カーネステンクリームの概要
- カーネステンクリームの特徴
- カーネステンクリームは有効成分「クロトリマゾール」を含んだ、外用薬タイプの抗真菌薬
- ドイツの製薬会社「バイエル」が製造しているエンペシドクリームのジェネリック医薬品
- エンペシドクリームより「低価格で購入可能」でコスパが良い
| 商品名 |
カーネステン®(Canesten®) |
| 内容量 |
1箱1本(1%×30g×1本) |
| 有効成分 |
クロトリマゾール(Clotrimazole) |
| 医薬品分類 |
エンペシドクリームのジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
抗真菌薬 |
| 適応症 |
白癬:足部白癬(汗疱状白癬、趾間白癬)、頑癬、斑状小水疱性白癬 カンジダ症:指間糜爛症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、皮膚カンジダ症、爪囲炎 癜風 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
バイエル(Bayer AG) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
カーネステンクリームの現物サイズ
|
箱正面 |
チューブ正面 |
| 長辺 |
141mm |
136.4mm |
| 短辺 |
31mm |
34.5mm |
| 厚み |
25.5mm |
21.9mm |
| 重量 |
41.67g |
35.31g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
カーネステンクリームの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 患部に適量を薄く塗布 クロトリマゾールとして1% |
|---|
| 使用回数 | 1日2回~3回(朝・昼・夜) |
|---|
| 使用期間 | 約1週間~4週間 |
|---|
| 使用タイミング | 手指と患部を清潔にした後 |
|---|
| 食事の影響 | 外用薬のため、影響を受けない |
|---|
| 留意点 | 目や粘膜への接触を避ける 症状が改善しても指示された期間は使用を継続する |
|---|
カーネステンクリームは、真菌が原因の皮膚疾患に対して効果を発揮するクリーム剤の外用薬(塗り薬)です。
通常は1日2回~3回、朝・昼・晩など決まった時間に継続して使用します。
使用前には手指と患部を清潔に保つことが重要です。
- 使い方の手順
- 水またはぬるま湯で手指と患部をよく洗う
- 洗浄後、水気をしっかりと拭き取る
- 患部を中心に周辺を含めた広い範囲に薄く塗布する
- 塗り終えたら、手指に残った薬剤を必ず洗い流す
- 毎日同じ時間帯に塗布を行い、症状ごとの使用回数や使用期間を守って継続する
食事による影響
カーネステンクリームは外用薬であり、皮膚に直接塗布するタイプの医薬品です。
内服薬(飲み薬)と異なり、消化器官を通過しないため、食事の内容やタイミングが効果に影響を与えることはありません。
したがって、食前食後を気にせず使用して問題ありません。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適量摂取であれば問題ないとされています。
カーネステンクリームは外用薬のため、体内に吸収される量が極めて少ない医薬品です。
そのため、通常のアルコール(お酒)が薬効に与える影響はほとんどありません。
ただし、アルコールによって免疫機能が低下したり、皮膚の血流が変化することがあるため、過度の飲酒は控えた方が望ましいでしょう。
カーネステンクリームの効果効能
- 適応症
- 白癬:足部白癬(汗疱状白癬、趾間白癬)、頑癬、斑状小水疱性白癬
- カンジダ症:指間糜爛症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、皮膚カンジダ症、爪囲炎
- 癜風

カーネステンクリームは、水虫(白癬)やカンジダ症、癜風などの真菌が原因の皮膚疾患に幅広く対応する外用抗真菌薬です。
様々な真菌に有効であり、患部の周辺にも広めに塗布することで、皮膚の角質層に潜んだ真菌も逃さず、再発予防にも繋がります。
臨床試験では、足部白癬(汗疱状白癬、趾間白癬など)や股部白癬(頑癬など)、斑状小水疱性白癬などで高い有効率が確認されており、様々な水虫の症状に安定した効果が期待できます。
効果の目安
| 症状 |
効果が現れるまでの期間 |
完全な治療までの期間 |
| 足白癬(水虫) |
約1週間~2週間 |
約3週間~4週間 |
| 股部白癬(頑癬) |
約1週間 |
約2週間~3週間 |
| カンジダ症(外陰部など) |
約1週間 |
約1週間~2週間 |
| 癜風 |
約1週間 |
約1週間~2週間 |

カーネステンクリームは、白癬に限らず、カンジダ症や癜風にも高い有効率が確認されており、信頼性の高い抗真菌薬と言えます。
作用機序(仕組み)

病原体である真菌の発育を阻害する働きがあり、白癬やカンジダ症、癜風といった皮膚真菌症を改善します。
具体的には、真菌の細胞膜に不可欠なエルゴステロールの合成を阻害することで、抗真菌作用を示します。
また、真菌細胞の膜系(細胞膜や核膜など)のリン脂質構造に特異的親和性を示し、膜の透過性を変化させて細胞機能を破綻させる作用もあります。
これらの作用により、真菌の成長や生存が妨げられ、感染部位での真菌の増殖が抑制されます。
- 作用機序
- カーネステンクリームを皮膚に塗布する
- 有効成分クロトリマゾールが皮膚表面に広がり、真菌が潜む角質層に浸透する
- 真菌の細胞膜に有効成分が到達する
- 細胞膜を構成するエルゴステロールという物質の合成に必要な酵素に作用する
- 酵素の阻害によってエルゴステロールの合成が阻害される
- 細胞膜や核膜など膜系のリン脂質へ直接作用する
- 真菌の細胞膜が不安定になり、正常な代謝や増殖ができなくなる
- 真菌が増殖できずに死滅する
- 真菌の減少により皮膚真菌症の症状が徐々に収まり、改善する
最終的に真菌が死滅することで、炎症やかゆみなどの症状が緩和されます。
また、真菌が除去されると皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)に伴い、患部の色素ムラも徐々に正常化されます。
カーネステンクリームの副作用
カーネステンクリームは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、皮膚の発赤や紅斑、刺激感などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
通常、カーネステンクリームの効果が切れるとともに副作用も消失します。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
カーネステンクリームの副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
頻度不明 |
| 皮膚 |
発赤、紅斑、局所の刺激感、丘疹、びらん |
皮膚炎 |
重大な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていません。
カーネステンクリームの禁忌
カーネステンクリームには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はカーネステンクリームを使用できません。
カーネステンクリームの使用に注意が必要な方
カーネステンクリームには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、カーネステンクリームを使用する前に医師に相談してください。
カーネステンクリームの併用禁忌薬
カーネステンクリームには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
カーネステンクリームの併用注意薬
カーネステンクリームには併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)も指定されていません。
カーネステンクリームの基本的な注意事項
カーネステンクリームに含まれている油脂性成分はコンドームやペッサリーなどの避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化させたり、破損させる可能性があるため、これら避妊具との接触は避けてください。
カーネステンクリームは眼科用としては使用できないため、角膜や結膜には使用しないように注意してください。
誤って目に入った場合は、刺激感や異物感が現れることがあるため、すぐに流水で十分に洗い流してください。
皮膚が著しく糜爛状態になっている場合は、使用しないでください。
カーネステンクリームの保管方法
カーネステンクリームは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- カーネステンクリームの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
カーネステンクリームに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
カーネステンクリームの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
カーネステンクリームは、先発医薬品である「エンペシドクリーム」のジェネリック医薬品であるため、エンペシドクリームの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
臨床試験の概要
二重盲検比較試験を含めて、総計865例について実施された臨床試験の概要は下記の通りです。
足部白癬や頑癬、斑状小水疱性白癬、指間縻爛症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、癜風では二重盲検比較試験により有用性が認められています。
白癬
| 効能・効果 |
足部白癬 |
頑癬 |
斑状小水疱性白癬 |
合計 |
| 有効率 |
70.2% (144例/205例) |
92.5% (173例/187例) |
85.4% (41例/48例) |
81.4% (358例/440例) |
カンジダ症
| 効能・効果 |
指間糜爛症 |
間擦疹 |
乳児寄生菌性紅斑 |
皮膚カンジダ症 |
爪囲炎 |
合計 |
| 有効率 |
92.5% (62例/67例) |
90.8% (79例/87例) |
97.6% (169例/173例) |
89.2% (33例/37例) |
60.0% (12例/20例) |
92.4% (355例384例) |
癜風
| 効能・効果 |
癜風 |
| 有効率 |
92.7% (38例/41例) |