セルノスカプセルの概要
- セルノスカプセルの特徴
- 男性ホルモン補充用カプセルで、内因性テストステロンの低下による症状に作用する
- 食後に服用することでリンパ系から効率よく吸収され、血中テストステロン値を安定させやすい
- 注射剤とは異なり、自宅で手軽に服用できるため継続しやすく、長期的な使用にも適している
セルノスカプセルの現物サイズ
|
箱正面 |
シート正面 |
カプセル剤正面 |
| 長辺 |
94.5mm |
88mm |
12.6mm |
| 短辺 |
53.9mm |
49.8mm |
6.5mm |
| 厚み |
26.6mm |
8.2mm |
6.5mm |
| 重量 |
28.75g |
6.67g |
0.44g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
ソフトカプセル剤 |
セルノスカプセルの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1~2カプセル テストステロンウンデカン酸エステルとして40~80mg |
|---|
| 服用回数 | 1日2回 |
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| 服用タイミング | 食後すぐ |
|---|
セルノスカプセルは、テストステロンウンデカン酸エステルを効率よく体内へ吸収させるため、食後に服用すること推奨します。
特に脂肪を含む食事と一緒に摂ることで吸収が安定し、十分な作用が現れるとされています。
カプセルは噛んだり割ったりせず、そのまま水またはぬるま湯で飲んでください。
1日2回の服用が基本となり、朝食後と夕食後のタイミングで12時間以上間隔を空けて飲むと、血中濃度が安定しやすくなります。
飲み忘れた場合でも、2回分をまとめて飲むことは避け、次の食後に通常量を服用してください。
継続的に服用することで効果が維持されるため、毎回同じタイミングで飲むよう心がけることが重要です。
食事による影響
セルノスカプセルは、食事と一緒に服用することで吸収が大きく高まる特徴があります。
特に脂肪を含む食事の直後に飲むと、成分がリンパ系から効率よく吸収され、作用が現れやすくなります。
空腹時に服用すると吸収率が低下し、十分な効果が得られない可能性があります。
そのため、必ず食後すぐのタイミングで継続して服用することが重要です。
アルコール(お酒)による影響
適量のアルコールはセルノスカプセルの成分吸収に直接大きな影響を与えるものではありませんが、大量の飲酒は代謝バランスを乱すことがあります。
飲酒量が増えると体調に変動が生じ、服用時の作用が安定しにくくなる場合があります。
服用期間中は過度な飲酒を避け、体調の変化に注意しながら摂取することが望ましいとされています。
セルノスカプセルの効果効能
- 適応症
セルノスカプセルは、内因性テストステロンが不足している成人男性に対し、テストステロンを補充する目的で使用されます。
主に男性ホルモン低下に伴うさまざまな症状に作用し、不足したホルモン量を適切な範囲へ整えることで症状の改善が期待できます。
テストステロン低下によって生じる性機能の低下、活力の減少、筋肉量の低下、骨密度の低下などに作用し、日常生活における身体機能の改善に役立つとされています。
作用機序(仕組み)
セルノスカプセルは、テストステロンウンデカン酸エステルを有効成分とするカプセル剤で、食後に服用することで成分がリンパ系を通じて吸収されます。
この吸収経路により、成分が効率よく体内へ届けられ、血中テストステロン量を安定した範囲に整える働きが現れます。
補充されたテストステロンは、筋肉や骨、造血系、性機能などに関わる生理作用をサポートし、ホルモン不足による症状の改善に寄与します。
継続的な服用により、テストステロン値を適切なレベルに維持することが期待されます。
セルノスカプセルの副作用
セルノスカプセルは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、にきびや皮脂分泌の増加などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
セルノスカプセルの副作用
| 部位 |
頻度不明 |
| 皮膚 |
にきび 皮脂分泌の増加 脱毛 |
| 消化器 |
胃部不快感 腹部の張り |
| 循環器 |
むくみ 血圧の変動 |
| その他 |
気分の変動 赤血球増多による数値変動 軽度の倦怠感 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- セルノスカプセルの重大な副作用
- 著しいむくみや急激な体重増加
- 呼吸が苦しい、胸の強い圧迫感
- 手足のしびれや急な麻痺、言葉が出にくいなどの血栓症状
- 前立腺に関連した違和感や排尿困難が急に強まる症状
- 全身の強い倦怠感や異常な黄疸などの肝機能の変化
セルノスカプセルの禁忌
セルノスカプセルには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はセルノスカプセルを服用できません。
- セルノスカプセルの禁忌
- 前立腺がんの方
- 男性乳がんの方
- 重度の肝疾患のある方
- 成分にアレルギーのある方
セルノスカプセルの服用に注意が必要な方
セルノスカプセルには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、セルノスカプセルを服用する前に相談が必要です。
- セルノスカプセルの服用に注意が必要な方
- 心不全やむくみが起こりやすい方
- 高血圧の方
- 軽度~中等度の肝機能低下がある方
- 腎機能が低下している方
- 睡眠時無呼吸のある方
- 前立腺肥大の症状がある方
- 血栓ができやすい体質の方
セルノスカプセルの併用禁忌薬
セルノスカプセルには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
セルノスカプセルの併用注意薬
セルノスカプセルには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
セルノスカプセルと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、セルノスカプセルを服用する前に相談が必要です。
- セルノスカプセルの併用注意薬
- インスリン(血糖降下作用が変動する可能性)
- コルチコステロイド(むくみが増加する可能性)
- ワルファリンなどの抗凝固薬(抗凝固作用が増強する可能性)
- シクロスポリン(腎機能障害のリスクが増加する可能性)
- プロプラノロール(代謝に影響が出る可能性)
- セントジョーンズワート(血中テストステロン濃度が低下する可能性)
セルノスカプセルの基本的な注意事項
セルノスカプセルは、テストステロン不足を補う目的で使用される薬剤です。
適切に服用することで効果が現れますが、使用に際してはいくつかの注意点があります。
まず、カプセルは必ず食後に服用し、噛まずに飲み込んでください。
空腹時に服用すると吸収が低下し、十分な作用が現れにくくなります。
また、服用期間中は体調の変化に注意し、むくみ、息苦しさ、気分の変動などが続く場合は相談が必要です。
前立腺に関連する症状や排尿の変化が現れた際も、早めに対処することが望ましいとされています。
他の薬を服用している場合や既往歴がある場合は、併用による影響を避けるため注意が必要です。
特に血圧、肝機能、腎機能、血糖値に関わる薬剤とは相互作用が起こる可能性があります。
継続して服用する薬剤のため、毎回決まったタイミングで服用し、急な中断や過剰摂取を避けてください。
定期的な健康管理を心がけ、無理のない範囲で継続することが大切です。
セルノスカプセルの保管方法
セルノスカプセルは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- セルノスカプセルの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- カプセル剤を分割した状態で保管しないでください
セルノスカプセルに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
セルノスカプセルの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
セルノスカプセルは、先発医薬品である「アンドリオール」のジェネリック医薬品であるため、アンドリオールの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 高齢男性におけるテストステロン補充療法の比較バイオアベイラビリティ試験
- 207名の男性を対象としたテストステロンウンデカン酸エステル6か月投与試験
- 35名の男性を対象とした10年(120か月)長期安全性試験
高齢男性におけるテストステロン補充療法の比較バイオアベイラビリティ試験
この試験では、テストステロンウンデカン酸エステルを含むカプセル製剤(アンドリオール)の生物学的利用能が検証されました。
脂肪を含む食事と共に服用した場合、吸収効率が大幅に向上し、安定した血中テストステロン濃度が得られることが確認されています。
207名の男性を対象としたテストステロンウンデカン酸エステル6か月投与試験
この臨床試験では、40~83歳の男性207名を対象に、テストステロンウンデカン酸エステルを6か月間投与した際の有効性と安全性が評価されました。
投与量は、基準となる血中テストステロン値に応じて80mgまたは120mgが使用されました。
| 対象者 |
40~83歳の男性207名 |
| 投与期間 |
6か月 |
| 投与量 |
1日80mgまたは120mg |
| 主な評価項目 |
テストステロン値、LH、前立腺容積、PSA、尿路症状など |
| 結果 |
LH低下、前立腺容積の軽度変動、PSAの安定、尿路症状の改善傾向が確認された |
この試験では、血中テストステロン値の改善だけでなく、前立腺関連パラメータや下部尿路症状に関する変化も観察され、安全性と作用の信頼性が確認されています。
35名の男性を対象とした10年(120か月)長期安全性試験
この試験では、テストステロンウンデカン酸エステルを最長10年間(120か月)継続して服用した際の長期的な安全性が評価されました。
対象となった35名の男性に対し、80~200mg/日が継続投与され、その間の臨床数値および安全性が追跡されました。
| 対象者 |
35名の男性 |
| 投与期間 |
最長10年(120か月) |
| 投与量 |
1日80~200mg |
| 主な評価項目 |
肝機能、前立腺サイズ、尿流量、血液検査値など |
| 結果 |
肝機能に重大な影響は認められず、前立腺肥大の発生も確認されなかった |
この長期研究により、テストステロンウンデカン酸エステルの継続使用が比較的安定した安全性プロファイルを有することが示されています。
特に肝機能や前立腺指標において重篤な変化が見られなかった点は、長期使用の妥当性を支持する重要な知見となっています。