トレティバの概要
- トレティバの特徴
- 有効成分イソトレチノインを配合した、重症・難治性ニキビ向けの治療薬
- 皮脂分泌を根本から抑制し、治療終了後もニキビができにくい状態を目指せる
- 先発医薬品アキュテインと同一有効成分を含むジェネリック医薬品
トレティバの現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
カプセル剤正面 |
| 長辺 |
86.3mm |
81.1mm |
12.6mm |
| 短辺 |
50.5mm |
45.9mm |
7.8mm |
| 厚み |
12.6mm |
8.7mm |
7.8mm |
| 重量 |
12.87g |
6.51g |
0.47g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
ソフトカプセル |
トレティバの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 体重1kgあたり0.5~1mg |
|---|
| 服用回数 | 1日2回 |
|---|
| 服用期間 | 15~20週間 |
|---|
| 服用タイミング | 朝・晩の食後 |
|---|
通常、成人では体重1kgあたり0.5~1mgを1日の目安量とし、朝と夜の2回に分けて服用します。
本剤は脂溶性のため、食事と一緒に服用することで有効成分の吸収が高まり、効果が安定しやすくなります。
治療中は、症状の改善状況や副作用の有無を確認しながら、必要に応じて用量が調整されることがあります。治療期間の目安は15週間から20週間です。
体重別の服用量目安
| 体重 |
1日の目安量 (0.5~1mg/kg) |
カプセル換算 (20mg/カプセル) |
| 40kg |
20~40mg |
1~2カプセル |
| 50kg |
25~50mg |
1~2カプセル |
| 60kg |
30~60mg |
2~3カプセル |
| 70kg |
35~70mg |
2~3カプセル |
| 80kg |
40~80mg |
2~4カプセル |
- 用法・用量に関する注意
- (1) 服用量は体重を基準に設定されます。用量に不安がある場合は、医師または薬剤師に相談してください。
(2) 再発した場合は、2か月以上の休薬期間を設けたうえで再治療を行います。
(3) 女性は、服用開始1か月前から確実な避妊を行い、服用終了後1か月が経過するまで継続してください。
食事による影響
トレティバの有効成分であるイソトレチノインは、脂溶性の性質を持つ成分です。
そのため、空腹時に服用した場合と比べて、食事と一緒に服用した方が体内への吸収が高まることが知られています。
吸収率が安定することで、治療効果を十分に得やすくなると考えられています。
このことから、トレティバは毎回、朝・晩の食後に服用することが推奨されています。
アルコール(お酒)による影響
イソトレチノインとアルコールとの明確な相互作用は確認されていません。
しかし、治療中は血中脂質(中性脂肪)や肝機能に影響が出ることがあり、飲酒習慣のある方ではそのリスクが高まる可能性があります。
特に過度な飲酒は、血液検査値の悪化や副作用の出現につながるおそれがあります。
トレティバの服用期間中は、体調管理の観点からも飲酒はできるだけ控えめにすることが望ましいとされています。
トレティバの効果効能
- 適応症
トレティバは、有効成分イソトレチノインの作用により、重症または難治性のニキビの改善を目的とした治療薬です。
皮脂の過剰分泌を根本から抑えることで、炎症性ニキビや結節性ニキビの発生を防ぎ、既存のニキビ症状の改善が期待されます。
抗生物質や外用薬などの一般的な治療で十分な効果が得られなかった場合にも使用されます。
一定期間の服用により、治療終了後もニキビができにくい状態を維持できることが特徴です。
作用機序(仕組み)
イソトレチノインは、皮脂腺に直接作用し、皮脂の分泌量を大幅に減少させる働きを持っています。
皮脂の分泌が抑えられることで、ニキビの原因となるアクネ菌が増殖しにくい皮膚環境へと改善されます。
また、毛穴の詰まりを引き起こす角化異常を正常化し、炎症の発生を抑制する効果もあります。
これらの作用が複合的に働くことで、ニキビの発生・悪化を根本から抑える治療効果が発揮されます。
トレティバの副作用
トレティバは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、皮膚や唇の乾燥、口唇炎、皮膚のかゆみなどとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
トレティバの副作用
| 関係部位 |
主な症状 |
| 全身 |
アレルギー反応(血管炎、全身性過敏症)、むくみ、倦怠感、リンパ節腫脹、体重減少 |
| 心血管系 |
動悸、頻脈、血管血栓性疾患、脳卒中 |
| 内分泌・代謝系 |
高トリグリセリド血症、血糖値異常(低血糖・高血糖) |
| 消化器系 |
悪心(吐き気)、歯茎の出血、食道炎、食道潰瘍、大腸炎、回腸炎、 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎等)、肝炎、膵炎 |
| 血液系 |
好酸球増加、貧血、血小板減少症、好中球減少症、無顆粒球症 |
| 筋骨格系 |
筋肉痛、関節痛、腰痛、一過性の胸痛、CPK上昇、 骨密度の低下、骨端線の早期閉鎖、骨の過剰骨化、腱・靭帯の石灰化、 骨格異常、横紋筋融解症 |
| 神経系 |
偽性脳腫瘍(頭蓋内圧亢進) |
| 感覚器 |
ドライアイ、結膜炎、角膜混濁、視力低下、夜盲症、光過敏、視野欠損、 聴覚低下、耳鳴 |
| 皮膚・粘膜 |
唇の乾燥、顔面の皮膚乾燥、皮膚の剥離、皮膚炎、かゆみ、鼻血、 脱毛、光線過敏、皮膚の菲薄化、発疹、爪の異常 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- トレティバの重大な副作用
- 強い頭痛、吐き気、視力障害などを伴う頭蓋内圧亢進(偽性脳腫瘍)
- 気分の落ち込み、抑うつ状態、不安感、希死念慮などの精神症状
- 重度の皮膚障害(発疹の急激な悪化、水ぶくれ、皮膚の剥離など)
- 肝機能障害(全身の倦怠感、黄疸、尿の色が濃くなる等)
- 膵炎(激しい腹痛、背中への痛み、吐き気・嘔吐)
- 重度の高トリグリセリド血症に伴う体調異常
- 横紋筋融解症(強い筋肉痛、脱力感、尿の色が赤褐色になる等)
- 重篤なアレルギー反応(全身の発疹、呼吸困難、顔や喉の腫れ等)
トレティバの禁忌
トレティバには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はトレティバを服用できません。
- トレティバの禁忌
- 妊娠中、または妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- イソトレチノインまたは本剤の成分に対して過敏症の既往がある方
- 重度の肝機能障害または腎機能障害のある方
- 高脂血症(特に中性脂肪が著しく高い方)のある方
- ビタミンA過剰症のある方
- テトラサイクリン系抗生物質を服用中の方
トレティバの服用に注意が必要な方
トレティバには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、トレティバを服用する前に医師に相談してください。
- トレティバの服用に注意が必要な方
- 妊娠する可能性のある女性(確実な避妊が必要な方)
- 肝疾患、腎疾患の既往歴がある方
- 糖尿病または血糖値異常のある方
- 脂質代謝異常(中性脂肪・コレステロールが高い方)のある方
- 精神疾患(うつ病など)の既往歴がある方、またはその家族歴がある方
- アルコール摂取量が多い方
- 激しい運動を日常的に行う方
- 骨疾患、骨密度低下、成長期にある方
トレティバの併用禁忌薬
トレティバには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とトレティバは併用して服用できません。
- トレティバの併用禁忌薬
- テトラサイクリン系抗生物質(ミノサイクリン、ドキシサイクリン等)
トレティバの併用注意薬
トレティバには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
トレティバと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、トレティバを服用する前に医師に相談してください。
- トレティバの併用注意薬
- ビタミンA製剤・ビタミンAを含むサプリメント
- 副腎皮質ステロイド薬
- 抗てんかん薬(フェニトインなど)
- ホルモン避妊薬(低用量ピル等)
- セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)を含む製品
トレティバの基本的な注意事項
トレティバは、重症または難治性のニキビに対して高い効果が期待できる一方で、副作用や注意点の多い医薬品です。
服用中は、医師の指示に従い、用法・用量を厳守してください。自己判断による増量・減量、服用中止は行わないでください。
本剤は皮膚や粘膜の乾燥を引き起こしやすいため、保湿ケアやリップクリームなどを併用し、皮膚状態を適切に管理してください。
また、紫外線に対する感受性が高まることがあるため、日焼け止めの使用や長時間の直射日光を避けるなどの対策が必要です。
服用期間中は、血液検査などにより肝機能や脂質異常の有無を定期的に確認することが推奨されます。
体調の変化や気になる症状が現れた場合は、早めに医師へ相談してください。
妊娠中・授乳中の服用はできず、妊娠の可能性がある方は確実な避妊が必要です。
また、服用期間中および服用終了後一定期間は献血を行わないでください。
トレティバは長期的な安全性と効果を考慮し、適切な管理のもとで使用される医薬品です。
正しい知識を持ち、医療従事者と相談しながら治療を進めることが大切です。
トレティバの保管方法
トレティバは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- トレティバの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- カプセル剤を分割した状態で保管しないでください
トレティバに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
トレティバの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
本剤を対象とした臨床試験データは見つかりませんでした。
- 有効性および安全性に関する試験