エソヒールの概要
- エソヒールの特徴
- 有効成分エソメプラゾールを含む、ネキシウムのジェネリック医薬品
- 胃酸の分泌を抑え、逆流性食道炎や胃潰瘍などの治療に用いられる
- 通常1日1回の服用で、症状や目的に応じて20mg・40mgが使い分けられる
エソヒールの現物サイズ
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シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
100mm |
8.6mm |
| 短辺 |
61.9mm |
8.6mm |
| 厚み |
38mm |
3.1mm |
| 重量 |
4.96g |
0.2g |
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シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
100mm |
8.3mm |
| 短辺 |
61.9mm |
8.3mm |
| 厚み |
3.9mm |
2.9mm |
| 重量 |
4.51g |
0.18g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
SP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
エソヒールの飲み方(服用方法)
エソヒールは、適応症(服用目的)によって服用する錠剤の用量規格や用法・用量が異なります。
エソヒールの用量規格は、有効成分の含有量別に「20mg錠」「40mg錠」の2種類があります。
用量規格ごとに適応症が異なるため、症状に応じた錠剤を選択しましょう。
- 適応症ごとの用量規格
- 逆流性食道炎を治療する場合は、エソヒールの20mg錠を服用
- 非びらん性胃食道逆流症を治療する場合は、エソヒールの10mg錠を服用
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、ゾリンジャー・エリソン症候群を治療する場合は、エソヒールの20mg錠を服用
- 低用量アスピリン服用時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制に使用する場合は、エソヒールの20mg錠を服用
- 非ステロイド性抗炎症薬服用時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制に使用する場合は、エソヒールの20mg錠を服用
- ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助に使用する場合は、エソヒールの20mg錠を服用
それぞれ下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
逆流性食道炎治療の用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1錠 40mg錠の場合:1/2錠 エソメプラゾールとして20mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | 通常は最大8週間まで |
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| 服用間隔 | 約24時間おき |
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| 服用タイミング | 食前が望ましいが、医師の指示に従う |
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| 食事の影響 | 空腹時の方が吸収が良いとされている |
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| 留意点 | 再発・再燃を繰り返す場合には、維持療法として1回10~20mgを1日1回継続的に服用することがあります |
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エソメプラゾールは胃酸の分泌を抑える薬で、逆流性食道炎による胸やけや胃もたれの症状を改善します。
通常は1日1回の服用で効果が期待できますが、症状が長引く場合や繰り返す場合には、医師の判断で服用期間や用量が調整されることがあります。
非びらん性胃食道逆流症治療の用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1/2錠 40mg錠の場合:1/4錠 エソメプラゾールとして10mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | 通常は最大4週間まで |
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| 服用間隔 | 24時間ごとに服用する |
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| 服用タイミング | 毎日決まった時間、特に朝食前の服用が推奨されます |
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| 食事の影響 | 空腹時の方が効果的に吸収される傾向があります |
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| 留意点 | 症状が改善しない場合は、自己判断で服用を延長せず、必ず医師に相談してください。 |
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エソメプラゾールは、胃酸の過剰な分泌を抑えることで胸やけやのどの違和感などの症状を改善します。
非びらん性胃食道逆流症では、通常1日1回10mgの服用で効果が期待されますが、服用期間は原則4週間までとされており、長期服用は医師の判断が必要です。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、ゾリンジャー・エリソン症候群治療の用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1錠 40mg錠の場合:1/2錠 エソメプラゾールとして20mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | 胃潰瘍・吻合部潰瘍は最大8週間、十二指腸潰瘍は最大6週間 |
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| 服用間隔 | 24時間ごとに服用 |
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| 服用タイミング | 毎日決まった時間に服用(朝食前など) |
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| 食事の影響 | 空腹時の方が吸収が良いとされています |
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| 留意点 | 症状が改善しても自己判断で中止せず、医師の指示に従って継続してください |
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胃や十二指腸などの潰瘍を治療するために、エソメプラゾールは1日1回20mgで処方されます。
疾患ごとに服用期間が異なり、医師の診断により調整されます。
症状の安定化が見られても、途中で服用をやめずに最後まで続けることが大切です。
低用量アスピリン服用時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1錠 40mg錠の場合:1/2錠 エソメプラゾールとして20mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | アスピリンの継続使用期間に合わせて服用 |
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| 服用間隔 | 毎日24時間ごとに服用 |
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| 服用タイミング | 毎朝など一定の時間帯に服用するのが望ましい |
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| 食事の影響 | 食前に服用することでより高い効果が期待できます |
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| 留意点 | 再発予防のため、自己判断で中止せず、医師の指示に従って継続してください |
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アスピリンを長期で服用している方は、胃や十二指腸潰瘍の再発を防ぐ目的でエソメプラゾールが併用されることがあります。
副作用の予防にもつながるため、定期的な服用を継続することが重要です。
非ステロイド性抗炎症薬服用時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1錠 40mg錠の場合:1/2錠 エソメプラゾールとして20mg |
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| 服用回数 | 1日1回 |
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| 服用期間 | NSAIDs服用中の継続が推奨される |
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| 服用間隔 | 毎日同じ時間に24時間間隔で服用 |
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| 服用タイミング | 朝食前など決まった時間に服用 |
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| 食事の影響 | 空腹時の服用がより吸収効率が良いとされています |
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| 留意点 | NSAIDsの長期服用による消化管障害を防ぐため、医師の指示に従って継続的に服用してください |
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NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は長期間の服用により胃や十二指腸に潰瘍を引き起こすことがあります。エソメプラゾールを併用することで再発のリスクを抑える効果が期待されます。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の用法・用量
| 1回の用量 | 20mg錠の場合:1錠 40mg錠の場合:1/2錠 エソメプラゾールとして20mg |
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| 服用回数 | 1日2回(朝・夕) |
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| 服用期間 | 7日間 |
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| 服用間隔 | 約12時間ごとに服用 |
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| 服用タイミング | 毎食前、または食後すぐに服用するのが一般的 |
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| 食事の影響 | 大きな影響はありませんが、食事とタイミングを合わせると服用を忘れにくくなります |
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| 留意点 | 1次除菌が不成功の場合は、クラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾールを用いた2次除菌療法へ切り替えることがあります |
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ピロリ菌の除菌には、エソメプラゾールに加えアモキシシリン水和物、クラリスロマイシンの3剤併用が基本です。
7日間、毎日2回の服用が必要で、除菌失敗時にはメトロニダゾールを含む代替治療も行われます。
エソヒールを飲み忘れた場合
飲み忘れに気づいた場合は、すぐに1回分を服用して構いません。ただし、次の服用時間が近い場合には、忘れた分は飛ばして、通常のスケジュール通りに服用してください。
決して2回分をまとめて服用しないでください。
次の服用まで8時間以上あるなら服用して問題ありません。
逆に、8時間未満であれば原則としてスキップします。
ただし、症状が強く現れている場合には、すぐに服用し、その分は予定の服薬時間に換えてカウントし直すようにしてください。以降は24時間後に再度服用します。
エソヒールの効果効能
- 適応症(胃酸分泌抑制薬の適応)
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 吻合部潰瘍
- 逆流性食道炎
- ゾリンジャー・エリソン症候群
- 再発抑制目的での使用
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)投与中の胃・十二指腸潰瘍
・低用量アスピリン投与中の胃・十二指腸潰瘍
- 適応症(ヘリコバクター・ピロリ除菌の補助療法)
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 胃MALTリンパ腫
- 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
- 早期胃癌の内視鏡治療後の胃
- ヘリコバクター・ピロリ感染性胃炎
エソヒールは、有効成分エソメプラゾールを含むプロトンポンプ阻害薬で、胃酸の分泌を安定的に抑えることにより、胃痛や胃もたれ、呑酸などの症状を改善します。
従来の薬剤と異なり、効果に個人差が出にくく、使いやすいのが特徴です。
臨床試験では、逆流性食道炎に対して87%の改善率、再発抑制効果は92%という高い有効性が確認されており、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に対しても効果が認められています。
そのため、エソヒールは胃酸過多によるさまざまな胃腸疾患の治療において、第一選択薬とされています。
作用機序(仕組み)
胃酸の分泌は、胃壁細胞の細胞膜上にある受容体にさまざまな刺激物質が結合することで始まり、細胞内で一連の反応が進行します。
その最終段階では、「プロトンポンプ」と呼ばれる酵素が、胃壁細胞内から水素イオン(H?)を放出し、代わりにカリウムイオン(K?)を取り込む働きをします。
エソメプラゾールは、このプロトンポンプの働きを阻害することで、胃酸の分泌を効果的に抑える薬剤です。
エソヒールの副作用
エソヒールは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、肝酵素上昇、発疹、腹痛、等とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制のエソヒールの副作用
| 部位 |
1%~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
| 過敏症 |
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発疹、皮膚炎、そう痒症、蕁麻疹 |
光線過敏、多形紅斑 |
| 消化器 |
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腹痛、下痢、嘔吐、便秘、口内炎、カンジダ症、口渇 |
鼓腸、悪心、顕微鏡的大腸炎 |
| 肝臓 |
肝酵素上昇 |
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| 血液 |
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白血球数減少 |
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| 精神神経 |
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頭痛、錯感覚、傾眠、浮動性めまい |
不眠症、うつ病 |
| その他 |
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CK上昇、回転性めまい、女性化乳房、味覚障害 |
脱毛症、関節痛、筋痛、霧視、倦怠感、多汗症、筋力低下、低マグネシウム血症(低カルシウム血症、低カリウム血症を伴うことがある)、末梢性浮腫 |
副作用の頻度は、成人を対象としたカプセル剤の臨床試験結果(初回承認時およびアジアにおける第III相比較試験)に基づいて算出されています。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助におけるエソヒールの副作用
| 部位 |
5%以上 |
1%~5%未満 |
1%未満※ |
| 過敏症 |
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発疹 |
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| 消化器 |
下痢・軟便(33.4%)、味覚異常(10.5%) |
口内炎、腹痛、食道炎、悪心、腹部膨満感、便秘 |
舌炎、口渇、十二指腸炎 |
| 肝臓 |
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AST上昇 |
肝機能異常、ALT上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇 |
| 血液 |
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好酸球数増多、血小板数減少、貧血、白血球数増多、白血球分画異常 |
| 精神神経 |
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頭痛、しびれ感、めまい、睡眠障害 |
| その他 |
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尿糖陽性 |
尿蛋白陽性、尿酸上昇、総コレステロール上昇、QT延長、発熱、倦怠感、カンジダ症、動悸、霧視 |
※頻度不明を含む
副作用の頻度は、胃潰瘍または十二指腸潰瘍の治療において、エソヒールのラセミ体であるオメプラゾールとアモキシシリン水和物、クラリスロマイシンの3剤併用療法による臨床成績に基づいています。
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- エソヒールの重大な副作用
- ショック
- アナフィラキシー
- 汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血
- 血小板減少
- 劇症肝炎
- 肝機能障害
- 黄疸
- 肝不全
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス-ジョンソン症候群)
- 間質性肺炎
- 間質性腎炎、急性腎障害
- 横紋筋融解症
- 低ナトリウム血症
- 錯乱状態
- 視力障害
エソヒールの禁忌
エソヒールには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はエソヒールを服用できません。
- エソヒールの禁忌
- エソメプラゾールマグネシウムに対して過敏症の既往がある方
- アタザナビル硫酸塩またはリルピビリン塩酸塩を投与中の方
エソヒールの服用に注意が必要な方
エソヒールには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、エソヒールを服用する前に医師に相談してください。
- エソヒールの服用に注意が必要な方
- 薬物過敏症の既往歴のある方
- 肝機能障害のある方
- 妊婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
エソヒールの併用禁忌薬
エソヒールには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とエソヒールは併用して服用できません。
エソヒールの併用禁忌薬
| 薬剤名等 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
| アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)、リルピビリン塩酸塩(エジュラント) |
アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれがある。 リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。 |
エソメプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下する可能性があります。 エソメプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下することがある。 |
エソヒールの併用注意薬
エソヒールには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
エソヒールと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、エソヒールを服用する前に医師に相談してください。
エソヒールの併用注意薬
| 薬剤名等 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
| ジアゼパムフェニトインシロスタゾール |
これらの薬剤の作用を増強することがある。 |
エソヒールは主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、エソヒールと同じ代謝酵素で代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。 |
| ワルファリン |
抗凝血作用を増強し、出血に至るおそれがある。プロトロンビン時間国際標準比(INR)値等の血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。 |
エソヒールは主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、エソヒールと同じ代謝酵素で代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。 |
| タクロリムス水和物 |
タクロリムスの作用を増強することがある。 |
相互作用の機序は不明である。これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。 |
| メトトレキサート |
高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的にエソヒールの投与を中止することを考慮すること。 |
相互作用の機序は不明である。これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。 |
| ジゴキシンメチルジゴキシン |
これらの薬剤の作用を増強することがある。 |
エソヒールの胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。 |
| イトラコナゾール |
これらの薬剤の作用を減弱することがある。 |
エソヒールの胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。 |
| チロシンキナーゼ阻害剤(ゲフィチニブ、ニロチニブ、エルロチニブ) |
これらの薬剤の作用を減弱することがある。 |
エソヒールの胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。 |
| ボリコナゾール |
エソヒールの作用を増強することがある。 |
エソヒールのCmax及びAUCが増加するおそれがある。ボリコナゾールはエソヒールの代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を阻害することが考えられる。 |
| ネルフィナビルメシル酸塩 |
ネルフィナビルの作用を減弱することがある。 |
相互作用の機序は不明である。ネルフィナビルの血中濃度が低下することがある。 |
| セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 |
エソヒールの作用を減弱することがある。 |
セイヨウオトギリソウがエソヒールの代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を誘導し、エソヒールの代謝が促進され血中濃度が低下することが考えられる。 |
エソヒールの基本的な注意事項
- 共通の注意事項
- エソヒールの服用にあたっては、血液像、肝機能、腎機能などに十分注意し、定期的な検査を行うことが望ましい。
- 逆流性食道炎の維持療法に関する注意
- 維持療法は、再発・再燃を繰り返す患者に対して行うものであり、本来維持療法を必要としない患者には投与しないよう留意すること。
- 維持療法期間中は、定期的な内視鏡検査などにより十分な観察を行うことが望ましい。
- 下記の点にも十分に注意すること
- 再発歴や症状の程度などを考慮し、適切な維持療法の用量を選択すること。
- 寛解状態が良好に保たれていると判断された場合には、休薬または減量を検討すること。
- 繰り返しになりますが、定期的な血液像、肝機能、腎機能等の検査を実施することが望ましい。
- 非びらん性胃食道逆流症(NERD)への投与時の注意
- エソヒールの服用にあたっては、問診により、胸やけや胃液の逆流感などの酸逆流症状が週2日以上見られることを確認したうえで使用すること。
- また、エソヒールの服用により、胃癌・食道癌などの悪性腫瘍や他の消化器疾患の症状を一時的に隠すおそれがある。したがって、内視鏡検査等により、これら疾患でないことを事前に確認すること。
エソヒールの保管方法
エソヒールは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- エソヒールの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
エソヒールに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
エソヒールの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
エソヒールは、先発医薬品である「ネキシウム」のジェネリック医薬品であるため、ネキシウムの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 逆流性食道炎:国内第III相試験(成人)①
- 逆流性食道炎:国内第III相試験(成人)②
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:国内第III相試験(成人)
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:国内長期投与試験(成人)
- 低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:アジア共同第III相試験(成人)
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、非びらん性胃食道逆流症、ZollingerEllison症候群ならびに胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、免疫性血小板減少症、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、非びらん性胃食道逆流症、逆流性食道炎、またはZollinger-Ellison症候群:国内第I/III相試験(幼児および小児)
- 逆流性食道炎、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:国内第III相試験(幼児および小児)
逆流性食道炎:国内第III相試験(成人)①
逆流性食道炎を対象とした二重盲検比較試験では、オメプラゾール20mg、エソメプラゾール20mg又は40mgが1日1回最大8週間投与され、投与8週時のそれぞれの治癒率(95%信頼区間)は87.4%(166、例/190例)(81.9%、91.4%)、87.3%(165例/189例)(81.8%、91.3%)および90.0%(171例/190例)(84.9%、93.5%)であり、オメプラゾール20mgに対する本剤20mgおよび40mgの非劣性が認められています。
副作用発現頻度は、エソメプラゾール20mg群で7.9%(15例/189例)でした。
主な副作用は「下痢」2例(1.1%)、「アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加」2例(1.1%)、「血中クレアチンホスホキナーゼ増加」2例(1.1%)でした。
逆流性食道炎:国内第III相試験(成人)②
逆流性食道炎の治癒患者を対象とした二重盲検比較試験において、オメプラゾール10mgと比較したエソメプラゾール10mgおよび20mgの1日1回24週間投与時における逆流性食道炎の再発抑制効果が認められています。
|
エソメプラゾール20mg(188例) |
エソメプラゾール10mg(188例) |
エソメプラゾール10mg(187例) |
| 再発例数 |
14例 |
22例 |
31例 |
| 投与24週後の非再発率※1(95%信頼区間) |
92.0%(88.0%~96.0%) |
87.5%(82.7%~92.4%) |
82.7%(77.2%~88.3%) |
| ハザード比(95%信頼区間) |
0.62[0.32~1.21](エソメプラゾール20mg群vsエソメプラゾール10mg群)0.43[0.23~0.80](エソメプラゾール20mg群vsオメプラゾール10mg群) |
0.62[0.32~1.21](エソメプラゾール20mg群vsエソメプラゾール10mg群)0.43[0.23~0.80](エソメプラゾール20mg群vsオメプラゾール10mg群) |
0.62[0.32~1.21](エソメプラゾール20mg群vsエソメプラゾール10mg群)0.43[0.23~0.80](エソメプラゾール20mg群vsオメプラゾール10mg群) |
| p値※2 |
p=0.158(エソメプラゾール20mg群vsエソメプラゾール10mg群)p=0.007(エソメプラゾール20mg群vsオメプラゾール10mg群) |
p=0.158(エソメプラゾール20mg群vsエソメプラゾール10mg群)p=0.007(エソメプラゾール20mg群vsオメプラゾール10mg群) |
p=0.158(エソメプラゾール20mg群vsエソメプラゾール10mg群)p=0.007(エソメプラゾール20mg群vsオメプラゾール10mg群) |
※1 Kaplan-Meier法による推定
※2 Log-rank検定、有意水準 両側5%、Hochbergの方法による検定の多重性の調整
副作用発現頻度は、エソメプラゾール20mg群で10.8%(15例/139例)およ「びエソメプラゾール10mg群で8.8%(11例/125例)でした。
主な副作用はエソメプラゾール20mg群で「血中クレアチンホスホキナーゼ増加」2例(1.4%)であり、エソメプラゾール10mg群で「下痢」2例(1.6%)および「血中クレアチンホスホキナーゼ増加」2例(1.6%)でした。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:国内第III相試験(成人)
消化性潰瘍の既往を有するNSAID継続服用患者を対象とした二重盲検比較試験においてエソメプラゾール20mgの1日1回24週間投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制効果が認められています。
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エソメプラゾール20mg(173例) |
プラセボ(168例) |
| 発症例数 |
6例 |
56例 |
| 投与24週間後の非発症率※1(95%信頼区間) |
96.0%[92.8%~99.1%] |
64.4%[56.8%~71.9%] |
| ハザード比(95%信頼区間) |
0.09[0.04~0.20 |
0.09[0.04~0.20 |
| p値※2 |
p<0.001 |
p<0.001 |
※1 Kaplan-Meier法による推定
※2 Log-rank検定、有意水準 両側5%
副作用発現頻度は、エソメプラゾール20mg群で13.9%(24例/173例)でした。
主な副作用は「上腹部痛」2例(1.2%)、「下痢」2例(1.2%)、「便秘」2例(1.2%)、「嘔吐」2例(1.2%)、「肝機能異常」2例(1.2%)でした。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:国内長期投与試験(成人)
消化性潰瘍の既往を有するNSAID継続服用患者を対象としたエソメプラゾール20mgの1日1回52週間投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の非発症率は下記の通りです。
| 投与群 |
52週後非発症率(Kaplan-Meier法) |
| エソメプラゾール20mg群(130例) |
95.9% |
副作用発現頻度は、エソメプラゾール20mg群で16.9%(22/130例)でした。
主な副作用は「筋痙縮」2例(1.5%)、「γ―グルタミルトランスフェラーゼ増加」2例(1.5%)、「頭痛」2例(1.5%)、「肝機能異常」2例(1.5%)でした。
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:アジア共同第III相試験(成人)
消化性潰瘍の既往を有する低用量アスピリン(81mg~324mg)継続服用患者(日本人患者含む)を対象としたアジア共同第III相比較試験の中間解析における結果において、エソメプラゾール20mgの1日1回48週間投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制効果が認められています。
さらに、中間解析以降、本薬群の被験者のみ投与が継続され、エソメプラゾール20mgを1日1回最長72週間投与時において、投与72週後の非発症率は96.4%でした。
なお、本試験においては本薬群、プラセボ群ともに全例ゲファルナートを併用しています。
|
エソメプラゾール20mg(182例) |
プラセボ(182例) |
| 発症例数 |
2例 |
22例 |
| 投与48週間後の非発症率※1(96.65%信頼区間) |
98.3%[95.7%~100%] |
81.2%[72.7%~89.7% |
| ハザード比(96.65%信頼区間) |
0.09[0.02~0.41] |
0.09[0.02~0.41] |
| p値※2 |
p<0.001 |
p<0.001 |
※1 Kaplan-Meier法による推定
※2Log-rank検定、有意水準 両側3.35%
エソメプラゾール20mg投与例数214例中31例(14.5%)の副作用が報告されている。
主な副作用は、下痢2例(0.9%)、びらん性胃炎2例(0.9%)、腹部膨満2例(0.9%)、胃ポリープ2例(0.9%)、貧血2例(0.9%)等であった。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、非びらん性胃食道逆流症、ZollingerEllison症候群ならびに胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、免疫性血小板減少症、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
国内において成人対象の臨床試験等の副作用発現頻度が明確となる試験を実施していない。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、非びらん性胃食道逆流症、逆流性食道炎、またはZollinger-Ellison症候群:国内第I/III相試験(幼児および小児)
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、非びらん性胃食道逆流症、逆流性食道炎、またはZollinger-Ellison症候群を有するまたは有する疑いのある1歳~14歳の患者50例を対象とした非盲検試験では、体重10kg以上20kg未満(10例[第1群])にエソメプラゾール1回10mgを、20kg以上に1回10mg(1歳~11歳10例[第2群]、12歳~14歳10例[第4群])または1回20mg(1歳~11歳10例[第3群]、12歳~14歳10例[第5群])を1日1回最大8週間投与しました。
各投与群の上部消化器症状(胸やけ、呑酸、心窩部痛、上腹部不快感)は、投与前に症状を有していた患者の40%以上の割合で消失しました。
また、投与前に内視鏡的評価が実施できた患者のうち病理学的所見が認められた3例すべてにおいて投与後に所見が消失しました。
| 投与群(投与例数) |
第1群(10例) |
第2群(10例) |
第3群(10例) |
第4群(10例) |
第5群(10例) |
| 年齢 |
1歳以上 |
1歳~11歳以上 |
1歳~11歳以上 |
12歳~14歳以上 |
12歳~14歳以上 |
| 体重 |
10kg以上20kg未満 |
20kg以上 |
20kg以上 |
20kg以上 |
20kg以上 |
| 投与量 |
10mg |
10mg |
20mg |
10mg |
20mg |
| Kaplan-Meier法による最終時点の累積持続消失率 |
Kaplan-Meier法による最終時点の累積持続消失率 |
Kaplan-Meier法による最終時点の累積持続消失率 |
Kaplan-Meier法による最終時点の累積持続消失率 |
Kaplan-Meier法による最終時点の累積持続消失率 |
Kaplan-Meier法による最終時点の累積持続消失率 |
| 胸やけ |
100%(2例) |
66.7%(3例) |
100%(1例) |
50%(2例) |
75%(4例) |
| 呑酸 |
75%(4例) |
100%(3例) |
80%(5例) |
50%(4例) |
100%(4例) |
| 心窩部痛 |
100%(2例) |
50%(6例) |
100%(6例) |
40%(5例) |
57.1%(7例) |
| 上腹部不快感 |
100%(3例) |
66.7%(6例) |
100%(4例) |
60%(5例) |
50%(6例) |
1歳~14歳の患者50例中2例(4.0%)の副作用が報告されています。
その内訳は、「下痢」および「腹痛」、「光線過敏性反応」各1例(2.0%)でした。
逆流性食道炎、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制:国内第III相試験(幼児および小児)
逆流性食道炎が治癒した1歳~14歳の患者※127例(グループ1[体重10kg以上20kg未満]7例、グループ2[体重20kg以上]20例)および消化性潰瘍の既往を有するNSAIDまたは低用量アスピリンを継続服用している1歳~14歳の患者22例(グループ3[体重10kg以上20kg未満]9例、グループ4[体重20kg以上]13例)を対象とした非盲検試験では、逆流性食道炎の初期治療後の維持療法および胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制における、エソメプラゾールの有効性および安全性を検討しました。
本試験では、エソメプラゾール10mg(体重10kg以上20kg未満)または20mg(体重20kg以上)※2を逆流性食道炎の初期治療後の維持療法では1日1回24週間、NSAIDまたは低用量アスピリンを継続服用している患者の胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制では1日1回32週間投与した※3。
逆流性食道炎の再発割合、胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発割合は下記の通りです。
※1 逆流性食道炎の初期治療期では、グループ1の患者に10mg1日1回、グループ2の患者に20mg 1日1回を8週間投与した
※2 体重20kg以上の患者については10mgで投与を開始することとしたが、治験責任医
師等の判断で症状等に応じ20mgに増量可能とした
※3 逆流性食道炎の初期治療後の維持療法では最長44週間、NSAIDまたは低用量アスピ
リンを継続服用している患者の胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制では最長52週間まで投与を継続可能とした
| 投与対象 |
逆流性食道炎が治癒した患者 |
逆流性食道炎が治癒した患者 |
消化性潰瘍の既往を有するNSAIDまたは低用量アスピリンを継続服用している患者 |
消化性潰瘍の既往を有するNSAIDまたは低用量アスピリンを継続服用している患者 |
| 評価期間 |
24週間 |
24週間 |
32週間 |
32週間 |
| 投与群(投与例数)※1 |
グループ1(7例) |
グループ2(19例)※2 |
グループ3(9例) |
グループ4(13例) |
| 体重 |
10kg以上20kg未満 |
20kg以上 |
10kg以上20kg未満 |
20kg以上 |
| 再発例数※3 |
0例 |
1例※4 |
1例※5 |
0例 |
| 再発割合(95%信頼区間)※3※6 |
0.0%(0.0%~41.0%) |
5.3%(0.1%~26.0%) |
11.1%(0.3%~48.2%) |
0.0%(0.0%~24.7%) |
※1 グループ1の1例およびグループ2の1例は24週までに治験中止、グループ4の1例は32週までに治験中止となった
※2 グループ2(20例)の1例は、維持療法期開始時に逆流性食道炎が治癒していないことが確認されたため有効性解析対象集団には含まれなかった
※3 上部消化管内視鏡検査による所見の確認、治験中止を要する症状増悪、または20mgへの増量を要する症状増悪を再発とした
※4 20mgへの増量を要する症状増悪
※5 上部消化管内視鏡検査による所見の確認
※6 Clopper-Pearson法により算出
グループ1の7例中1例(14.3%)で副作用が報告されています。
報告された副作用は、「便秘」および「好酸球性食道炎」各1例(14.3%)でした。
グループ2、グループ3、グループ4で副作用は報告されていません。