ベトノベートGMの概要
- ベトノベートGMの特徴
- ステロイド・抗生物質・抗真菌薬の3成分を配合した外用クリーム
- 細菌と真菌の混合感染を伴う皮膚炎に幅広く対応できる
- 赤み・かゆみ・腫れなどの炎症症状を抑えながら感染症状にも効果が現れる
| 商品名 |
ベトノベートGM(BETNOVATE-GM) |
| 内容量 |
1箱1本(ベタメタゾン0.1%+ゲンタマイシン0.1%+ミコナゾール2%×20g×1本) |
| 有効成分 |
ミコナゾール(Miconazole) ゲンタマイシン(Gentamicin) |
| 医薬品分類 |
先発医薬品
|
| 薬効分類 |
合成副腎皮質ステロイド外用薬 |
| 適応症 |
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む) 皮膚?痒症 痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む) 虫さされ 乾癬 掌蹠膿疱症 扁平苔癬 光沢苔癬 毛孔性紅色粃糠疹 ジベルバラ色粃糠疹 紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑) 紅皮症(悪性リンパ腫による紅皮症を含む) 慢性円板状エリテマトーデス 薬疹・中毒疹 円形脱毛症(悪性を含む) 熱傷(瘢痕、ケロイドを含む) 凍瘡 天疱瘡群 ジューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡を含む) 痔核 鼓室形成手術・内耳開窓術・中耳根治手術の術創 白癬:体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)、足部白癬(汗疱状白癬) カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症 癜風 表在性皮膚感染症 慢性膿皮症 びらん・潰瘍の二次感染 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
グラクソ・スミスクライン(GSK plc.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後14日~28日前後で到着 |
ベトノベートGMの現物サイズ
|
箱正面 |
チューブ正面 |
| 長辺 |
130.6mm |
123.4mm |
| 短辺 |
28.8mm |
29.8mm |
| 厚み |
20.4mm |
18.8mm |
| 重量 |
28g |
23.32g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
ベトノベートGMの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 適量 |
|---|
| 使用回数 | 1日2回 |
|---|
| 使用期間 | 7日 |
|---|
| 使用タイミング | 指定なし |
|---|
ベトノベートGMは、細菌や真菌(カビ)による感染を伴う皮膚炎に使用される外用クリームです。
1日2回を目安に、適量を手に取り、患部に薄くのばしてやさしくなじませてください。
使用する量は、患部全体を覆える程度の必要最小限にとどめることが大切です。
塗りすぎると副作用のリスクが高まる可能性があるため注意しましょう。
また、顔や陰部など皮膚が薄い部位は薬剤が吸収されやすいため、使用する際は特に慎重に塗布してください。
目の周囲への使用は避け、誤って目に入らないように注意しましょう。
使用期間の目安は最長7日間です。
7日間使用しても改善がみられない場合や、症状が悪化する場合は使用を中止し、医療機関へ相談してください。
さらに、塗布後に包帯やラップなどで患部を密封すると薬剤が吸収されやすくなり、副作用が起こる可能性が高まります。
密封状態にする使用方法は避けてください。
食事による影響
ベトノベートGMは皮膚に塗布して使用する外用薬のため、食事の影響を受けにくいとされています。
食事のタイミングを気にする必要はなく、症状に合わせて使用できます。
アルコール(お酒)による影響
ベトノベートGMは外用薬であり、アルコールによる直接的な影響は少ないとされています。
ただし、飲酒によって体調が崩れたり免疫力が低下すると、皮膚症状が悪化する可能性があります。
皮膚の炎症やかゆみが強い場合は、過度な飲酒を控え、肌の状態を整えることが大切です。
ベトノベートGMの効果効能
- 適応症
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)
皮膚?痒症
痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)
虫さされ
乾癬
掌蹠膿疱症
扁平苔癬
光沢苔癬
毛孔性紅色粃糠疹
ジベルバラ色粃糠疹
紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)
紅皮症(悪性リンパ腫による紅皮症を含む)
慢性円板状エリテマトーデス
薬疹・中毒疹
円形脱毛症(悪性を含む)
熱傷(瘢痕、ケロイドを含む)
凍瘡
天疱瘡群
ジューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡を含む)
痔核
鼓室形成手術・内耳開窓術・中耳根治手術の術創
白癬:体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)、足部白癬(汗疱状白癬)
カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症
癜風
表在性皮膚感染症
慢性膿皮症
びらん・潰瘍の二次感染
ベトノベートGMは、細菌と真菌の混合感染を伴う炎症性皮膚疾患に使用される外用クリームです。
湿疹や皮膚炎を掻き壊して化膿している状態など、赤みやかゆみに加えて感染がみられる症状に効果が現れます。
ステロイド・抗生物質・抗真菌薬の3成分を配合しているため、炎症の抑制と感染治療を同時に行える点が特徴です。
細菌と真菌が混在する皮膚トラブルに幅広く対応します。
作用機序(仕組み)
本剤には、ベタメタゾン吉草酸エステル、ゲンタマイシン硫酸塩、ミコナゾール硝酸塩の3つの有効成分が含まれています。
それぞれが異なる仕組みで作用し、症状の改善に働きます。
ベタメタゾンは外用ステロイド成分で、炎症やアレルギー反応に関わる物質の産生を抑えることで、赤みや腫れ、かゆみを鎮める作用が現れます。
ゲンタマイシンはアミノグリコシド系抗生物質で、細菌のタンパク質合成を阻害し、増殖を抑制することで殺菌効果を発揮します。
化膿を伴う皮膚感染の改善に役立ちます。
ミコナゾールは抗真菌薬で、真菌の細胞膜に作用し、その構造を障害することで発育を抑えます。
白癬菌やカンジダなどの真菌に対して抗真菌作用が現れます。
これら3成分が相互に作用することで、炎症の鎮静と感染の抑制を同時に行い、皮膚症状の改善へと導きます。
ベトノベートGMの副作用
ベトノベートGMは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、刺激感(ヒリヒリする・しみる)、かゆみ、発赤、かぶれなどとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
ベトノベートGMの副作用
| 関係部位 |
主な症状 |
| 塗布部位 |
刺激感(しみる・ヒリヒリする・熱感)、発赤、紅斑、かゆみ、かぶれ、乾燥、フケ、皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、湿疹の悪化 |
| 皮膚 |
皮膚がうすくなる(皮膚萎縮)、しわ、皮膚の乾燥、皮膚線条、毛細血管が目立つ、色素の変化、多毛、脱毛、毛のもろさ(毛が切れやすい) |
| 感染 |
日和見感染(抵抗力が下がって別の感染症が出やすくなる) |
| 免疫系 |
アレルギー反応、血管性浮腫(顔やまぶたの急な腫れ)、まれにアナフィラキシーショック |
| 眼 |
ぼやけ、視界のかすみ、まれに眼圧上昇、緑内障、白内障 |
| 全身 |
長期間または広範囲に使用した場合、むくみ、体重増加、血糖値上昇、高血圧、骨が弱くなる、月経異常、成長の遅れ(小児)、クッシング様症状 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
- ベトノベートGMの重大な副作用
- アナフィラキシーショック
- 血管性浮腫(顔やまぶたなどが急に腫れる)
- 眼圧上昇や緑内障、白内障(視界のかすみ、ぼやけなど)
- クッシング様症状(長期間または広範囲に使用した場合)
- HPA軸抑制(長期間または広範囲に使用した場合)
ベトノベートGMの禁忌
ベトノベートGMには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はベトノベートGMを使用できません。
- ベトノベートGMの禁忌
- ベトノベートGMの成分に対してアレルギー症状を起こしたことがある方
- 2歳未満の小児
- 酒さ、にきび、口囲皮膚炎がある方
- 炎症のないかゆみ、肛囲・外陰部掻痒がある方
- 真菌や細菌による一次感染症がある方
- ウイルスによる皮膚感染症がある方(ヘルペス、帯状疱疹、みずいぼなど)
- 鼓膜穿孔を伴う外耳道炎がある方
ベトノベートGMの使用に注意が必要な方
ベトノベートGMには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ベトノベートGMを使用する前に医師に相談してください。
- ベトノベートGMの使用に注意が必要な方
- 2歳以上12歳未満の小児
- 高齢者
- 腎臓の病気がある方
- 聴力障害や耳の病気がある方
- 顔や目の周りに症状がある方
- 糖尿病の方
- 皮膚が薄く弱い部位に症状がある方
- 妊娠中または妊娠している可能性がある方
- 授乳中の方
- 他の医薬品を使用中の方
ベトノベートGMの併用禁忌薬
ベトノベートGMには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ベトノベートGMの併用注意薬
ベトノベートGMには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ベトノベートGMと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して使用する場合は、注意しながら使用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を使用している場合は、ベトノベートGMを使用する前に医師に相談してください。
- ベトノベートGMの併用注意薬
- CYP3A4阻害薬(リトナビル、イトラコナゾールなど)
- アミノグリコシド系抗菌薬(アミカシンなど)
- 非脱分極性筋弛緩薬(ベクロニウムなど)
- ワルファリン
ベトノベートGMの基本的な注意事項
ベトノベートGMは、ステロイド・抗生物質・抗真菌薬の3成分を配合した外用薬です。
炎症を抑える効果が期待できる一方で、使用方法を誤ると副作用や症状悪化につながる可能性があります。
使用する際は、患部に薄くのばして塗布し、必要最小限の量にとどめてください。
広範囲への使用や長期間の使用は、成分が体内に吸収されやすくなり、副作用が現れやすくなるため注意が必要です。
また、包帯やラップなどで患部を覆い密封状態にすると、薬剤の吸収が増え副作用のリスクが高まる可能性があります。
密封して使用する方法は避けましょう。
顔や陰部、皮膚が薄い部位は刺激が出やすく、皮膚がうすくなるなどの症状が現れる場合があります。
これらの部位に使用する場合は特に慎重に使用してください。
目の周囲への塗布は避けてください。
まれに眼圧上昇や視界のぼやけなどの症状が現れる可能性があるため、目に入らないよう注意が必要です。
使用期間の目安は最長7日間です。
使用しても改善がみられない場合や悪化する場合は、使用を中止して医療機関へ相談してください。
塗布後に赤み、かゆみ、ヒリヒリ感などが強く現れた場合は、かぶれやアレルギー反応の可能性があります。
無理に使用を続けず、速やかに使用を中止してください。
ベトノベートGMの保管方法
ベトノベートGMは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ベトノベートGMの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
ベトノベートGMに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ベトノベートGMの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
本剤を対象とした臨床試験データは見つかりませんでした。
- パントテン酸の副作用