テルビナフィン
- 総称名
- テルビナフィン(英語表記:Terbinafine)
- 一般名
- テルビナフィン塩酸塩(英語表記:Terbinafine Hydrochloride)
- 化学式
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- C21H25N(テルビナフィン)
- C21H25N・HCl(テルビナフィン塩酸塩)
- 分子量
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- 291.43 g/mol(テルビナフィン)
- 327.89 g/mol(テルビナフィン塩酸塩)
- CAS登録番号
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- 91161-71-6(テルビナフィン)
- 78628-80-5(テルビナフィン塩酸塩)
テルビナフィン(Terbinafine)は、主に抗真菌薬として使用される医薬品の有効成分です。 深在性皮膚真菌症(白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、クロモミコーシスなど)や表在性皮膚真菌症(カンジダ症、足白癬や爪白癬など)の治療に効果があります。 アリルアミン系(非アゾール系)抗真菌薬の一種に分類されます。
テルビナフィンには、優れた抗真菌作用が認められています。 真菌の増殖を抑制したり、死滅させる作用を持ちます。 足白癬(いわゆる水虫)や爪白癬などに対して高い効果を発揮します。 テルビナフィン塩酸塩は、真菌細胞内のスクアレンエポキシダーゼを選択的に阻害し、スクアレンの蓄積並びにエルゴステロール含量の低下をもたらし、抗真菌作用を示します。 皮膚糸状菌に対しては低濃度で細胞膜構造を破壊し、殺真菌的に作用します。 また、C.albicans(カンジダ・アルビカンス)に対しては低濃度から部分的発育阻止効果を示し、高濃度では直接的細胞膜障害作用により抗真菌活性を現します。
テルビナフィン塩酸塩は、テルビナフィンと塩酸塩を結合させた形態です。 この形態は溶解性が高く、経口投与での吸収性が非常に高く、全身性、および局所の真菌症に対して非常に強力な治療効果を発揮します。 特に、爪白癬の治療では、内服薬タイプの治療薬が効果的です。
テルビナフィンを含む医薬品は、臨床試験で高い有効性が確認されています。 錠剤やクリーム剤、外用液として、アリルアミン系抗真菌薬の中では最も広く使用されています。 適切な用法・用量を守ることで、副作用を最小限に抑えつつ、真菌症の根治が期待さできます。