イソトレチノイン
- 総称名
- イソトレチノイン(英語表記:Isotretinoin)
- 一般名
- イソトレチノイン(英語表記:Isotretinoin)
- 化学式
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- C20H28O2(イソトレチノイン)
- 分子量
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- 300.44 g/mol(イソトレチノイン)
- CAS登録番号
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- 4759-48-2(イソトレチノイン)
イソトレチノイン(Isotretinoin)は、ビタミンA(レチノール)の誘導体であり、主に重度の尋常性ざ瘡(いわゆる重症ニキビ)の治療に用いられる有効成分です。 皮脂腺の働きを抑制し、皮脂の分泌量を大幅に減少させることで、毛包内の炎症や角化異常を改善します。 その強力な作用から、他の外用薬や抗菌薬で十分な効果が得られなかった難治性の症例に対して重要な選択肢となっています。
イソトレチノインの作用機序は、皮脂腺細胞の増殖抑制とアポトーシス誘導による皮脂腺縮小に加え、角化異常の改善や抗炎症作用も含まれます。 この結果、アクネ菌(Cutibacterium acnes)の増殖環境が抑えられ、炎症性病変の形成を防ぐ効果が得られます。
経口投与で用いられることが多く、1日1~2回の服用により持続的な効果を発揮します。 ただし、副作用として乾燥症状(口唇炎、皮膚乾燥、眼の乾燥など)が高頻度で認められます。 また、妊娠中の服用は胎児に奇形を引き起こすリスクが非常に高いため、妊娠を希望する女性への使用は厳格に制限されています。
イソトレチノインを含む医薬品は、重度のニキビに対して高い有効性が臨床試験で確認されており、皮膚科領域で世界的に使用されています。 適切な用量と服用期間を守り、医師の管理のもとで使用することで、再発の抑制や長期的な皮膚状態の改善が期待できます。