リベルサスの概要
- リベルサスの特徴
- 注射なしで使える、飲むタイプのGLP-1受容体作動薬で医療ダイエットにも対応
- 食欲を自然に抑え、血糖値を安定させながら無理なく減量をサポート
- 低血糖のリスクが少なく、2型糖尿病や肥満症の治療に幅広く活用可能
| 商品名 |
リベルサス® 3mg(RYBELSUS® 3mg) |
リベルサス® 7mg(RYBELSUS® 7mg) |
リベルサス® 14mg(RYBELSUS® 14mg) |
| 内容量 |
1箱10錠(3mg×10錠×1シート) |
1箱10錠(7mg×10錠×1シート) |
1箱10錠(14mg×10錠×1シート) |
| 有効成分 |
セマグルチド(遺伝子組換え)(Semaglutide) |
| 医薬品分類 |
先発医薬品
|
| 薬効分類 |
2型糖尿病治療薬 |
| 適応症 |
2型糖尿病 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
ノボノルディスクファーマ(Novo Nordisk Pharma Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
リベルサスの現物サイズ
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
149.3mm |
140mm |
13.6mm |
| 短辺 |
77.7mm |
71.2mm |
7.5mm |
| 厚み |
36.7mm |
7.1mm |
5.9mm |
| 重量 |
50g |
7.33g |
0.4g |
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
148.1mm |
140mm |
13.6mm |
| 短辺 |
76.7mm |
70.8mm |
7.5mm |
| 厚み |
38mm |
6.9mm |
5.9mm |
| 重量 |
50.05g |
7.37g |
0.39g |
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
148.1mm |
140.1mm |
13.6mm |
| 短辺 |
77.3mm |
71.1mm |
7.5mm |
| 厚み |
38mm |
6.8mm |
6mm |
| 重量 |
49.81g |
7.49g |
0.43g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
SP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
リベルサスの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 初期:3mg錠を1錠(4週間以上) 維持:7mg錠を1錠 増量:14mgまで増量可能 |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 |
|---|
| 服用間隔 | 24時間以上空ける |
|---|
| 服用タイミング | 起床後すぐに服用 |
|---|
| 食事の影響 | 食事の影響を受けやすい |
|---|
| 留意点 | ・120mL以下の水で服用 ・服用後30分は飲食、他の薬剤を避ける ・錠剤は噛まずにそのまま服用(割らない・砕かない) |
|---|
リベルサスは、体にやさしく作用するGLP-1受容体作動薬で、3mg・7mg・14mgの3種類の錠剤があります。
通常は3mgからスタートし、効果と体の反応を見ながら段階的に増量していきます。
まずは1日1回、空腹の状態で3mg錠を服用し、少なくとも4週間続けた後、維持用量である7mg錠へ切り替えます。
効果が不十分な場合は、14mg錠への増量が可能です。
錠剤は割ったりせずに服用し、服用後は少なくとも30分間は飲食や他の薬剤の服用は避けるようにしてください。
万が一飲み忘れた場合は、気づいたその日は服用せず、翌日から再開してください。
食事による影響
リベルサスは胃の内容物の影響を受けやすいため、空腹時に服用することが推奨されます。
また、服用前後には特別な注意が必要です。
服用は毎朝の起床後すぐ、食事・水分摂取よりも前に、120mL以下の少量の水で1錠をそのまま服用してください。
牛乳、ジュース、コーヒーなどと一緒に飲むと、リベルサスの成分が吸収されにくくなってしまう可能性があるため、水以外の飲料では服用しないようにしてください。
アルコール(お酒)による影響
リベルサスとアルコールとの直接的な相互作用は大きく報告されていませんが、いくつかの注意点があります。
- アルコール摂取の注意点
- 低血糖リスクの増加
リベルサス単体では低血糖を起こしにくい薬ですが、糖尿病治療中の方が他の血糖降下薬やインスリンと併用している場合、アルコールの摂取により低血糖を起こすリスクが高まります。特に空腹時や運動後の飲酒は注意が必要です。
- 胃腸症状の悪化
リベルサスは、胃の排出速度を遅らせる作用があります。
そこにアルコールが加わると、胃の不快感、吐き気、胃もたれなどの消化器症状が悪化する可能性があります。
- ダイエット効果の妨げ
医療ダイエット目的でリベルサスを服用している場合、アルコールは高カロリーで食欲を刺激しやすく、減量効果を妨げる原因になります。
以上の理由からリベルサス服用中、治療開始初期は、基本的にアルコールを控えることをおすすめします。
リベルサスの効果効能
- 適応症
リベルサスの主成分であるセマグルチドは、体内のGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)という消化管ホルモンと似た働きを持ち、血糖値の調整と食欲のコントロールに貢献します。
GLP-1は、食事によって血糖値が上昇したときに小腸から分泌され、膵臓や脳に作用して血糖を調整します。
セマグルチドはこのGLP-1と同様に、膵臓にあるGLP-1受容体に結合し、自然な血糖コントロール機能を高めることで、2型糖尿病の治療や体重管理に役立ちます。
この受容体が活性化されると、下記のような3つの作用が得られます。
- 主な作用
- 食後に上がった血糖値を感知して、インスリンの分泌を促し、同時にグルカゴンの分泌を抑制
- 胃腸の動きをゆるやかにし、食物の移動速度を遅らせることで満腹感を持続
- 脳の視床下部に働きかけて摂食中枢にブレーキをかけ、自然に食欲を抑える
これらの作用により、食後の急激な血糖値の上昇を防ぎながら、空腹感を和らげ、過食の抑制へとつながります。
また、セマグルチドは血糖値が高いときにのみインスリン分泌を促進するため、従来の糖尿病治療薬に比べて低血糖のリスクが低く、安全性の高い薬剤とされています。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 服用開始から数日~2週間で血糖値への作用が徐々に現れる |
|---|
| 効果のピーク | 3~4週間で定常状態に達し、血糖コントロールや食欲抑制が安定 |
|---|
| 効果の持続時間 | 1日1回の服用で24時間以上作用が持続(定期服用により効果を維持) |
|---|
作用機序(仕組み)
本剤は、ヒトGLP-1を模倣したアナログ製剤であり、GLP-1受容体に選択的に結合することにより作用します。
この受容体が活性化されることで細胞内のcAMP量が増加し、血糖値の調節やインスリン分泌に関与する反応が促進されます。
また、セマグルチドはアルブミンと結合する性質を持ち、これにより体内での分解や腎臓からの排出が遅くなり、薬剤の持続性が高まります。
さらに、アミノ酸の一部が置き換えられていることで、通常GLP-1を分解するDPP-4酵素に対して分解されにくくなっており、長時間にわたる効果が維持されるのが特徴です。
リベルサスの副作用
リベルサスは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、悪心、下痢、便秘、食欲減退などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
副作用
| 部位 |
5%以上 |
1%~5%未満 |
0.5%~1%未満 |
頻度不明 |
| 免疫系障害 |
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過敏症(発疹、じん麻疹等) |
| 代謝及び栄養障害 |
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食欲減退 |
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| 神経系障害 |
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頭痛 |
浮動性めまい、味覚異常 |
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| 眼障害 |
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糖尿病網膜症 |
|
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| 心臓障害 |
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心拍数増加※1 |
| 胃腸障害 |
悪心、下痢 |
便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛、消化不良、上腹部痛、腹部膨満、胃食道逆流性疾患 |
鼓腸、胃炎、おくび |
胃排出遅延 |
| 肝胆道系障害 |
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胆石症 |
| 全身障害及び投与部位状態 |
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疲労、無力症 |
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| 臨床検査※2 |
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リパーゼ増加 |
体重減少、血中クレアチニンホスホキナーゼ増加、アミラーゼ増加 |
|
※1 心拍数の増加が持続的にみられた場合には患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと
※2 これらの臨床検査値の変動に関連した症状は認められなかった
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- リベルサスの重大な副作用
- 低血糖(頻度不明)
- 急性膵炎(0.1%)
- 胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸(いずれも頻度不明)
低血糖(頻度不明)について
リベルサスは単独使用では低血糖を起こしにくい薬ですが、インスリン製剤やスルホニルウレア系薬剤(SU剤)などと併用する場合、重度の低血糖を引き起こす可能性があります。
主な症状には下記のようなものがあり、いずれも急激に現れることがあります。
- ふるえ、動悸、冷汗、顔面蒼白
- 強い空腹感、脱力感、倦怠感
- 頭痛、めまい、視界のぼやけ
- 吐き気や意識が遠のくような感覚
このような症状が現れた場合は、すぐに糖分(ブドウ糖や砂糖など)を摂取することが重要です。なお、α-グルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース、アカルボースなど)を併用している場合は、「砂糖」ではなく「ブドウ糖」の摂取が必要です。
症状が重い、または繰り返す場合は、リベルサスや併用薬の用量を見直す必要がありますので、医師にすぐ相談してください。
急性膵炎(0.1%)について
リベルサスの使用により、急性膵炎がまれに発症することがあります。特に注意すべき症状は下記の通りです。
- 突然あらわれる激しい腹痛(特にみぞおち~背中にかけて)
- 吐き気や繰り返す嘔吐を伴う場合
- 食後や横になると悪化する腹部不快感
こうした症状が現れた際は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。急性膵炎と診断された場合、その後リベルサスの再開は行わないことが原則です。
リベルサスの禁忌
リベルサスには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はリベルサスを服用できません。
- リベルサスの禁忌
- セマグルチドの成分に対し過敏症の既往歴のある方
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
※インスリン製剤による速やかな治療が必須となるので、リベルサスを服用すべきでない。
- 重症感染症、手術等の緊急の場合
※インスリン製剤による血糖管理が望まれるので、リベルサスの服用は適さない。
リベルサスの服用に注意が必要な方
リベルサスには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、リベルサスを服用する前に医師に相談してください。
- リベルサスの服用に注意が必要な方
- 膵炎の既往歴のある方
- 重度胃不全麻痺等、重度の胃腸障害のある方
- 低血糖を起こすおそれがある下記に該当する方
・脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
・栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
・激しい筋肉運動
・過度のアルコール摂取者
- 胃摘出術を受けた方
- 生殖能を有する方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
リベルサスの併用禁忌薬
リベルサスには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていせん。
リベルサスの併用注意薬
リベルサスには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
リベルサスと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、リベルサスを服用する前に医師に相談してください。
- リベルサスの併用注意薬
- ビグアナイド系薬剤
- スルホニルウレア剤
- 速効型インスリン分泌促進剤
- α-グルコシダーゼ阻害剤
- チアゾリジン系薬剤
- DPP-4阻害剤
- SGLT2阻害剤
- インスリン製剤 など
- レボチロキシン製剤(甲状腺ホルモン剤)
リベルサスの基本的な注意事項
定期的な検査が必要
服用中は血糖値や尿糖を定期的にチェックし、薬の効果を確認します。
通常、3か月~4か月使用しても十分な効果が得られない場合は、より適した治療法への変更を検討する必要があります。
効果が長く持続する可能性あり
リベルサスは体内から排出されるのに時間がかかるため、中止後もしばらく作用が残る可能性があります。
血糖値の変動や副作用への注意が特に重要です。
低血糖への備え
リベルサスは低血糖を起こしにくい薬ですが、併用薬や個人差によっては症状が現れる場合があります。めまい・動悸・冷や汗などの低血糖症状と、その対処法(糖分の摂取など)について、あらかじめ患者にしっかり説明しておくことが大切です。
高所作業・運転には注意
低血糖の影響で集中力が低下するおそれがあるため、自動車運転や危険を伴う作業を行う方には慎重に使用するよう配慮してください。
糖尿病網膜症の悪化に注意
急速な血糖コントロールの改善により、隠れていた糖尿病網膜症が悪化または顕在化することがあります。
症状の変化に注意が必要です。
急性膵炎のリスク
吐き気や激しい腹痛など、急性膵炎を疑う初期症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、速やかに医師の診察を受けてください。
消化器症状にも警戒
胃腸障害が出現した場合は、急性膵炎の可能性も視野に入れ、画像検査などによる精密な診断を検討するなど慎重に対応してください。
脱水と腎障害のリスク
下痢や嘔吐が続くと脱水状態に陥り、重症化すれば急性腎障害につながるおそれがあります。
水分バランスや腎機能に注意を払ってください。
甲状腺への影響の可能性
投与中は、甲状腺に関する異常(首の腫れ、声のかすれなど)がないかを確認し、異常が見られた場合には専門医の受診をすすめてください。
胆道系の副作用に注意
胆石や胆のう・胆管の炎症、胆汁うっ滞による黄疸などが報告されています。
腹痛や消化不良などの症状があれば、早期に検査を行い、必要に応じて適切な対応を行います。
セマグルチド製剤との併用禁止
リベルサスにはセマグルチド(遺伝子組換え)が含まれており、ウゴービなど他のセマグルチド含有薬とは併用できません。
DPP-4阻害薬との併用に関するデータなし
リベルサスとDPP-4阻害薬はどちらもGLP-1受容体を介して作用しますが、併用時の有効性や安全性についての臨床試験データは存在しません。
原則として併用は推奨されません。
リベルサスの保管方法
リベルサスは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- リベルサスの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
リベルサスに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
リベルサスの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
- 単独療法:プラセボ対照二重盲検、実薬対照非盲検比較試験(第 II/III 相国内試験)
- 単独療法:プラセボ対照二重盲検比較試験(第 III 相国際共同試験)
- 併用療法:メトホルミンのみ又はメトホルミンとスルホニルウレア剤の両剤との併用、実薬対照二重盲検比較試験(第III 相国際共同試験)
- 併用療法:メトホルミンのみ又はメトホルミンと SGLT2 阻害剤の両剤との併用、実薬及びプラセボ対照二重盲検比較試験(第 III 相国際共同試験)
- 併用療法:インスリンとの併用又はインスリンとメトホルミンとの併用、プラセボ対照二重盲検比較試験(第 III 相国際共同試験)
- 非盲検長期(52 週間)有効性及び安全性試験(第 III 相国内試験)
単独療法:プラセボ対照二重盲検、実薬対照非盲検比較試験(第 II/III 相国内試験)
日本人2型糖尿病患者243例を対象に、経口投与で本剤(3mg、7mg、14mg)またはリラグルチド0.9mg、もしくはプラセボを1日1回52週間実施。投与前に経口糖尿病薬の休薬を行った。服用は朝食30分前、水とともに行われた。
下記は、HbA1cの26週後の変化を示す。
HbA1cに関する26週の変化
| HbA1c (%) |
本剤 3mg |
本剤 7mg |
本剤 14mg |
リラグルチド 0.9mg |
プラセボ |
| ベースラインa |
8.1±0.8 (49) |
8.3±1.0 (48) |
8.0±0.9 (48) |
8.3±0.8 (48) |
8.3±1.1 (49) |
| 26週までの変化量a |
-1.1±0.8 (43) |
-1.2±0.8 (43) |
-1.7±0.8 (44) |
-1.4±1.1 (45) |
-0.2±0.7 (41) |
群差(本剤-リラグルチド 0.9mg)b [95%信頼区間] |
0.3 [-0.0 ; 0.6] |
-0.1 [-0.4 ; -0.2] |
-0.3 [-0.6 ; -0.0] |
- |
- |
群差(本剤-プラセボ)b [95%信頼区間] |
-1.1 [-1.4 ; -0.8] |
-1.2 [-1.7 ; -0.6] |
-1.7 [-2.0 ; -1.4] |
- |
- |
a:平均±標準偏差(症例数)、b:各群の差は繰り返し測定に対する混合モデルを用いて推定した。
追加の糖尿病薬を使用することなく治験薬投与下で得られた観測値に基づく。
単独療法:プラセボ対照二重盲検比較試験(第 III 相国際共同試験)
食事療法および運動療法で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者703例を対象に、本剤(3mg、7mg、14mg)またはプラセボを1日1回経口投与し、26週間観察。主要評価項目であるHbA1cの26週後の変化量において、本剤はいずれもプラセボに対して有意な改善効果を示した。
HbA1cに関する26週の変化(第III相 国際共同試験)
| HbA1c(%) |
本剤 3mg |
本剤 7mg |
本剤 14mg |
プラセボ |
| ベースラインa |
7.9 ± 0.7 (175) |
8.0 ± 0.6 (175) |
8.0 ± 0.7 (175) |
7.9 ± 0.7 (178) |
| 26週までの変化量a |
-0.9 ± 1.2 (167) |
-1.3 ± 1.0 (160) |
-1.5 ± 1.0 (160) |
-0.3 ± 1.2 (168) |
群差(本剤-プラセボ)b [95%信頼区間] |
-0.6 [-0.8, -0.4] |
-0.9 [-1.1, -0.6] |
-1.1 [-1.3, -0.9] |
- |
治験薬の投与が早期に中止された場合や、追加の糖尿病治療薬が使用された場合を含めたすべての観測値に基づく。
a:平均値±標準偏差(症例数)で表示。
b:群間の差は、HbA1cの欠測データを多重補完法で補完した後、共分散分析(ANCOVA)により推定した。
併用療法:メトホルミンのみ又はメトホルミンとスルホニルウレア剤の両剤との併用、実薬対照二重盲検比較試験(第III 相国際共同試験)
2型糖尿病患者1864例を対象に、本剤(3mg、7mg、14mg)またはシタグリプチン100mgをメトホルミン単剤またはメトホルミン+スルホニルウレアとの併用で26週間または78週間投与。
主要評価項目のHbA1cは、シタグリプチンに対して本剤7mgおよび14mg群で非劣性が検証された。
HbA1cに関する26週の変化(併用療法 第III相 国際共同試験)
| HbA1c(%) |
本剤 3mg |
本剤 7mg |
本剤 14mg |
シタグリプチン 100mg |
| ベースラインa |
8.3 ± 1.0 (466) |
8.4 ± 1.0 (465) |
8.3 ± 0.9 (465) |
8.3 ± 0.9 (467) |
| 26週までの変化量a |
-0.6 ± 1.0 (435) |
-1.1 ± 1.1 (438) |
-1.3 ± 1.0 (436) |
-0.8 ± 0.9 (446) |
群差(本剤-シタグリプチン)b [95%信頼区間] |
0.2 [-0.1, -0.3] |
-0.2 [-0.4, 0.1] |
-0.5 [-0.6, -0.4] |
- |
治験薬の投与中止や追加の糖尿病治療薬の使用の有無にかかわらず、得られた観測データに基づく。
a:平均±標準偏差(症例数)で表示。
b:HbA1cの欠測値は多重補完法により補完され、補完後のデータに対して共分散分析(ANCOVA)を用いて群間差を推定した。本剤群に対しては、補完値に0.3%(非劣性マージン)が加算された。
HbA1cに関する78週の変化(日本人、メトホルミン単剤との併用)
| HbA1c(%) |
本剤 3mg |
本剤 7mg |
本剤 14mg |
シタグリプチン 100mg |
| ベースラインa |
8.0 ± 1.0 (40) |
8.2 ± 0.9 (40) |
8.1 ± 0.8 (39) |
8.0 ± 0.8 (40) |
| 78週までの変化量a |
-0.7 ± 0.9 (38) |
-2.1 ± 1.0 (39) |
-1.5 ± 0.9 (37) |
-0.8 ± 0.9 (39) |
群差(本剤-シタグリプチン)b [95%信頼区間] |
0.1 [-0.2, 0.5] |
-0.2 [-0.6, -0.1] |
-0.6 [-1.0, -0.2] |
- |
治験薬の早期中止や追加の糖尿病治療薬の使用の有無にかかわらず、得られた観測データに基づく。
a:平均±標準偏差(症例数)で表示。
b:HbA1cの欠測値は多重補完法により補完し、補完後のデータに対して共分散分析(ANCOVA)を用いて群間差を推定した。
併用療法:メトホルミンのみ又はメトホルミンと SGLT2 阻害剤の両剤との併用、実薬及びプラセボ対照二重盲検比較試験(第 III 相国際共同試験)
2型糖尿病患者711例を対象に、メトホルミン単剤またはメトホルミン+SGLT2阻害剤併用下で、本剤14mg、リラグルチド1.8mg、またはプラセボを52週間投与。主要評価項目であるHbA1cの変化量において、本剤はプラセボに対して有意差(p<0.0001)、リラグルチドに対して非劣性(非劣性マージン0.4%)を示した。
HbA1cに関する26週の変化(メトホルミン±SGLT2阻害剤併用試験)
| HbA1c(%) |
本剤 14mg |
リラグルチド 1.8mg |
プラセボ |
| ベースラインa |
8.0 ± 0.7 (285) |
8.0 ± 0.7 (284) |
7.9 ± 0.7 (142) |
| 26週までの変化量a |
-1.2 ± 0.9 (278) |
-1.1 ± 0.9 (272) |
-0.1 ± 0.7 (134) |
群差(本剤-リラグルチド 1.8mg)b [95%信頼区間] |
-0.1 [-0.3, 0.0] |
- |
- |
群差(本剤-プラセボ)b [95%信頼区間] |
-1.1 [-1.2, -0.9] |
- |
- |
治験薬の早期中止や追加の糖尿病治療薬の使用の有無にかかわらず、得られた観測データに基づく。
a:平均±標準偏差(症例数)で表示。
b:HbA1cの欠測値は多重補完法により補完し、補完後のデータに対して共分散分析(ANCOVA)を用いて群間差を推定した。
非劣性解析においては、本剤群の補完値にのみ0.4%(非劣性マージン)が加算された。
併用療法:インスリンとの併用又はインスリンとメトホルミンとの併用、プラセボ対照二重盲検比較試験(第 III 相国際共同試験)
2型糖尿病患者731例を対象に、インスリン治療中(Basal、混合型、Basal-Bolus)で本剤3mg、7mg、14mg、またはプラセボを追加投与し、52週間の試験を実施。HbA1cの26週後の変化において、すべての本剤群がプラセボに対して有意な改善効果を示した(p<0.0001)。
HbA1cに関する26週の変化(インスリン併用試験)
| HbA1c(%) |
本剤 3mg |
本剤 7mg |
本剤 14mg |
プラセボ |
| ベースラインa |
8.2 ± 0.7 (184) |
8.2 ± 0.7 (182) |
8.2 ± 0.7 (181) |
8.2 ± 0.7 (184) |
| 26週までの変化量a |
-0.5 ± 1.0 (176) |
-1.0 ± 1.1 (174) |
-1.3 ± 1.1 (176) |
-0.1 ± 0.9 (176) |
群差(本剤-プラセボ)b [95%信頼区間] |
-0.5 [-0.7, -0.3] |
-0.9 [-1.1, -0.7] |
-1.2 [-1.4, -1.0] |
- |
治験薬の投与が早期に中止された場合や、追加の糖尿病治療薬が使用された場合を含め、すべての観測値に基づいて解析を実施した。
a:平均±標準偏差(症例数)として表示。
b:HbA1cの欠測データは多重補完法により補完し、補完後のデータを用いて共分散分析(ANCOVA)により群間差を推定した。
非盲検長期(52 週間)有効性及び安全性試験(第 III 相国内試験)
日本人2型糖尿病患者458例を対象に、既存の経口糖尿病薬に加えて本剤(3mg、7mg、14mg)またはデュラグルチド0.75mgを52週間投与。
HbA1cは本剤各用量ともに良好な改善を示し、既存薬別のサブ解析でも安定した効果が確認された。
52週における併用薬別のHbA1cの変化
| HbA1c(%) |
ベースライン |
52週までの変化量 |
| 本剤3mg |
|
|
| スルホニルウレア剤 |
8.5 ± 1.0 (42) |
-0.7 ± 1.2 (42) |
| 速効型インスリン分泌促進剤 |
8.1 ± 0.5 (22) |
-0.7 ± 1.0 (21) |
| α-グルコシダーゼ阻害剤 |
8.0 ± 0.8 (22) |
-1.1 ± 1.0 (21) |
| チアゾリジン系薬剤 |
8.3 ± 0.9 (20) |
-1.1 ± 0.8 (20) |
| SGLT2阻害剤 |
8.2 ± 1.0 (22) |
-0.8 ± 1.0 (22) |
| 本剤7mg |
|
|
| スルホニルウレア剤 |
8.3 ± 0.9 (42) |
-1.3 ± 1.1 (40) |
| 速効型インスリン分泌促進剤 |
8.5 ± 1.0 (22) |
-1.6 ± 0.9 (21) |
| α-グルコシダーゼ阻害剤 |
8.2 ± 1.1 (22) |
-1.6 ± 1.0 (22) |
| チアゾリジン系薬剤 |
8.4 ± 0.9 (23) |
-1.6 ± 0.8 (23) |
| SGLT2阻害剤 |
8.3 ± 0.7 (23) |
-1.4 ± 0.6 (23) |
| 本剤14mg |
|
|
| スルホニルウレア剤 |
8.7 ± 1.1 (42) |
-1.9 ± 1.1 (41) |
| 速効型インスリン分泌促進剤 |
8.5 ± 0.9 (22) |
-1.8 ± 1.0 (22) |
| α-グルコシダーゼ阻害剤 |
8.2 ± 1.0 (22) |
-1.6 ± 1.1 (21) |
| チアゾリジン系薬剤 |
8.4 ± 0.8 (22) |
-1.8 ± 0.7 (22) |
| SGLT2阻害剤 |
8.3 ± 0.8 (22) |
-1.7 ± 0.7 (22) |
重大な低血糖の報告はなく、重大な低血糖または血糖値が56 mg/dL未満であった確定症候性低血糖は、下記のとおり報告された。
本剤3mg群では3例4件(すべてスルホニルウレア剤併用)、本剤7mg群では3例4件(スルホニルウレア剤併用が2例2件、速効型インスリン分泌促進剤併用が1例2件)、本剤14mg群では4例4件(すべてスルホニルウレア剤併用)であった。
一方、デュラグルチド0.75mg群では報告されなかった。
| 治療群 |
重大な低血糖 |
重大または 確定症候性低血糖 (血糖値56 mg/dL未満) |
併用薬 |
| 本剤 3mg |
報告なし |
3例 4件 |
全例スルホニルウレア剤併用 |
| 本剤 7mg |
報告なし |
3例 4件 |
スルホニルウレア剤:2例 2件 速効型インスリン分泌促進剤:1例 2件 |
| 本剤 14mg |
報告なし |
4例 4件 |
全例スルホニルウレア剤併用 |
| デュラグルチド 0.75mg |
報告なし |
報告なし |
- |