クリアウィンの概要
- クリアウィンの特徴
- ニキビの原因菌であるアクネ菌などに作用し、炎症を伴うニキビの改善効果が現れる
- 外用タイプの抗生物質のため、必要な部位に直接作用する
- 先発医薬品ダラシンTゲルと同じ有効成分を含むジェネリック医薬品で、継続しやすい
クリアウィンの現物サイズ
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箱正面 |
チューブ正面 |
| 長辺 |
131.2mm |
99.8mm |
| 短辺 |
70.1mm |
30.1mm |
| 厚み |
26.6mm |
30.1mm |
| 重量 |
27.96g |
45.89g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
クリアウィンの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 適量 |
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| 使用回数 | 1日2回(朝・晩) |
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| 使用期間 | 28日(4週間) |
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| 使用間隔 | 12時間以上空ける |
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| 使用タイミング | 洗顔後 |
|---|
クリアウィンは、1日2回、朝と夕に洗顔後の清潔な肌へ使用します。
適量を指先に取り、炎症を伴うニキビが気になる部位にやさしく塗布してください。
使用する範囲は、治療上必要な最小限にとどめることが大切です。
広範囲に塗り広げたり、厚く重ね塗りしたりする必要はありません。
使用期間の目安は最長4週間です。
4週間使用しても効果が現れない場合や、炎症性皮疹が消失した場合は、継続使用を控えてください。
食事による影響
クリアウィンは皮膚に直接塗布する外用薬のため、食事の影響を受けません。
食前や食後などのタイミングを気にせず、決められた回数と方法で使用できます。
アルコール(お酒)による影響
クリアウィンの外用使用において、アルコール摂取による直接的な影響は報告されていません。
ただし、飲酒によって皮脂分泌が増えたり、肌のバリア機能が乱れたりする場合があります。
ニキビの状態を安定させるためにも、過度な飲酒は控え、規則正しい生活を心がけることが望まれます。
クリアウィンの効果効能
- 適応症
クリアウィンは、化膿性炎症を伴うニキビに対して使用される外用薬です。
ニキビの原因菌であるアクネ菌などの増殖を抑えることで、赤みや腫れを伴う炎症性皮疹の改善に作用します。
継続して使用することで、ニキビの悪化を防ぎ、肌状態を整える効果が期待されます。
すでにできているニキビだけでなく、新たな炎症の発生を抑える目的でも用いられます。
作用機序(仕組み)
クリアウィンは、有効成分であるクリンダマイシンリン酸エステルが皮膚上で加水分解され、抗菌作用を示します。
細菌のリボソームに作用し、蛋白合成を阻害することで、原因菌の増殖を抑えます。
この抗菌作用により、ニキビの炎症を引き起こすアクネ菌などに作用し、赤みや腫れの改善効果が現れます。
皮膚に直接塗布することで、必要な部位に集中的に働く点が特徴です。
クリアウィンの副作用
クリアウィンは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、そう痒、つっぱり感、発赤、白血球増加などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
クリアウィンの副作用
| 部位 |
5%以上 |
0.1~5%未満 |
頻度不明 |
| 皮膚 |
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つっぱり感、パリパリ感 |
グラム陰性菌毛嚢炎、脂性肌 |
| 過敏症 |
そう痒 |
発赤注)、蕁麻疹、刺激感、ヒリヒリ感 |
接触皮膚炎 |
| 肝臓 |
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AST、ALT、Al-P、総ビリルビンの上昇、ウロビリノーゲン陽性 |
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| その他 |
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白血球増加、血小板増加、総コレステロール低下、尿蛋白、尿糖 |
消化器障害 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
- クリアウィンの重大な副作用
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
クリアウィンの禁忌
クリアウィンには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はクリアウィンを使用できません。
- クリアウィンの禁忌
- クリンダマイシン、ニコチンアミド/ニコチン酸アミドの成分またはリンコマイシン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある方
クリアウィンの使用に注意が必要な方
クリアウィンには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、クリアウィンを使用する前に医師に相談してください。
- クリアウィンの使用に注意が必要な方
- 抗生物質に関連した下痢または大腸炎の既往歴のある方
- アトピー性体質の方
- 妊婦
- 授乳婦
- 小児等
クリアウィンの併用禁忌薬
クリアウィンには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
クリアウィンの併用注意薬
クリアウィンには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
クリアウィンと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して使用する場合は、注意しながら使用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を使用している場合は、クリアウィンを使用する前に医師に相談してください。
- クリアウィンの併用注意薬
- エリスロマイシン
併用した場合、本剤の効果が現れない可能性があります。細菌のリボソーム50SSubunitに対する親和性が本剤より高いためです。
- 末梢性筋弛緩剤(スキサメトニウム塩化物水和物、ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物など)
併用により、筋弛緩作用が強く現れることがあります。本剤は神経筋遮断作用を有しています。
クリアウィンの基本的な注意事項
クリアウィンは、治療上必要な最小限の期間および範囲で使用してください。
長期間にわたる連続使用や、広範囲への塗布は控えることが大切です。
使用開始から4週間を目安として、効果が現れない場合は使用を中止してください。
また、炎症を伴うニキビが改善した場合も、継続して使用する必要はありません。
使用中に刺激感、発赤、かゆみなどの皮膚症状が現れた場合は、使用を中止してください。
症状が続く場合や悪化する場合は、無理に使用を続けないよう注意が必要です。
目や口の周囲、粘膜、傷口への使用は避けてください。
誤って目に入った場合は、すぐに水で十分に洗い流してください。
耐性菌の発現を防ぐためにも、自己判断で使用回数や使用期間を延ばさないことが重要です。
用法・用量を守り、正しく使用してください。
クリアウィンの保管方法
クリアウィンは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- クリアウィンの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
クリアウィンに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
クリアウィンの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
クリアウィンは、先発医薬品である「ダラシンTゲル」のジェネリック医薬品であるため、ダラシンTゲルの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 国内第Ⅱ相試験(至適濃度設定試験・二重盲検試験・4週間)
- 国内第Ⅲ相試験(無作為化割付群間比較試験・ナジフロキサシンクリーム対照・4週間)
- 特定使用成績調査(小児)
国内第Ⅱ相試験(至適濃度設定試験・二重盲検試験・4週間)
多発性炎症性皮疹を有する尋常性ざ瘡の患者を対象に、1日2回、朝と夕の洗顔後に患部へ塗布し、4週間評価した試験です。
本剤2%群・本剤1%群・基剤群で有効率が比較されました。
| 対象 |
多発性炎症性皮疹を有する尋常性ざ瘡の患者 |
| 使用回数 |
1日2回 |
| 使用タイミング |
朝・夕の洗顔後 |
| 評価期間 |
4週間 |
| 比較 |
本剤2%群・本剤1%群・基剤群 |
| 本剤2%群 |
80.9%(38/47例) |
| 本剤1%群 |
81.8%(36/44例) |
| 基剤群 |
54.0%(27/50例) |
安全性については、副作用発現頻度が本剤2%群12.7%(8/63例)・本剤1%群2.9%(2/68例)でした。
副作用の内訳として、本剤2%群では掻痒7.9%(5/63例)などが報告され、本剤1%群では掻痒1.5%(1/68例)・刺激感1.5%(1/68例)が報告されています。
| 本剤2%群 |
掻痒7.9%(5/63例) つっぱり感1.6%(1/63例) 発赤の悪化1.6%(1/63例) 発赤1.6%(1/63例) ヒリヒリ感1.6%(1/63例) パリパリ感1.6%(1/63例) |
| 本剤1%群 |
掻痒1.5%(1/68例) 刺激感1.5%(1/68例) |
また、臨床検査値の異常変動として、2%群で総コレステロール低下2.1%(1/48例)・GPT上昇2.0%(1/50例)が認められています。
1%群では白血球増加2.0%(1/51例)・血小板増加2.0%(1/49例)・GOT上昇2.0%(1/51例)・総ビリルビン上昇2.0%(1/51例)・尿蛋白2.0%(1/50例)が認められています。
国内第Ⅲ相試験(無作為化割付群間比較試験・ナジフロキサシンクリーム対照・4週間)
多発性炎症性皮疹を有する尋常性ざ瘡の患者を対象に、1日2回、朝と夕の洗顔後に患部へ塗布し、4週間評価した臨床試験です。
本剤とナジフロキサシンクリームを比較し、有効性および安全性が検討されました。
| 対象 |
多発性炎症性皮疹を有する尋常性ざ瘡の患者 |
| 使用回数 |
1日2回 |
| 使用タイミング |
朝・夕の洗顔後 |
| 評価期間 |
4週間 |
| 比較 |
本剤・ナジフロキサシンクリーム |
| 本剤群 |
72.5%(74/102例) |
| ナジフロキサシン群 |
49.0%(47/96例) |
この結果から、本剤はナジフロキサシンクリームと比較して、同等の有効性を示すことが確認されています。
安全性については、本剤群の副作用発現頻度は5.8%(7/120例)でした。
主な副作用として、掻痒5.0%(6/120例)・刺激感0.8%(1/120例)・発赤の悪化0.8%(1/120例)が報告されています。
また、臨床検査値の異常変動として、尿蛋白1.0%(1/103例)・ウロビリノーゲン陽性1.0%(1/103例)などが認められました。
特定使用成績調査(小児)
小児を対象として実施された製造販売後調査において、有効性および安全性が評価されています。
日常診療に近い使用条件下で、本剤の使用実態に基づく成績がまとめられています。
| 対象 |
小児の尋常性ざ瘡患者 |
| 評価方法 |
全般改善度による評価 |
| 解析症例数 |
有効性165例 安全性168例 |
有効性解析対象症例165例において、全般改善度の評価による有効率は75.8%(125/165例)でした。
小児においても、一定の改善効果が確認されています。
安全性解析対象症例168例における副作用発現頻度は1.8%(3/168例)でした。
副作用の内訳は、接触皮膚炎0.6%(1/168例)・湿疹0.6%(1/168例)・皮膚刺激0.6%(1/168例)と報告されています。
これらの結果から、小児においても本剤は比較的良好な忍容性を示すことが確認されています。