デノンシャンプーの概要
- デノンシャンプーの特徴
- デノンシャンプーは有効成分「ケトコナゾール」を含んだ、薬用シャンプータイプの抗真菌薬
- インドの製薬会社「ジードラッグス」が製造しているのニゾラールシャンプージェネリック医薬品
- 頭皮のべたつきやフケを解消できるため「脂漏性皮膚炎」の治療に最適
デノンシャンプーの現物サイズ
|
箱正面 |
チューブ正面 |
| 長辺 |
130.4mm |
119.2mm |
| 短辺 |
45.1mm |
55.9mm |
| 厚み |
36mm |
34.1mm |
| 重量 |
68.08g |
58.41g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
デノンシャンプーの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 適量 ケトコナゾールとして2% |
|---|
| 使用頻度 | 週1回~2回 |
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| 使用期間 | 約2週間~4週間 |
|---|
| 使用タイミング | 洗髪時 |
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| 食事の影響 | 薬用シャンプーのため、影響を受けない |
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| 留意点 | 目や粘膜への接触を避ける 症状が改善しても指示された期間は使用を継続する |
|---|
デノンシャンプーは、真菌が原因の皮膚疾患に対して効果を発揮する薬用シャンプーです。
通常は週1回~2回、洗髪時に使用します。
使用前には手指と患部を清潔に保つことが重要です。
- 使い方の手順
- 水またはぬるま湯で手指をよく洗う
- ぬるま湯で患部(頭皮など)を十分に濡らす
- 適量のデノンシャンプーを手に取る
- 手のひらまたは患部でよく泡立てる
- 患部に泡を広げてやさしく指で馴染ませる
- 約5分間有効成分が浸透するまで放置する
- 爪を立てずに、指の腹で軽くマッサージする
- ぬるま湯で泡が残らないようにしっかり洗い流す
食事による影響
デノンシャンプーは薬用シャンプーであり、皮膚に直接塗布するタイプの医薬品です。
内服薬(飲み薬)と異なり、消化器官を通過しないため、食事の内容やタイミングが効果に影響を与えることはありません。
したがって、食前食後を気にせず使用して問題ありません。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適量摂取であれば問題ないとされています。
デノンシャンプーは外用薬のため、体内に吸収される量が極めて少ない医薬品です。
そのため、通常のアルコール(お酒)が薬効に与える影響はほとんどありません。
ただし、アルコールによって免疫機能が低下したり、皮膚の血流が変化することがあるため、過度の飲酒は控えた方が望ましいでしょう。
デノンシャンプーの効果効能
- 適応症
デノンシャンプーは、白癬や癜風、脂漏性皮膚炎など、真菌が原因の皮膚疾患に幅広く対応する外用抗真菌薬です。
様々な真菌に有効であり、患部の周辺にも広めに塗布することで、皮膚の角質層に潜んだ真菌も逃さず、再発予防にも繋がります。
臨床試験では、癜風や脂漏性皮膚炎などで高い有効率が確認されており、様々な症状に安定した効果が期待できます。
特に、マラセチア菌が原因で引き起こされる脂漏性皮膚炎に対して高い治療効果があります。
デノンシャンプーで洗髪を行うことで頭皮のフケやかゆみ、ベタつきなどの症状が解消されます。
毛穴が清潔に保たれるため、育毛環境が整うことにより、抜け毛や薄毛といった頭皮トラブルを予防することもできます。
効果の目安
| 使用回数 |
効果が現れるまでの期間 |
| 週1回~2回 |
約2週間~4週間 |
デノンシャンプーは、白癬に限らず、癜風、脂漏性皮膚炎にも高い有効率が確認されており、信頼性の高い抗真菌薬と言えます。
作用機序(仕組み)
病原体である真菌の発育を阻害する働きがあり、白癬や癜風といった皮膚真菌症を改善します。
具体的には、真菌の細胞膜に不可欠なエルゴステロールの合成を阻害することで、抗真菌作用を示します。
これにより、真菌の成長や生存が妨げられ、感染部位での真菌の増殖が抑制されます。
- 作用機序
- デノンシャンプーで洗髪する
- 有効成分ケトコナゾールが頭皮表面に広がり、真菌が潜む角質層に浸透する
- 真菌の細胞膜に有効成分が到達する
- 細胞膜を構成するエルゴステロールという物質の合成に必要な酵素に作用する
- 酵素の阻害によってエルゴステロールの合成が阻害される
- 真菌の細胞膜が不安定になり、正常な代謝や増殖ができなくなる
- 真菌が増殖できずに死滅する
- 真菌の減少により皮膚真菌症の症状が徐々に収まり、改善する
最終的に真菌が死滅することで、炎症やかゆみなどの症状が緩和されます。
フケの発生を予防することができるため、抜け毛や薄毛の進行予防、育毛にも有効とされています。
また、真菌が除去されると皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)に伴い、患部の色素ムラも徐々に正常化されます。
デノンシャンプーの副作用
デノンシャンプーは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、皮膚のそう痒や発赤、刺激感などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
通常、デノンシャンプーの効果が切れるとともに副作用も消失します。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
デノンシャンプーの副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 皮膚 |
接触皮膚炎、そう痒、発赤、刺激感、紅斑、糜爛、皮膚剥脱 |
水疱、亀裂、疼痛、皮膚灼熱感、発疹、皮膚のべとつき感 |
蕁麻疹 |
| 全身障害・投与局所様態 |
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適用部位反応(乾燥、浮腫) |
適用部位反応(出血、不快感、炎症、錯感覚) |
| 免疫系障害 |
|
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過敏症 |
重大な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていません。
デノンシャンプーの禁忌
デノンシャンプーには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はデノンシャンプーを使用できません。
デノンシャンプーの使用に注意が必要な方
デノンシャンプーには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、デノンシャンプーを使用する前に医師に相談してください。
- デノンシャンプーの使用に注意が必要な方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
デノンシャンプーの併用禁忌薬
デノンシャンプーには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
デノンシャンプーの併用注意薬
デノンシャンプーには併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)も指定されていません。
デノンシャンプーの基本的な注意事項
デノンシャンプーは眼科用としては使用できないため、角膜や結膜には使用しないように注意してください。
誤って目に入った場合は、刺激感や異物感が現れることがあるため、すぐに流水で十分に洗い流してください。
皮膚が著しく糜爛状態になっている場合は、使用しないでください。
デノンシャンプーの保管方法
下記の要項を守って保管してください。
- デノンシャンプーの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
デノンシャンプーに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
デノンシャンプーの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
デノンシャンプーは、同一の有効成分を含む先発医薬品であるニゾラールクリームの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 白癬、皮膚カンジダ症、癜風:国内臨床試験
- 脂漏性皮膚炎:国内臨床試験
白癬、皮膚カンジダ症、癜風:国内臨床試験
白癬、皮膚カンジダ症、癜風(1日1回塗布)に対する比較試験を含む合計245例において、下記の臨床効果が示されています。
また、比較試験によりケトコナゾールの有用性が認められています。
疾患別の菌陰性化率と有効率
| 疾患名 |
菌陰性化率 (菌陰性化症例数/症例数) |
有効率 (有効以上症例数/症例数) |
| 足白癬 |
76.9% (70例/91例) |
71.4% (65例/91例) |
| 体部白癬 |
80.9% (38例/47例) |
80.9% (38例/47例) |
| 股部白癬 |
97.3% (36例/37例) |
94.6% (35例/37例) |
| カンジダ性間擦疹 |
93.8% (15例/16例) |
93.8% (15例/16例) |
| カンジダ性指間糜爛症 |
91.7% (11例/12例) |
91.7% (11例/12例) |
| 乳児寄生菌性紅斑 |
100% (8例/8例) |
100% (8例/8例) |
| 癜風 |
100% (34例/34例) |
97.1% (33例/34例) |
脂漏性皮膚炎:国内臨床試験
脂漏性皮膚炎(1日2回塗布)148例において、下記の臨床効果が示されています。
疾患別の菌陰性化率と改善率
| 疾患名 |
菌陰性化率 (菌陰性化症例数/症例数) |
改善率 (改善以上症例数/症例数) |
| 脂漏性皮膚炎 |
71.4% (15例/21例) |
79.1% (117例/148例) |