グリコメットの概要
- グリコメットの特徴
- グリコメットは血糖値を下げるとともに、食欲抑制効果もある2型糖尿病治療薬
- メトグルコのジェネリック医薬品として、2型糖尿病と肥満症の両方に適応
- 食欲の抑制や糖排出の促進作用を活かし、ダイエット目的で利用されることもある
| 商品名 |
グリコメット®-1 GM(GLYCOMET®-1 GM) |
| 内容量 |
1商品15錠(1000mg×15錠×1シート) |
| 有効成分 |
メトホルミン(Metformin) |
| 医薬品分類 |
メトグルコのジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
ビグアナイド系血糖降下剤 |
| 適応症 |
2型糖尿病 肥満症 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
USV(USV Pvt. Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
グリコメットの現物サイズ
|
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
84.4mm |
20.5mm |
| 短辺 |
83.5mm |
9.8mm |
| 厚み |
8.1mm |
7.9mm |
| 重量 |
23.36g |
1.4g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
グリコメットの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
2型糖尿病の用法・用量
| 1回の用量 | 1/2錠(開始量) メトホルミンとして500mg |
|---|
| 服用回数 | 1日2~3回 |
|---|
| 服用タイミング | 食直前または食後 |
|---|
| 留意点 | 維持量(基本用量)は通常750~1500mg、最大2250mg。 効果を見ながら適宜増減。 |
|---|
成人の場合、通常はメトホルミン塩酸塩として1日500mgから開始し、1日2~3回に分けて、食直前または食後に経口服用します。
維持量は効果を確認しながら決定し、一般的には1日750~1500mgとします。
なお、ご自身の状態に応じて用量を調整できますが、1日最大服用量は2250mgまでとします。
多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発の用法・用量
| 1回の用量 | 1/2錠(開始量) メトホルミンとして500mg |
|---|
| 服用回数 | 1日1回から開始し、2~3回に増やす |
|---|
| 服用タイミング | 指定なし |
|---|
| 留意点 | 最大1日1500mgまで。排卵が確認されるまでに中止。 |
|---|
他の排卵誘発薬と併用して使用し、通常はメトホルミン塩酸塩として500mgを1日1回経口服用から開始します。
ご自身の忍容性を確認しながら増量し、1日1500mgを超えない範囲で、1日2~3回に分けて経口服用します。
なお、グリコメットは排卵が確認されるまでに中止します。
多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激の用法・用量
| 1回の用量 | 1/2錠(開始量) メトホルミンとして500mg |
|---|
| 服用回数 | 1日1回から開始し、2~3回に増やす |
|---|
| 服用タイミング | 指定なし |
|---|
| 留意点 | 最大1日1500mgまで。採卵までに中止。 |
|---|
他の卵巣刺激薬との併用で、通常はメトホルミン塩酸塩として500mgを1日1回経口服用から開始します。
忍容性を確認しながら増量し、1日1500mgを超えない範囲で、1日2~3回に分けて経口服用します。
グリコメットは採卵が行われるまでに中止します。
グリコメットの効果効能
- 適応症
- 2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療を行っても十分な効果が得られない場合に限ります。
(1)食事療法および運動療法のみを実施している場合
(2)食事療法・運動療法に加え、スルホニルウレア剤を使用している場合
- 多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発および生殖補助医療における調節卵巣刺激
ただし、肥満・耐糖能異常・インスリン抵抗性のいずれかを有する方に限ります。
作用機序(仕組み)
グリコメットは主に肝臓での糖新生を抑制することで血糖を下げる薬であり、インスリン分泌に依存せず作用します。
加えて、末梢組織での糖取り込み促進や、小腸での糖吸収の抑制といった働きも知られています。
また、糖降下作用として、肥満型糖尿病モデル動物であるdb/dbマウスにおいて、血糖値の低下およびHbA1cの上昇抑制作用が確認されています。
グリコメットの副作用
グリコメットは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、下痢、悪心、乳酸上昇などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
通常、グリコメットの服用期間中に現れることがありますが、服用を中止すると症状は現れなくなります。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
副作用
| 部位 |
5%以上 |
1%~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
| 消化器※1 |
下痢(40.5%)、悪心(15.4%)、食欲不振(11.8%)、腹痛(11.5%)、嘔吐 |
消化不良、腹部膨満感、便秘、胃炎 |
胃腸障害、放屁増加 |
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| 血液 |
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貧血、白血球増加、好酸球増加、白血球減少 |
血小板減少 |
| 過敏症 |
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発疹、そう痒 |
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| 肝臓 |
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肝機能異常 |
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| 腎臓 |
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BUN上昇、クレアチニン上昇 |
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| 代謝異常 |
乳酸上昇 |
CK上昇、血中カリウム上昇 |
血中尿酸増加 |
ケトーシス |
| その他 |
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めまい、ふらつき |
全身倦怠感注、空腹感、眠気、動悸、脱力感、発汗、味覚異常、頭重、頭痛、浮腫、ビタミンB12減少※2 |
筋肉痛※1 |
※1 乳酸アシドーシスの初期症状であることもあるので注意すること
※2 長期使用によりビタミンB12の吸収不良が現れることがある
重大な副作用
服用後に下記の重大な副作用が現れる可能性があります。
症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- グリコメットの重大な副作用
- 酸アシドーシス(頻度不明)
- 低血糖(5%以上)
- 肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- 横紋筋融解症(頻度不明)
重篤な副作用
服用後に下記の重篤な副作用が現れる可能性は否定できません。
症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- グリコメットの重篤な副作用
- 重篤な乳酸アシドーシスを引き起こすことがあり、死亡例も報告されています。
乳酸アシドーシスの発症リスクが高い方には投与しないでください。
腎機能障害や肝機能障害のある方、高齢者に投与する際は、定期的に腎・肝機能を確認するなど慎重に管理してください。
特に75歳以上の高齢者では、グリコメットの服用が適切かどうかを十分に検討した上で判断する必要があります。
グリコメットの禁忌
グリコメットには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はゾメットTHを使用できません。
- グリコメットの禁忌
- 乳酸アシドーシスの既往歴がある方
- 重度の腎機能障害(eGFR 30mL/min/1.73m2未満)のある方、または透析中の方(腹膜透析を含む)
- 重度の肝機能障害のある方
- 高度な心血管系または肺機能障害(ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓など)のある方
- その他の低酸素血症を伴いやすい状態の方
- 脱水症状のある方、またはその恐れのある方
- 過度のアルコールを摂取する方
- 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
- 重症感染症、手術の前後、重篤な外傷がある方
- 栄養不良、飢餓状態、衰弱、脳下垂体機能不全、副腎機能不全のある方
- グリコメットの成分またはビグアナイド系薬剤に対して過敏症の既往歴がある方
グリコメットの服用に注意が必要な方
グリコメットには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、グリコメットを服用する前に医師に相談してください。
- グリコメットの服用に注意が必要な方
- 低血糖を起こすおそれのある方
- 感染症のある方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
- 性殖能を有する方
- 妊婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
グリコメットの併用禁忌薬
グリコメットには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とグリコメットは併用して服用できません。
グリコメットの併用禁忌薬
| 薬剤名等 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
| アルコール(過度の摂取) |
乳酸アシドーシスを起こすことがある。グリコメットの服用中は過度のアルコール摂取(飲酒)を避けること。 |
肝臓における乳酸の代謝能が低下する。また、脱水状態を来すことがある。 |
グリコメットの併用注意薬
グリコメットには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
グリコメットと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、グリコメットを服用する前に医師に相談してください。
グリコメットの併用注意薬
| 薬剤名等 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
| ヨード造影剤 |
併用により乳酸アシドーシスを起こすことがある。ヨード造影剤を用いて検査を行う場合には、ゾメットTHの服用を一時的に中止すること。 |
腎機能が低下し、ゾメットTHの排泄が低下することが考えられている。 |
| 腎毒性の強い抗生物質(ゲンタマイシン等) |
併用により乳酸アシドーシスを起こすことがある。併用する場合はゾメットTHの服用を一時的に減量・中止するなど適切な処置を行うこと。 |
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| 利尿作用を有する薬剤(利尿剤・SGLT2阻害剤等) |
脱水により乳酸アシドーシスを起こすことがある。脱水症状があらわれた場合には、ゾメットTHの服用を中止し、適切な処置を行うこと。 |
利尿作用を有する薬剤により、体液量が減少し脱水状態になることがある。 |
| 糖尿病用薬(インスリン製剤、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤、イメグリミン塩酸塩等) |
併用により低血糖が起こることがある。スルホニルウレア剤併用時に低血糖のリスクが増加するおそれがある。ご自身の状態を十分観察しながら投与する。 |
併用による血糖降下作用の増強。 |
| たん白同化ホルモン剤 |
機序不明 |
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| サリチル酸剤(アスピリン等) |
サリチル酸剤の血糖降下作用が考えられている。 |
|
| β遮断剤(プロプラノロール等) |
β遮断作用によりアドレナリンを介した低血糖からの回復を遅らせることが考えられている。 |
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| モノアミン酸化酵素阻害剤 |
モノアミン酸化酵素阻害剤によるインスリン分泌促進、糖新生抑制が考えられている。 |
|
| アドレナリン |
併用により血糖降下作用が減弱することがある。ご自身の状態を十分観察しながら投与すること。 |
アドレナリンによる末梢での糖利用抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制が考えられている。 |
| 副腎皮質ホルモン |
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副腎皮質ホルモンによる肝での糖新生促進等が考えられている。 |
| 甲状腺ホルモン |
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甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。 |
| 卵胞ホルモン |
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卵胞ホルモンには耐糖能を変化させ、血糖を上昇させる作用が認められている。 |
| 利尿剤 |
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利尿剤によるカリウム喪失によりインスリン分泌の低下が考えられている。 |
| ピラジナミド |
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機序不明 |
| イソニアジド |
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イソニアジドによる炭水化物代謝阻害が考えられている。 |
| ニコチン酸 |
|
ニコチン酸による血糖上昇作用が考えられている。 |
| フェノチアジン系薬剤 |
|
ニコチン酸による血糖上昇作用が考えられている。 |
| OCT2、MATE1、又はMATE2-Kを阻害する薬剤(シメチジン、ドルテグラビル、ビクテグラビル、バンデタニブ、イサブコナゾニウム硫酸塩、ピミテスピブ等) |
血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。観察を十分に行い、必要に応じて減量するなど慎重に投与すること。 |
OCT2、MATE1、又はMATE2-Kを介したゾメットTHの腎排泄が阻害されると考えられている。 |
| イメグリミン塩酸塩 |
消化器症状の発現に注意すること。 |
特に併用初期に多く発現する傾向が認められている。 |
グリコメットの基本的な注意事項
共通の注意事項
グリコメットの服用においては、まれに重篤な乳酸アシドーシスを引き起こすことがあります。
下記のようなリスク因子を持つ方では特に注意が必要です。
- 注意が必要なリスク因子
- 腎機能障害
- 肝機能障害
- 低酸素血症を伴いやすい状態(心・肺疾患等)
- 脱水状態(利尿薬やSGLT2阻害薬との併用を含む)
- 過度のアルコール摂取
- 感染症
- 高齢者
特に脱水やアルコールの影響により、体調が急変することがあります。
下記の点に十分留意してください。
① 腎機能・肝機能の定期的な確認
服用開始前および服用中は、腎機能(eGFRなど)と肝機能を定期的にチェックし、ご自身の状態を観察しながら服用の適否と用量を調整してください。
高齢者など経過観察が重要な場合は、より頻回の確認が推奨されます。
② 脱水症状への対応
脱水が見られた場合は服用を中止し、適切な処置を行ってください。
利尿作用のある薬剤(利尿薬・SGLT2阻害薬など)との併用時には、特に脱水に注意が必要です。
③ ご自身および家族への服薬指導
服用開始時および服用中には、下記の点をご自身および家族に十分指導してください。
- 過度な飲酒を避けること
- 発熱、下痢、嘔吐、食事がとれないなど体調不良(いわゆる「シックデイ」)の際は、服用を中止し医師に相談すること
- 胃腸障害、倦怠感、筋肉痛、過呼吸など乳酸アシドーシスが疑われる症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診すること
④ ヨード造影剤を用いた検査時の対応
ヨード造影剤を用いる検査を受ける場合、乳酸アシドーシスのリスクがあるため、検査前にグリコメットの服用を一時中止してください(緊急時を除く)。
また、検査後48時間は服用を再開せず、再開時にはご自身の状態を慎重に確認してください。
低血糖に関する注意
グリコメットの服用により低血糖症状を起こすことがあります。
そのため、高所作業や自動車の運転などを行う方には、服用時に特に注意が必要です。
使用にあたっては、患者ご本人およびそのご家族に対し、低血糖症状とその対処法について十分な説明を行ってください。
2型糖尿病患者における基本的な使用指針
服用は少量から開始し、血糖値や尿糖などを定期的に検査しながら、効果を確認してください。
グリコメットを3~4か月継続しても効果が不十分な場合は、速やかに他の治療法への切り替えを検討してください。
グリコメットとイメグリミン塩酸塩は、一部作用機序が共通している可能性があるとされており、国内の臨床試験において、ビグアナイド系薬剤との併用時に消化器症状の発現が比較的多く報告されています。
そのため、併用薬剤の選択には十分注意してください。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)における使用に関して
グリコメットの使用は、不妊治療に十分な知識と経験を有する医師の管理下で行う必要があります。
また、服用によるリスクや、妊娠初期を避けるための服用中止時期については、事前に適切な説明を受けることが求められます。
グリコメットとの直接的な因果関係は明確ではないものの、不妊治療において卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が発現する可能性があります。
下記のような症状がみられた場合は、直ちに医師へ相談してください。
・下腹部痛、下腹部の張りや緊迫感、悪心、腰痛など
・急激な体重増加
排卵誘発目的でグリコメットを使用した場合、多胎妊娠のリスクがあることを、あらかじめ患者に伝えてください。
グリコメットの保管方法
グリコメットは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- グリコメットの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
グリコメットに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
グリコメットの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
グリコメットは、先発医薬品である「メトグルコ」のジェネリック医薬品であるため、メトグルコの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 国内第II相用量反応検討試験(単独療法)
- 国内第II相用量反応検討試験(スルホニルウレア剤併用療法)
- 国内第II相長期投与試験
成人2型糖尿病患者を対象とした二重盲検比較試験を含む複数の臨床試験注)において、HbA1c(NGSP)、空腹時血糖値、グリコアルブミン値の改善効果が確認されました。
- 下記に当てはまる方は試験の対象から除外
- 投与前の血清クレアチニン値が、男性1.3mg/dL以上または女性1.2mg/dL以上(酵素法)であった腎機能障害のある方
- 投与前のASTまたはALTが基準値上限の2.5倍以上である方、肝硬変を有する方
- 20歳未満または75歳以上の方(※長期投与試験では20歳未満のみが除外対象)
国内第II相用量反応検討試験(単独療法)
食事療法および運動療法で効果が不十分な2型糖尿病患者を対象に、1回250mgまたは500mgを1日3回毎食後に14週間投与(※初週は250mgを1日2回投与)した臨床試験が実施されました。
その結果、HbA1c(NGSP)値は下記の通り低下しました。
- 平均値±標準偏差、症例数
- 750mg/日群:0.67±0.64%(106例)
- 1500mg/日群:1.07±0.68%(106例)
- 副作用の発現頻度
- 750mg/日群:47.7%(51/107例)
- 1500mg/日群:69.8%(74/106例)
主な副作用(発現頻度10%以上)は下記の通りです。
主な副作用(単独療法)
| 用量群 |
下痢 |
悪心 |
腹痛 |
食欲不振 |
| 750mg/日群 |
30.8%(33例) |
15.9%(17例) |
15.0%(16例) |
11.2%(12例) |
| 1500mg/日群 |
48.1%(51例) |
22.6%(24例) |
16.0%(17例) |
15.1%(16例) |
なお、低血糖症の副作用は認められませんでした。
国内第II相用量反応検討試験(スルホニルウレア剤併用療法)
食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用しても効果が不十分な2型糖尿病患者に対し、1回250mgまたは500mgを1日3回、毎食後に14週間投与(※初週は250mgを1日2回)したところ、下記の結果が得られました。
- HbA1c(NGSP)値の変化(平均値±標準偏差)
- 750mg/日群:0.74±0.68%(102例)
- 1500mg/日群:1.22±0.75%(103例)
- 副作用の発現頻度
- 750mg/日群:58.8%(60/102例)
- 1500mg/日群:75.0%(78/104例)
主な副作用(SU併用療法)
| 用量群 |
下痢 |
食欲不振 |
悪心 |
低血糖症 |
| 750mg/日群 |
26.5%(27例) |
該当なし |
該当なし |
9.8%(10例) |
| 1500mg/日群 |
40.4%(42例) |
14.4%(15例) |
13.5%(14例) |
21.2%(22例) |
国内第II相長期投与試験
食事療法・運動療法のみ、またはこれらに加えてスルホニルウレア剤を使用しても効果が不十分な2型糖尿病患者を対象に実施。
1日500mgから開始し、1日750~2,250mgを2~3回に分けて54週間投与。
- 結果
- HbA1c(NGSP)値は平均1.30±0.78%低下(165例)
- 空腹時血糖値およびグリコアルブミン値も改善
- 良好な血糖コントロールが長期にわたって維持された
HbA1c(NGSP)値6.9%未満達成率
| 評価時点 |
達成率 |
| 投与前 |
7.3%(12/165例) |
| 14週後 |
65.4%(100/153例) |
| 26週後 |
73.5%(108/147例) |
| 54週後 |
80.7%(113/140例) |
- 副作用
- 全体の副作用発現頻度:67.5%(114/169例)
主な副作用(長期投与)
| 症状 |
発現率(例数) |
| 下痢 |
54.4%(92例) |
| 悪心 |
15.4%(26例) |
| 食欲不振 |
14.8%(25例) |
| 腹痛 |
10.1%(17例) |
- 低血糖症の発現状況
- 食事療法・運動療法のみの群:発現なし
- スルホニルウレア剤併用群:11.6%(10/86例)に発現