カーネステン腟錠の概要
- カーネステン腟錠の特徴
- カーネステン腟錠は有効成分「クロトリマゾール」を含んだ、腟内に挿入する腟錠タイプの抗真菌薬
- 大手製薬会社「バイエル」が製造しており、多くの国で販売され、高い信頼性を持つ
- カンジダ症による「腟炎や外陰腟炎」に有効
| 商品名 |
カーネステン® V6(Canesten® V6) |
| 内容量 |
1箱6錠(100mg×6錠×1シート) |
| 有効成分 |
クロトリマゾール(Clotrimazole) |
| 医薬品分類 |
エンペシド腟錠のジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
抗真菌薬 |
| 適応症 |
腟カンジダ(カンジダ症) ※カンジダに起因する腟炎および外陰腟炎 |
| 対象者 |
女性 |
| 製薬会社 |
バイエル(Bayer AG) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
カーネステン腟錠の現物サイズ
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
146.9mm |
132.8mm |
24.7mm |
| 短辺 |
79.5mm |
70mm |
10.2mm |
| 厚み |
15.4mm |
11.7mm |
6.5mm |
| 重量 |
30.5g |
13.37g |
1.73g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
カーネステン腟錠の使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 100mg錠の場合:1錠 クロトリマゾールとして100mgまで |
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| 使用回数 | 1日1回 |
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| 使用期間 | 6日間 ※必要に応じて使用期間の延長が可能 |
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| 使用間隔 | 24時間以上空ける |
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| 使用タイミング | 毎日同じ時間に使用 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けない |
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| 留意点 | 就寝前に腟内へ挿入すること 腟にのみ使用し、経口投与しないこと 症状が改善しても指示された期間は使用を継続すること |
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カーネステン腟錠は、女性特有の疾患である腟カンジダの特効薬として知られています。
就寝前に腟の奥に挿入するだけで、腟カンジダの治療が行えます。
カーネステン腟錠は、有効成分クロトリマゾールとして100mgを腟深部に挿入します。
清潔な手やアプリケーターで腟の奥にしっかりと挿入してください。
通常は、就寝前に腟内へ挿入するのが一般的です。
挿入後はすぐに立ち上がらず、しばらく横になることが望ましいとされているため、就寝中は体位が安定し、有効成分が留まりやすくなります。
1日1回1錠を6日間継続使用することで効果を発揮します。
必要に応じて使用期間を延長することができます。
24時間ごとの一定間隔を保つことで薬効が安定します。
使用する時間は朝でも夜でも構いませんが、毎日同じ時間帯に使用することが望ましいとされています。
食事による影響
エンペシド腟錠は腟内に挿入する局所用製剤であり、経口摂取する医薬品ではありません。
そのため、食事(飲み物)が有効成分であるクロトリマゾールの体内への吸収や効果に影響を与えることはありません。
カーネステン腟錠は食事の影響を受けないため、食前食後にかかわらず、いつ使用しても効果には影響がありません。
アルコール(お酒)による影響
エンペシド腟錠は腟内に挿入する局所用製剤のため、血中からの全身吸収はほとんどありません。
そのため、飲酒によって薬効が低下したり、相互作用が生じたりする可能性は極めて低いと考えられます。
通常の飲酒であれば併用しても問題ありません。
ただし、肝疾患がある方はアルコールを控えるか避けるのが安全と言えます。
カーネステン腟錠の有効成分であるクロトリマゾールはごくわずかに肝臓で代謝されるため、飲酒により肝機能がさらに悪化する可能性があるためです。
カーネステン腟錠の効果効能
- 適応症
- 腟カンジダ(カンジダ症)
※カンジダに起因する腟炎および外陰腟炎

カーネステン腟錠は、カンジダに起因する腟炎および外陰腟炎など、外用薬(塗り薬)が届きにくい部位にも効果を発揮する腟錠タイプの抗真菌薬です。
真菌を腟内部から死滅させることでかゆみや赤みといった症状を改善します。
通常、約6日間の使用が推奨されています。
途中で症状が治まっても、6日間使い切ることが大切です。
効果の目安
| 使用日数 |
改善内容 |
| 1日目 |
軽度のかゆみや赤み、灼熱感などがやや軽減される |
| 2日目~3日目 |
かゆみの不快感が明らかに軽減される |
| 4日目~5日目 |
白くポロポロとしたおりものが減少し、においや性状が正常に戻りはじめる |
| 6日目 |
症状がほぼ消失し、腟内環境が安定する(治療完了) |
作用機序(仕組み)

カーネステン腟錠の有効成分であるクロトリマゾールは、カンジダ菌の細胞膜合成を阻害することで、殺菌的に作用します。
具体的には、クロトリマゾールは真菌の細胞膜に不可欠なエルゴステロールの合成を阻害することで、抗真菌作用を示します。
また、真菌細胞の膜系(細胞膜や核膜など)のリン脂質構造に特異的親和性を示し、膜の透過性を変化させて細胞機能を破綻させる作用もあります。
真菌の成長や生存が妨げられ、感染部位での真菌の増殖が抑制されます。
そのため、外用薬(塗り薬)では届きにくい深部にも有効に作用し、根本的な治療が可能になります。
これらの作用は選択的かつ強力で、人間の細胞には影響を与えにくいため、安全性にも優れています。
カーネステン腟錠の副作用
カーネステン腟錠は、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、局所の熱感や刺激感、発赤、紅斑などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
カーネステン腟錠の副作用
| 発現頻度 |
0.1%~5%未満 |
頻度不明 |
| 腟 |
局所の熱感、刺激感、発赤、紅斑 |
そう痒、疼痛 |
| 皮膚 |
|
発疹 |
重大な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていません。
カーネステン腟錠の禁忌
カーネステン腟錠には禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はカーネステン腟錠を使用できません。
カーネステン腟錠の使用に注意が必要な方
カーネステン腟錠には禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、カーネステン腟錠を使用する前に医師に相談してください。
カーネステン腟錠の併用禁忌薬
カーネステン腟錠には併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
カーネステン腟錠の併用注意薬
カーネステン腟錠には併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)も指定されていません。
カーネステン腟錠の基本的な注意事項
腟にのみ使用し、経口投与しないでください。
症状が改善しても、指示された期間内は必ず使用してください。
妊娠中は慎重に使用してください。
使用中は治療効果の減弱や再感染リスクを避けるため、性行為は控えるようにしてください。
カーネステン腟錠の保管方法
カーネステン腟錠は、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- カーネステン腟錠の保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
カーネステン腟錠に限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
カーネステン腟錠の臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
カーネステン腟錠は、先発医薬品である「エンペシド腟錠」のジェネリック医薬品であるため、エンペシド腟錠の臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
臨床試験の概要
二重盲検比較試験を含めて、総計852例について実施された臨床試験の概要は下記の通りです。
カンジダに起因する「腟炎」では533例中472例で88.6%、「外陰腟炎」では239例中211例で88.3%の有効率を示してます。
また二重盲検比較試験によってクロトリマゾールの有用性が認められています。