parapsilosis |
5例/5例 |
100.0% |
| Aspergillus fumigatus |
14例/16例 |
87.5% |
| A.niger |
2例/2例 |
100.0% |
| Cryptococcus neoformans |
2例/4例 |
50.0% |
| Sporothrix schencki |
27例/31例 |
87.1% |
| Fonsecaea pedrosoi |
5例/7例 |
71.4% |
| Trichophyton rubrum |
266例/301例 |
88.4% |
| T.mentagrophytes |
54例/61例 |
88.5% |
| Microsporum canis |
20例/21例 |
95.2% |
| M.gypseum |
3例/3例 |
100.0% |
| Epidermophyton floccosum |
3例/3例 |
100.0% |
| Malassezia furfur |
31例/34例 |
91.2% |
爪白癬(パルス療法):国内第Ⅱ/Ⅲ相試験(R051211-CP-JPN-01)
爪白癬患者を対象としたパルス療法(400mg/日3サイクル投与、200mg/日6サイクル投与、200mg/日3サイクル投与)を行った際の有効率は、それぞれ84.6%(44例/52例)、66.7%(34例/51例)、63.8%(30例/47例)であり、400mg/日3サイクル投与時の主要原因菌であるTrichophyton rubrumの真菌学的効果(菌陰性化率)は62.5%(15例/24例)でした。
安全性解析集団185例中、副作用(臨床検査値異常変動を含む)は25例(13.51%)62件に認められました。
主な副作用は、「ALT増加」9件(4.86%)、「AST増加」、「γ-GTP増加」各8件(4.32%)、「Al-P増加」、「LDH増加」各3件(1.62%)、「腹痛」、「ビリルビン値増加」、「鼓腸放屁」各2件(1.08%)などでした。