ミオゾンの概要
- ミオゾンの特徴
- 有効成分エペリゾン塩酸塩が、筋肉のこわばりやつっぱりなどの筋緊張状態を改善す
- 脊髄反射やγ-運動ニューロンの働きを抑えることで、筋肉の緊張をやわらげる
- 血管を広げて血流を増やす作用もあり、肩こり・腰痛・手足のこわばりなどの症状改善を助ける
| 商品名 |
ミオゾン(Myosone™) |
| 内容量 |
1商品10錠(50mg×10錠×1シート) |
| 有効成分 |
ダプソン(Dapsone) |
| 医薬品分類 |
ミオナールのジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
抗ハンセン病薬(サルホン系抗菌薬) |
| 適応症 |
下記疾患による筋緊張状態の改善 頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症 下記疾患による痙性麻痺 脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、筋萎縮性側索硬化症、脳性小児麻痺、脊髄小脳変性症、脊髄血管障害、スモン(SMON)、その他の脳脊髄疾患 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
マンカインドファーマ(Mankind Pharma Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
ミオゾンの現物サイズ
|
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
104.1mm |
6.1mm |
| 短辺 |
44.3mm |
6.1mm |
| 厚み |
4.7mm |
3.1mm |
| 重量 |
2.4g |
0.16g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
ミオゾンの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 50mg錠の場合:1錠 エペリゾン塩酸塩として50mg |
|---|
| 服用回数 | 1日3回 |
|---|
| 服用タイミング | 食後 |
|---|
ミオゾン50mgは、通常成人の場合、1回1錠を1日3回、食後に服用します。
有効成分エペリゾン塩酸塩として、1日150mgを3回に分けて服用する形です。
食事による影響
ミオゾンは、食後に服用する薬です。
食事による影響について明確な情報は確認されていませんが、空腹時の服用は避け、食後に水またはぬるま湯で服用してください。
アルコール(お酒)による影響
ミオゾンとアルコールの相互作用について、明確な情報は確認されていません。
ただし、ミオゾンの服用中は脱力感、ふらつき、眠気などが現れることがあります。
アルコールによってこれらの症状が強まるおそれがあるため、服用中の飲酒は控えてください。
ミオゾンの効果効能
- 適応症
- 頸肩腕症候群による筋緊張状態の改善
- 肩関節周囲炎による筋緊張状態の改善
- 腰痛症による筋緊張状態の改善
ミオゾンは、有効成分エペリゾン塩酸塩を含む筋緊張改善薬です。
頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症などによる筋肉のこわばりや緊張状態の改善に用いられます。
また、脳血管障害や頸部脊椎症などによって起こる痙性麻痺にも使用されます。
手足のつっぱり、こわばり、動かしにくさなどの症状に作用し、筋肉の緊張をやわらげる効果が期待できます。
作用機序(仕組み)
ミオゾンは、主に脊髄に作用し、筋肉の緊張に関わる神経の働きを抑えることで効果を発揮します。
脊髄反射やγ-運動ニューロンの自発発射を抑制し、過度に高まった筋肉の緊張をやわらげます。
さらに、血管を広げて血流を増やす作用もあります。
筋肉の緊張によって血流が悪くなり、痛みやこわばりが生じる悪循環に働きかけ、肩こり、腰痛、手足のつっぱりなどの改善を助けます。
ミオゾンの副作用
ミオゾンは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、眠気、悪心・嘔吐、食欲不振、脱力感などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
ミオゾンの副作用
|
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 肝臓 |
|
AST、ALT、Al-Pの 上昇等 |
|
| 腎臓 |
|
蛋白尿、BUNの上昇 等 |
|
| 血液 |
|
貧血 |
|
| 過敏症 |
発疹 |
?痒 |
多形滲出性 紅斑 |
| 精神神経系 |
眠気、不眠、頭痛、四 肢のしびれ |
体のこわばり、四肢 のふるえ |
|
| 消化器 |
悪心・嘔吐、食欲不振、 胃部不快感、腹痛、下 痢、便秘、口渇 |
口内炎、腹部膨満感 |
|
|
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 泌尿器 |
|
尿閉、尿失禁、残尿 感 |
|
| 全身症状 |
脱力感、ふらつき、全 身倦怠感 |
筋緊張低下、めまい |
|
| その他 |
ほてり |
発汗、浮腫、動悸 |
しゃっくり |
※発現頻度は製造販売後調査を含む
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- ミオゾンの重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)
ミオゾンの禁忌
ミオゾンには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はミオゾンを服用できません。
ミオゾンの服用に注意が必要な方
ミオゾンには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ミオゾンを服用する前に医師に相談してください。
- ミオゾンの服用に注意が必要な方
- 肝障害のある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
ミオゾンの併用禁忌薬
ミオゾンには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ミオゾンの併用注意薬
ミオゾンには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ミオゾンと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、ミオゾンを服用する前に医師に相談してください。
- ミオゾンの併用注意薬
- メトカルバモール
機序は不明だが、 類似薬のトルペリゾン塩酸塩で、眼の調節障害があらわれたとの報告がある。
ミオゾンの基本的な注意事項
ミオゾンの成分に対して過敏症の既往歴がある方は、服用できません。
服用中に発疹、かゆみ、じんましん、顔のむくみ、息苦しさなどの異常が現れた場合は、使用を中止してください。
ミオゾンの服用中は、脱力感、ふらつき、眠気などが現れることがあります。
これらの症状がある場合は、自動車の運転や危険をともなう機械の操作を避けてください。
肝機能に障害がある方は、肝機能が悪化することがあります。
また、妊娠中、授乳中、高齢の方は、体調の変化に注意しながら服用してください。
副作用として、眠気、不眠、頭痛、手足のしびれ、吐き気、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢、便秘、口渇、脱力感、ふらつき、全身倦怠感などが現れることがあります。
服用後に気になる症状が続く場合は、無理に服用を続けないようにしてください。
ミオゾンの保管方法
ミオゾンは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ミオゾンの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
ミオゾンに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ミオゾンの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
ミオゾンは、先発医薬品である「ミオナール」のジェネリック医薬品であるため、ミオナールの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 筋緊張状態の改善に対する国内臨床試験
- 痙性麻痺に対する国内臨床試験
筋緊張状態の改善に対する国内臨床試験
頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症による筋緊張状態に対して、エペリゾン塩酸塩の有効性が国内臨床試験で確認されています。
一般臨床試験および二重盲検試験において、有効率は52.1%(234例/449例)でした。
また、やや改善以上を含めた場合の改善率は80.4%とされています。
筋緊張状態の改善に対する国内臨床試験
| 対象疾患 |
頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症 |
| 試験の種類 |
一般臨床試験および二重盲検試験 |
| 評価項目 |
筋緊張状態の改善 |
| 有効率 |
52.1%(234例/449例) |
| やや改善以上を含めた改善率 |
80.4% |
痙性麻痺に対する国内臨床試験
脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症などによる痙性麻痺に対して、エペリゾン塩酸塩の有用性が国内臨床試験で確認されています。
痙性麻痺に見られる「つっぱり」に対する改善率は42.3%(197例/466例)、「こわばり」に対する改善率は45.1%(174例/386例)でした。
痙性麻痺に対する国内臨床試験
| 対象疾患 |
脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症など |
| 試験の種類 |
一般臨床試験および二重盲検試験 |
| 評価項目 |
痙性麻痺にともなう症状の改善 |
| つっぱりの改善率 |
42.3%(197例/466例) |
| こわばりの改善率 |
45.1%(174例/386例) |
これらの試験結果から、ミオゾンは痙性麻痺にともなう手足のつっぱりやこわばりに作用し、動かしにくさの改善を助ける薬とされています。