ノルレボの概要
- ノルレボの特徴
- ノルレボは有効成分「レボノルゲストレル」を含んだ、アフターピル(緊急避妊薬)
- 大手製薬会社「HRAファーマ」が製造している正規の先発医薬品
- 「高い避妊率」を誇る緊急時のアフターピルとして世界中で人気
ノルレボの現物サイズ
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箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
102.1mm |
97.9mm |
7mm |
| 短辺 |
45mm |
41.9mm |
7mm |
| 厚み |
15.2mm |
3.9mm |
3.5mm |
| 重量 |
7.9g |
1.71g |
0.14g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
ノルレボの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1.5mg錠の場合:1錠 レボノルゲストレルとして1.5mgまで |
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| 服用回数 | 1回 |
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| 服用間隔 | 基本的には月1回 |
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| 服用タイミング | 性交後、72時間以内 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けない |
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| 留意点 | 連続服用は避ける 月2回の服用はホルモンバランスが乱れたり、避妊効果が低下する可能性があるため避ける できれば性交後、24時間以内に服用する |
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避妊に失敗してしまった場合などに性交後、72時間以内に服用してください。
性交後、できるだけすぐにノルレボを服用することで妊娠を防ぐ確率(妊娠阻止率)を高めることができます。
ただし、ノルレボ服用後の性行為には追加の避妊対策が必要です。
他の避妊方法(コンドームなどの避妊具の使用など)と併用してください。
ノルレボはあくまで緊急避妊用であり、確実な避妊方法ではありません。
月2回以上服用するような状況が続く場合は、低用量ピルなどへの切り替えが必要です。
食事による影響
ノルレボは食事の影響を受けないため、食前食後にかかわらず、いつ服用しても避妊効果には影響がありません。
性交後、72時間以内に服用できれば空腹時でも服用可能であり、食後に服用しても避妊効果に差はありません。
食事の有無を気にした服用タイミングよりも服用までの時間が重要なため、なるべく早く服用した方が避妊成功率が高まります。
しかし、ノルレボの副作用として悪心(吐き気)や嘔吐があるため、空腹時に服用すると気持ち悪くなる可能性があります。
そのため、基本的には食後や食事中の服用が推奨されています。
食後や食事中に服用することで、胃への刺激が和らぎ、これらの副作用が軽減されやすいと考えられています。
アルコール(お酒)による影響
ノルレボとアルコール(お酒)に相互作用は確認されていないため、アルコールを摂取しても避妊効果が低下することはありません。
しかし、基本的には飲酒は避けるか、控えめにすることが推奨されています。
ノルレボの副作用としてよく見られる症状に悪心(吐き気)や嘔吐などが確認されています。
アルコールも同様に胃腸に負担をかけたり、吐き気を誘発することがあるため、両者が重なることで嘔吐などのリスクが高まる可能性があります。
ノルレボの服用前後の飲酒は避けるのが安全と言えます。
ノルレボの効果効能
- 適応症

ノルレボは、性交後に服用することで避妊ができるアフターピル(緊急避妊薬)です。
避妊をしなかった、避妊ができなかった、避妊に失敗した場合の緊急的な避妊に有効です。
性交後、72時間以内に服用することで高い確率で妊娠を防ぐことができます。
ただし、低用量ピル(経口避妊薬)の様に計画的に妊娠を回避するための手段ではないため、注意してください。
性交後の服用が早ければ早いほど避妊の成功に繋がるため、緊急時はできるだけ速やかに服用しましょう。
性交後、72時間以降に服用すると時間の経過とともに避妊成功率が下がってしまうからです。
作用機序(仕組み)

ノルレボは、有効成分であるレボノルゲストレル(黄体ホルモン)という女性ホルモンの一種によって妊娠を防ぐ効果を発揮します。
主に、排卵抑制作用の働きによって避妊効果が得られます。
レボノルゲストレルが体内に吸収されると、視床下部で産生されるGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン/性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の活動を抑制します。
視床下部がレボノルゲストレルの吸収を感知すると、下垂体からのLH(黄体形成ホルモン)やFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌が一時的に減少します。
通常、排卵直前にはLHが急激に増加しますが、レボノルゲストレルはこのLHの急激な増加を阻害することで、排卵を遅延させたり、排卵自体を防ぐことができます。
排卵が起きなければ受精しないため、妊娠には至りません。
- 作用機序
- 有効成分レボノルゲストレルが体内に吸収される
- 視床下部で産生されるGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン/性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の活動を抑制する
- 視床下部がレボノルゲストレルの吸収を感知する
- 下垂体からのLH(黄体形成ホルモン)やFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌を一時的に減少させる
- LHの急激な増加を阻害する
- 排卵を遅延させたり、排卵自体を防ぐ
- 排卵が起きなければ受精しない
- 避妊成功
その他、子宮頚管粘液の粘性を高めて精子の侵入を防ぐ作用や子宮内膜の成長に影響を与えて着床を防ぐ作用によっても避妊効果を発揮するとされています。
避妊成功率は最大84%以上
1,198名を対象に行われた海外の臨床試験において、高い避妊成功率が確認されています。
性交後、72時間以内に服用した時の避妊成功率(妊娠阻止率)は84%以上でした。
性交後、24時間以内に服用すると避妊成功率がさらに上昇することが確認されています。
ノルレボの副作用
ノルレボは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、頭痛や傾眠(眠気)、消退出血、不正子宮出血などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
通常、ノルレボの服用期間中に現れることがありますが、服用を中止すると症状は現れなくなります。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
ノルレボの副作用
| 部位 |
5%以上 |
0.1%以上~5%未満 |
頻度不明 |
| 精神神経系 |
頭痛(12.3%)、傾眠(眠気) |
浮動性めまい、体位性めまい、不安 |
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| 生殖器 |
消退出血(46.2%)、不正子宮出血(13.8%) |
月経過多 |
月経遅延 |
| 消化器 |
悪心(吐き気) |
下腹部痛、下痢、腹痛 |
嘔吐 |
| 血液 |
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貧血 |
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| その他 |
倦怠感 |
異常感、口渇、熱感、疲労、末梢性浮腫 |
乳房圧痛 |
重大な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていません。
ノルレボの禁忌
ノルレボには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はノルレボを服用できません。
- ノルレボの禁忌
- レボノルゲストレルに対して過敏症の既往歴のある方
- 重篤な肝機能障害の方
- 妊婦
ノルレボの服用に注意が必要な方
ノルレボには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ノルレボを服用する前に医師に相談してください。
- ノルレボの服用に注意が必要な方
- 心疾患またはその既往歴のある方
- 重度の消化管障害または消化管の吸収不良症候群のある方
- 腎機能障害またはその既往歴のある方
- 肝機能障害の方(ただし、重篤な肝機能障害の方は禁忌)
- 授乳婦
ノルレボの併用禁忌薬
ノルレボには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ノルレボの併用注意薬
ノルレボには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ノルレボと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、ノルレボを服用する前に医師に相談してください。
- ノルレボの併用注意薬
- 抗けいれん薬
フェノバルビタール(フェノバール、ルピアール等)
フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール等)
プリミドン(プリミドン等)
カルバマゼピン(テグレトール等)
- HIVプロテアーゼ阻害薬(抗HIV薬)
リトナビル(ノービア、カレトラ等)
- 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬
エファビレンツ(ストックリン等)
- 抗酸菌症治療薬
リファブチン(ミコブティン等)
リファンピシン(リファジン等)
- 漢方薬
セントジョーンズワート/セイヨウオトギリソウ(貫葉連翹等)
ノルレボの基本的な注意事項
緊急避妊が必要になった場合、ノルレボはできる限り速やかに服用してください。
ノルレボは性交後に妊娠を回避するためのものであり、計画的に避妊する場合は、可能な限り避妊効果の高い低用量ピル(経口避妊薬)などを用いて避妊してください。
ノルレボの服用後も妊娠する可能性があるため、適切な避妊対策と併用してください。
妊娠している場合は、服用しないでください。
ノルレボの服用前に肝機能の異常や心疾患またはその既往歴の有無、腎疾患またはその既往歴の有無を確認してください。
ノルレボ服用後、不正性器出血や妊娠初期の出血を月経と区別できない場合もあるため、月経周期を考慮し、適切な時期に医療機関で診察を受けてください。
ノルレボの保管方法
ノルレボは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ノルレボの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で保管しないでください
ノルレボに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ノルレボの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
国内第Ⅲ相試験
性交後、72時間以内にレボノルゲストレル0.75mg錠を2錠(レボノルゲストレルとして1.5mg)1回経口投与した結果、解析対象例63例の内、妊娠例は1例で、妊娠阻止率※は81.0%でした。
副作用の発現頻度は72.3%(65例中47例)で、主な副作用は「消退出血」46.2%(65例中30例)、「不正子宮出血」13.8%(65例中9例)、「頭痛」12.3%(65例中8例)、「悪心(吐き気)」9.2%(65例中6例)、「倦怠感」7.7%(65例中5例)、「傾眠(眠気)」6.2%(65例中4例)などでした。
※妊娠阻止率:月経周期日ごとの妊娠確率から求めた妊娠予定数を用いて算出した値
海外第Ⅲ相試験
性交後、72時間以内に他のレボノルゲストレル1.5mg錠を1回経口投与した際の妊娠率および妊娠阻止率は下記の様に報告されています。
妊娠率と妊娠阻止率
| 投与日 | 妊娠率 (妊娠例数/評価症例数) | 妊娠阻止率 |
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性交後、1日~3日 (0時間~72時間) | 1.34% (16例/1,198例) | 84% |
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主な副作用は「不正子宮出血」31.3%(1,359例中426例)、「悪心(吐き気)」13.9%(1359例中189例)、「疲労」13.5%(1,359例中184例)、「下腹部痛」13.5%(1,359例中183例)、「頭痛」10.4%(1,359例中142例)、「浮動性めまい」9.7%(1,359例中132例)、「乳房圧痛」8.3%(1,359例中113例)、「月経遅延」4.6%(1,359例中62例)でした。