ケアプロストの概要
- ケアプロストの特徴
- 先発医薬品ルミガンのジェネリックで、ビマトプロストを成分とする安価で効果的なまつげ育毛剤
- まつ毛の育毛作用により、まつげの長さと太さをアップすることで自然で美しい目元を演出できる
- 睫毛貧毛症や緑内障に適応し、若い女性を中心に人気があり、サンファーマ社が製造販売
ケアプロストの現物サイズ
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箱正面 |
ボトル正面 |
| 長辺 |
66.7mm |
54.9mm |
| 短辺 |
30.6mm |
21.1mm |
| 厚み |
28.6mm |
21.1mm |
| 重量 |
13.2g |
9.05g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
プラスチックボトル |
| 剤形タイプ |
点眼剤 |
ケアプロストの使い方(使用方法)
睫毛貧毛症治療の使い方
| 1回の用量 | 右まつ毛に1滴、左まつ毛に1滴(合計2滴) |
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| 使用回数 | 1日1回 |
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| 使用期間 | 1か月~数か月 |
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| 使用間隔 | 24時間以上空ける |
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| 使用タイミング | スキンケア後の就寝前に使用 |
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| 留意点 | 使用前に手指を石けんで洗ってください |
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ケアプロストは、下記の手順に従って、片方ずつ丁寧に塗布します。
- 使用手順
- まつ毛ブラシ(アプリケーター)の先に、ケアプロストを1滴だけ染み込ませます。
- アイラインを引くように、上まつ毛の根元に沿って目頭から目尻に向かって塗布します。
- まぶたについた余分な薬液は清潔なティッシュ等で拭き取ります。
- 使用したまつ毛ブラシは使い回さず、都度破棄してください。
- 反対側のまつ毛にも、同じ手順で塗布します。
ケアプロストは上まつ毛のみに使用し、下まつ毛には塗らないでください。
上まつ毛に適切に塗布されていれば、下まつ毛にも育毛効果は発揮されます。
塗布用まつ毛ブラシについて
ケアプロストを塗る際は、専用のまつ毛ブラシを使うことをおすすめします。
市販の綿棒でも代用は可能ですが、先端が太く薬液が広がりやすいため、まぶたの周囲に付着しないよう注意が必要です。
また綿が薬液を吸ってしまい、必要量を正確に塗ることが難しくなる場合があります。
ケアプロストの使用タイミングと注意点
ケアプロストは、夜のスキンケアを終えた後、就寝前のタイミングで塗布してください。
コンタクトレンズを装用している場合は、事前に外してからご使用いただく必要があります。
もし塗布後にコンタクトを再装着する場合は、最低でも15分以上間隔をあけてください。
色素沈着を防ぐための工夫
薬液がまぶたに残ったままだと、まれに色素沈着が起こることがあります。
塗ったあとは、はみ出た部分を丁寧に拭き取ることが大切です。
心配な場合は、まぶたの周囲をあらかじめテープなどでマスキングしておくと、より安心して使用できます。
食事による影響
ケアプロストは、上まつ毛の根元(まぶたの皮膚)に塗布して使用する外用薬です。
そのため、内服薬と違って食事が効果に与える影響はほとんどありません。
食後や空腹時を問わず、毎晩就寝前のタイミングに塗布するのが一般的な使い方です。
ただし、健康なまつ毛の成長を支えるために、栄養バランスの取れた食生活を心がけることは間接的にプラスになります。
特にビオチンや亜鉛、ビタミンB群などを含む食事は、健やかなまつ毛づくりの土台になります。
ビオチン
ビカデキサミン
また、ケアプロストは元々、緑内障や高眼圧症の治療薬として開発された経緯から、有効成分のビマトプロストに眼圧を下げる効果があります。
緑内障などの治療目的(眼圧降下)でケアプロストを使用している場合には、医師の指導の下で塩分の摂取制限などの食生活が勧められることがあります。
アルコール(お酒)による影響
ケアプロストは外用薬(まつ毛の生え際に塗るタイプ)であり、通常の使用方法においてはアルコール摂取と大きな相互作用は報告されていません。
そのため、まつ毛育毛剤として使う場合は、お酒を飲んでも基本的に問題ありません。
ただし、下記の点には注意が必要です。
- 注意点
- アルコールによって体全体の血流が一時的に増加するため、ごくまれにまぶたの赤みやかゆみなどの副作用が強く出る可能性があります。
そうした場合は使用を一時中止し、医師に相談してください。
- 肌が敏感な方やアレルギー反応を起こしやすい方は、飲酒直後の塗布を避けるのが無難です。
- 緑内障など眼圧治療目的でケアプロストを使っている方は、アルコールによって眼圧が一時的に変動する可能性があるため、主治医に確認することをおすすめします。
ケアプロストの効果効能
- 適応症
ケアプロストは、まつ毛が短かったり本数が少なかったりする方に使われる治療薬で、睫毛貧毛症のケアに広く活用されています。
美容目的でも注目されており、特に若い女性を中心に、自まつ毛を育てたい人たちから高い支持を得ています。
まつ毛の育毛効果が臨床的に確認されているビマトプロストという有効成分が含まれており、使用前よりまつ毛を太く長く育毛促進することが実証され、統計では過半数が効果を実感したという満足の声が報告されています。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 約4週間(約1か月)後 |
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| 効果のピーク | 約16週間(約4か月)後 |
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| 効果の持続時間 | 継続使用している間 |
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ケアプロストの有効成分ビマトプロストは、しっかりとした臨床試験が行われています。
海外でのビマトプロストを用いた臨床試験の結果
有効成分となるビマトプロスト0.03%を1日1回まつ毛の根元に塗ったときの効果と満足度を、プラセボと比較した治験では、次のような結果が得られました。
- 対象人数:278人(ビマトプロスト群137人、プラセボ群141人)
- 評価期間:20週間(治療16週+観察4週)
- 評価内容:まつ毛の長さ・太さ・濃さ、外見に対する満足度、日常生活への影響
まつ毛育毛効果(治験結果より)
| まつ毛の長さ |
平均+1.4~2.0mm(プラセボ群は約+0.1mm) |
| 太さ・濃さ |
約+106%(プラセボ群は約+12%) |
| 効果を感じるまでの期間 |
使い始めて約4週(約1か月)で実感 16週(約4か月)で最大効果 |
| 副作用 |
まれに軽いかゆみや赤み(重篤な症状はなし) |
ケアプロストには同じ濃度のビマトプロストが含まれているため、上記の治験結果と同等の効果が期待できます。
人工的なまつ毛エクステや付けまつ毛のように負荷をかける必要はなく、自まつ毛そのものを自然に育てるのがケアプロストの特長です。
ナチュラルに整った目元を手に入れたい方にとって、ケアプロストは理想的な育毛アプローチといえます。
ケアプロストで伸びたまつ毛は永久ではない
ケアプロストによって得られたまつ毛の長さや濃さ、ボリューム感の効果は、使用を中止すると徐々に元に戻っていきます。
つまり、効果は永久ではなく、使用を続けている間だけ維持されるという特性があり、使用を中止してから数週間~数か月かけて、まつ毛は元の長さ・太さに戻る傾向があります。
これはまつ毛が通常の毛周期(成長期・退行期・休止期)に従って自然に生え変わるためで、薬の効果が永久に残るわけではありません。
少しでも長持ちさせたい場合は、いったん理想的なまつ毛に育った後、ケアプロストを継続使用する必要がありますが、毎日の塗布から2~3日に1回の塗布に頻度を減らして様子を見る方法(メンテナンス使用)もあります。
また、定期的な塗布と併せて、まつ毛に優しいクレンジングやメイク落としを使用することも推奨されます。
作用機序(仕組み)
ケアプロストの有効成分ビマトプロストの作用機序は下記の通りです。
ビマトプロストの働きと眼圧を下げる仕組み
ビマトプロストは、プロスタマイド受容体に働きかけることで、房水(眼内の水分)の排出を促します。
この働きによって、ぶどう膜強膜流出路からの房水の流れがスムーズになり、結果的に眼圧が低下すると考えられています。
プロスタマイド受容体への作用の確認
イヌに対し、0.03%のビマトプロスト点眼液を1日1回、5日間連続で点眼した実験では、明確な眼圧低下が確認されました。
また、プロスタマイド受容体拮抗薬を事前に投与したところ、この眼圧下降作用が抑制されたことから、ビマトプロストの作用はこの受容体を介していることが示唆されます。
房水の排出促進作用
サルを対象に行われた試験では、0.01%のビマトプロスト点眼液を1日2回、5日間点眼したところ、房水の排出量が増加しました。
特に、ぶどう膜強膜流出路を通る流出量が、基剤(有効成分を含まない点眼液)を使ったグループと比べて有意に高まっており、フルオレセイントレーサ法によってこの効果が確認されています。
幅広い濃度で認められた眼圧降下効果
隅角にレーザーを照射して高眼圧状態をつくったサルに対し、0.001%から0.1%までの濃度のビマトプロストを1回点眼した実験では、すべての濃度で眼圧が低下する作用が観察されました。
この結果から、ビマトプロストはさまざまな用量において眼圧を下げる効果を発揮することが明らかになっています。
ケアプロストの副作用
ケアプロストは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、睫毛の異常、結膜充血、眼瞼色素沈着などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
ケアプロストの副作用
| 部位 |
5%以上 |
1%~5%未満 |
0.1%~ 1%未満 |
頻度不明 |
| 眼 |
睫毛の異常(睫毛が長く、太く、濃くなる等 )(52.8%)、結膜充血(44.9%)、眼瞼色素沈着(20.5%)、眼そう痒症(9.6%)、眼瞼の多毛症 |
結膜炎、結膜浮腫、結膜出血、眼瞼浮腫、眼瞼紅斑、眼瞼そう痒症、眼瞼障害、眼脂、点状角膜炎、角膜びらん、眼刺激、霧視、眼の異常感(違和感、べとつき感等)、くぼんだ眼 |
結膜色素沈着、眼瞼炎、眼瞼下垂、霰粒腫、マイボーム腺梗塞、糸状角膜炎、角膜血管新生、虹彩炎、眼乾燥、眼の灼熱感、眼痛、羞明、白内障、眼精疲労、視力低下、視覚障害、眼球運動失調、眼圧上昇 |
ぶどう膜炎、黄斑浮腫、乾性角結膜炎、流涙、涙液分泌低下 |
| 循環器 |
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狭心症発作、高血圧 |
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| 消化器 |
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胃不快感 |
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| 呼吸器 |
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咳嗽 |
| その他 |
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尿潜血、CK増加 |
口唇疱疹、浮動性めまい、頭痛、胸痛、耳鳴、白血球数増加、ALT(GPT)増加、γ-GTP増加 |
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重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
ケアプロストの禁忌
ケアプロストには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はケアプロストを使用できません。
ケアプロストの使用に注意が必要な方
ケアプロストには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ケアプロストを使用する前に医師に相談してください。
- ケアプロストの使用に注意が必要な方
- 無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の方
- 眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)のある方
- ヘルペスウイルスが潜在している可能性のある方
- 閉塞隅角緑内障の方
- 妊婦
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
ケアプロストの併用禁忌薬
ケアプロストには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません
ケアプロストの併用注意薬
ケアプロストには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ケアプロストと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して使用する場合は、注意しながら使用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を使用している場合は、ケアプロストを使用する前に医師に相談してください。
- ケアプロストの併用注意薬
- プロスタグランジン系点眼剤
- ラタノプロスト含有点眼
まれにではありますが、使用中に眼圧が上昇するケースが報告されています。
原因ははっきりと分かっていませんが、違和感や見えにくさを感じた場合は、すぐに使用を中止し、眼科医にご相談ください。
ケアプロストの基本的な注意事項
ビマトプロストを過剰に使用すると、効果が弱まってしまう恐れがあります。
そのため、1日に1回以上の使用は避け、必ず決められた回数を守ってください。
ケアプロストを使用することで、虹彩(黒目のまわり)やまぶたの皮膚に色素沈着が起こることがあります。
これはメラニンの増加によるもので、見た目の色調が変わることがあります。
また、目のまわりの毛が濃くなる(多毛化)ケースも報告されています。
これらの変化は、使用を続けることで徐々に進行する傾向があり、使用を中止すれば進行は止まります。
眼瞼の色調変化や目の周囲の多毛化については、使用をやめることで時間をかけて薄くなる、または消える可能性があります。
ただし、虹彩の色調変化については、一度変わってしまうと使用を中止しても元に戻らない場合があると報告されています。
特に、茶色と他の色が混ざった虹彩(混合色虹彩)の人には顕著に見られます。
日本人に多い単色の暗い茶色の虹彩でも変化が認められたケースがあり、片目だけに使った場合には左右で目の色が違って見える可能性もあります。
こうした変化はまだ長期的なデータはまだ十分に揃っていないため、定期的に眼科での診察を受けることをおすすめします。
自身の目の健康状態を把握しながら、安心してご使用いただくためにも、日頃から注意深く様子を観察するようにしましょう。
また、まぶたへの色素沈着やまつ毛以外の部位の毛が濃くなるなどの変化を防ぐために、薬液が皮膚についた場合はすぐに拭き取るか、洗い流すようにしてください。
鏡を使って丁寧に塗布するなど、正しい使用方法を心がけることが大切です。
ケアプロストの保管方法
ケアプロストは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ケアプロストの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
ケアプロストに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ケアプロストの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
ケアプロストは、先発医薬品である「ルミガン」のジェネリック医薬品であるため、ルミガンの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 国内第Ⅲ相比較試験(0.5%チモロール点眼液対照試験)
- 国内第Ⅲ相比較試験(0.005%ラタノプロスト点眼液対照試験)
- 国内第Ⅲ相長期投与試験
国内第Ⅲ相比較試験(0.5%チモロール点眼液対照試験)
日本国内で実施された臨床試験では、ケアプロスト(ビマトプロスト)を1日1回使用した場合、眼圧を明確に低下させる効果が確認されました。
比較対象として用いられた0.5%チモロール点眼液よりも、統計的に有意な差で優れた結果が得られています。
国内第III相比較試験(原発開放隅角緑内障または高眼圧症患者対象)
| 薬剤(例数) |
眼圧変化値(平均±標準偏差) |
差の平均値(95%信頼区間) |
検定結果 |
| ケアプロスト(86例) |
-5.74 ± 3.43 mmHg |
-1.49(-2.02 ~ -0.95) |
P < 0.001 |
| 0.5%チモロール(86例) |
-4.25 ± 2.25 mmHg |
― |
― |
ケアプロストを使用した患者のうち、約77.8%に何らかの副作用が報告されました。
主な症状は、まつ毛の伸長(48.9%)、まつ毛の太さ・濃さの変化(30.0%)、眼瞼色素沈着(22.2%)などです。
一方、チモロール点眼液を使用した場合の副作用は、眼の乾き(13.9%)などがありました。
国内第Ⅲ相比較試験(0.005%ラタノプロスト点眼液対照試験)
国内で実施された臨床試験では、ケアプロスト(ビマトプロスト)とラタノプロスト(0.005%)を比較して、いずれも眼圧を下げる効果が確認されました。
その結果、ケアプロストはラタノプロストに対して非劣性が証明されており、信頼できる眼圧下降効果を持つことが示されています。
国内第III相比較試験(ラタノプロストとの比較)
| 薬剤(例数) |
眼圧変化値(平均±標準偏差) |
差の平均値(95%信頼区間) |
検定結果 |
| ケアプロスト(71例) |
-8.0 ± 2.7 mmHg |
-0.6(-1.5 ~ 0.3) |
非劣性が証明された |
| 0.005%ラタノプロスト(70例) |
-7.4 ± 2.8 mmHg |
― |
― |
ケアプロストを使用した方の約66.2%に副作用が見られましたが、その多くは軽度なものでした。
主な報告としては、まつ毛の長さ・太さ・濃さの変化(40.8%)、眼の充血(16.9%)、まぶたの色素沈着(12.7%)などが挙げられます。
一方、ラタノプロストを使用した方では、充血(15.7%)や異物感(4.3%)などが見られました。
国内第Ⅲ相長期投与試験
原発開放隅角緑内障や高眼圧症の患者を対象に、ケアプロストを1日1回、両目に52週間継続して点眼する長期試験が実施されました。
その結果、眼圧は初期から低下し、以後も約7.2~6.3mmHgの範囲で安定して推移しました。
これにより、ケアプロストは長期的に使っても眼圧をしっかりとコントロールできる薬剤であることが確認されました。
この試験では、136例中125例(91.9%)に何らかの副作用が確認されました。
最も多かったのはまつ毛の変化(長く、太く、濃くなるなど)で102例(75.0%)に見られました。
その他にも下記のような症状が報告されています。
主な副作用の内訳
| まつ毛の変化 |
102例(75.0%) |
| 眼の充血 |
53例(39.0%) |
| 眼のかゆみ |
29例(21.3%) |
| 結膜炎(アレルギー性含む) |
10例(7.4%) |
| 目の乾き |
9例(6.6%) |
| 異物感 |
7例(5.1%) |