ドムスタルの概要
- ドムスタルの特徴
- 有効成分ドンペリドンにより、吐き気や嘔吐、胃もたれなどの消化器症状の改善に作用する
- 胃や腸の運動を促進し、消化管の働きを整えることで胃の不快感や腹部膨満感の軽減に役立つ
- ナウゼリンと同じ有効成分を含むジェネリック医薬品で、同等の作用を持ちながら費用負担を抑えられる
| 商品名 |
ドムスタル(DOMSTAL®) |
| 内容量 |
1商品10錠(10mg×10錠×1シート) |
| 有効成分 |
ドンペリドン(Domperidone) |
| 医薬品分類 |
ナウゼリンのジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
制吐剤 |
| 適応症 |
薬剤投与時の消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、あい気):慢性胃炎、胃下垂症、胃切除後症候群、抗悪性腫瘍剤またはレボドパ製剤投与時、周期性嘔吐症、上気道感染症 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
トレントファーマ(Torrent Pharmaceuticals Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後14日~28日前後で到着 |
ドムスタルの現物サイズ
|
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
63.8mm |
6.5mm |
| 短辺 |
29.1mm |
6.5mm |
| 厚み |
3.5mm |
3mm |
| 重量 |
1.78g |
0.1g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
ドムスタルの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 10mg錠の場合:1錠 ドンペリドンとして10mg |
|---|
| 服用回数 | 1日3回 |
|---|
| 服用期間 | 7~154日 |
|---|
| 服用間隔 | 6時間以上空ける |
|---|
| 服用タイミング | 食前 |
|---|
ドムスタルは、有効成分ドンペリドンを含む消化管運動機能改善薬です。
通常、成人は1回10mgを1日3回服用します。
吐き気や嘔吐、胃の不快感などの症状を改善する目的で使用されます。
服用の際は、水またはぬるま湯で服用してください。
胃の働きに関係する薬のため、食事の前に服用することで効果が現れやすくなります。
症状の程度や体調により服用期間が異なる場合があります。
継続して使用する場合は、体調の変化に注意しながら服用してください。
食事による影響
ドムスタルは、食事の影響を受ける可能性があります。
一般的には食前に服用することで、消化管の運動を整える作用が効率よく現れるとされています。
食後に服用すると有効成分の吸収が遅くなることがあり、作用の発現が遅れる場合があります。
そのため、通常は食事の前に服用する方法が推奨されています。
アルコール(お酒)による影響
ドムスタルとアルコールの間に重大な相互作用は報告されていません。
ただし、アルコールは胃腸に刺激を与えることがあり、吐き気や胃の不快感を強める可能性があります。
症状の改善を目的として服用している場合は、飲酒を控えることで胃腸への負担を軽減できる場合があります。
体調を考慮しながら適量にとどめることが望ましいとされています。
ドムスタルの効果効能
- 適応症
- 薬剤投与時の消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、あい気):慢性胃炎、胃下垂症、胃切除後症候群、抗悪性腫瘍剤またはレボドパ製剤投与時、周期性嘔吐症、上気道感染症
ドムスタルは、有効成分ドンペリドンを含む消化管運動機能改善薬で、吐き気や嘔吐、胃の不快感などの症状の改善に用いられます。
胃や腸の動きを整えることで、消化管の働きをサポートし、消化不良や食欲不振、腹部膨満感などの症状を緩和します。
主に、慢性胃炎や胃下垂、機能性ディスペプシアなどに伴う消化器症状の改善を目的として使用されます。
また、吐き気や嘔吐を抑える作用もあるため、消化管の不調による悪心・嘔吐の改善にも用いられています。
作用機序(仕組み)
ドムスタルは、ドパミンD2受容体を遮断する作用を持つ薬です。
消化管の神経に存在するドパミン受容体を抑えることで、胃や腸の運動を促進し、食べ物の移動をスムーズにします。
この作用により、胃内容物の排出が促され、胃もたれや膨満感などの症状の改善が期待できます。
さらに、脳の嘔吐中枢に関係する受容体にも作用することで、吐き気や嘔吐を抑える効果も現れます。
ドムスタルの副作用
ドムスタルは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、下痢、肝機能異常、便秘、腹痛などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
ドムスタルの副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 肝臓 |
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肝機能異常(AST、ALT、γ-GTP、ビリルビン、Al-P、LDH上昇等) |
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| 内分泌 |
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女性化乳房、プロラクチン上昇、乳汁分泌、乳房膨満感、月経異常 |
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| 消化器 |
下痢 |
便秘、腹痛、腹部圧迫感、口渇、胸やけ、悪心、嘔吐、腹部膨満感 |
腹部不快感、腹鳴、腸痙攣 |
| 循環器 |
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心悸亢進 |
QT延長 |
| 皮膚 |
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じん麻疹、発疹、そう痒 |
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| その他 |
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口内のあれ、発汗、眠気、動揺感、めまい・ふらつき |
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※発現頻度はナウゼリン錠、細粒及びドライシロップの使用成績調査を含む
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- ドムスタルの重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
- 錐体外路症状(0.1%未満)
- 意識障害、痙攣(いずれも頻度不明)
- 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
ドムスタルの禁忌
ドムスタルには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はドムスタルを服用できません。
- ドムスタルの禁忌
- ドンペリドンの成分に対して過敏症の既往歴がある方
- 消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔がある方(症状が悪化するおそれがあります)
- プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)がある方(抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌を促す可能性があります)
ドムスタルの服用に注意が必要な方
ドムスタルには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ドムスタルを服用する前に医師に相談してください。
- ドムスタルの服用に注意が必要な方
- 心疾患のある方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
- 妊婦
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
ドムスタルの併用禁忌薬
ドムスタルには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ドムスタルの併用注意薬
ドムスタルには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
ドムスタルと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、ドムスタルを服用する前に医師に相談してください。
- ドムスタルの併用注意薬
- フェノチアジン系精神神経用剤(プロクロルペラジン、クロルプロマジン、チエチルペラジン等)
- ブチロフェノン系製剤(ハロペリドール等)
- ラウオルフィアアルカロイド製剤(レセルピン等)
- フェノチアジン系精神神経用剤
- ジギタリス製剤(ジゴキシン等)
- 抗コリン剤(ブチルスコポラミン臭化物、チキジウム臭化物、チメピジウム臭化物水和物等)
- 制酸剤
- H2受容体拮抗剤(シメチジン、ラニチジン等)
- プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール等)
- CYP3A4阻害剤(イトラコナゾール、エリスロマイシン等)
ドムスタルの基本的な注意事項
ドムスタルは、吐き気や嘔吐、胃の不快感などの消化器症状を改善する薬です。
服用する際は、定められた用法・用量を守って使用してください。
本剤の有効成分であるドンペリドンは、まれに心臓の電気的な働きに影響を与える可能性があるとされています。
そのため、心疾患のある方や高齢の方では、体調の変化に注意しながら使用することが大切です。
また、他の薬剤との併用により血中濃度が上昇する可能性があります。
特にCYP3A4を阻害する薬剤と併用する場合は、作用が強く現れることがあるため注意が必要です。
長期間使用する場合は、体調の変化や気になる症状がないか確認しながら使用してください。
服用中に動悸、めまい、強い倦怠感などの異常が現れた場合は、使用を中止することが望ましいとされています。
ドムスタルの保管方法
ドムスタルは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ドムスタルの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
ドムスタルに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ドムスタルの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
ドムスタルは、先発医薬品である「ナウゼリン」のジェネリック医薬品であるため、ナウゼリンの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 慢性胃炎などの消化器症状に対する国内臨床試験
- 悪心・嘔吐に対する臨床試験
慢性胃炎などの消化器症状に対する国内臨床試験
ドンペリドンの有効性を評価するため、慢性胃炎などに伴う消化器症状を対象とした臨床試験が国内で実施されています。
胃もたれ、吐き気、食欲不振、腹部膨満感などの症状を有する患者を対象に、本剤を一定期間投与し症状の改善度が評価されました。
その結果、多くの患者で胃の不快感や吐き気などの症状の改善が確認されました。
本剤は胃の運動を促進する作用により、胃内容物の排出を促し、消化器症状の軽減に寄与することが示されています。
臨床試験
| 対象 |
慢性胃炎などに伴う消化器症状を有する患者 |
| 主な評価項目 |
吐き気、嘔吐、食欲不振、胃もたれ、腹部膨満感などの症状改善 |
| 結果 |
多くの患者で消化器症状の改善が確認された |
悪心・嘔吐に対する臨床試験
ドンペリドンの制吐作用を評価するため、悪心や嘔吐を有する患者を対象とした臨床試験が実施されています。
本試験では、一定期間ドンペリドンを投与し、悪心や嘔吐などの症状の改善度が評価されました。
その結果、多くの症例で悪心や嘔吐の症状が軽減し、制吐作用が確認されています。
本剤はドパミンD2受容体を遮断することで嘔吐反射に関与する経路に作用し、吐き気や嘔吐を抑える効果が現れます。
臨床試験
| 対象 |
悪心・嘔吐の症状を有する患者 |
| 主な評価項目 |
悪心、嘔吐の症状改善 |
| 結果 |
悪心や嘔吐の症状軽減が確認された |