プリロックスクリームの概要
- プリロックスクリームの特徴
- プリロックスクリームは有効成分「リドカイン」と「プロピトカイン」を含んだ、外用薬タイプの早漏防止薬
- インドの製薬会社「ネオンラボラトリーズ」が製造しているエムラクリームのジェネリック医薬品
- エムラクリームより「低価格で購入可能」でコスパが良い
プリロックスクリームの現物サイズ
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箱正面 |
チューブ正面 |
| 長辺 |
130mm |
123.9mm |
| 短辺 |
62mm |
34mm |
| 厚み |
24.6mm |
22mm |
| 重量 |
57.95g |
35.35g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
プリロックスクリームの使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 患部に適量を薄く塗布 |
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| 使用回数 | 1日1回 |
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| 使用タイミング | 性交の約30分前 |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けない |
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| 留意点 | 塗布後は洗浄し、コンドームの着用がおすすめ 有効成分がパートナーに付着すると感覚を鈍らせる恐れがある 塗布時間が120分を超えないこと |
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プリロックスクリームを陰茎に使用する際は、1回あたり10g以下を目安に性交の約30分前に塗布してください。
クリームを指先で均一に薄く伸ばすように塗り広げた後、最大約30分放置すると、有効成分が皮膚や粘膜へしっかり浸透します。
塗布後は必ずシャワーや濡れタオルなどでクリーム剤を洗い流してください。
有効成分が皮膚や粘膜に残った状態で性交を行うと、パートナーの粘膜にも有効成分が付着し、感覚を鈍らせるおそれがあります。
また、洗浄後はコンドームの着用が推奨されています。
有効成分が相手の性器に移行するリスクを避けるため、洗い流した後であってもコンドームを併用することが望ましいでしょう。
1日の使用量は最大10gまでとし、連続して長期間使用することは避け、必要な時にだけ使用しましょう。
- 使い方の手順
- 清潔な手で陰茎を洗い、乾燥させる
- プリロックスクリームを適量(10g以下)手に取り、陰茎全体にムラなく薄く塗布する
- 塗布後、約30分放置して成分を浸透させる
- その後、シャワーまたは濡れタオルで丁寧に洗い流す
- 性交時はコンドームを装着する
食事による影響
プリロックスクリームは外用薬(塗り薬)タイプの局所麻酔薬であり、体内に取り込むものではないため、食事のタイミングによる影響はありません。
そのため、使用前後に食事をしても問題はなく、摂食の時間帯を気にせず使用することができます。
重要なのは、用法用量に従って適切な部位に適量を使用し、必要に応じてコンドームの着用をするといった処置を行うことです。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適量摂取であれば問題ないとされています。
プリロックスクリームは肌に直接塗布するタイプの外用薬であるため、一般的には飲酒がその薬効に直接影響を及ぼすことはありません。
ただし、アルコールを過剰に摂取すると、性的なパフォーマンス自体が低下する恐れがあり、結果として効果を十分に実感できないことがあります。
また、酩酊状態での性行為は判断力が鈍りやすく、正しい使い方や安全面で問題が生じる可能性もあるため、注意が必要です。
軽くお酒をたしなむ程度であれば大きな問題はありませんが、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。
プリロックスクリームの効果効能
- 適応症
- 表面麻酔
- 性交痛
- 早漏(Premature Ejaculation:PE)
- ※射精に至るまでの時間が極端に短いと感じる方に有効<
プリロックスクリームは、有効成分としてリドカインとプロピトカイン(プリロカイン)が配合された、外用薬(塗り薬)タイプの局所麻酔薬です。
医療現場では、尿道麻酔や気管内挿管、歯科処置における粘膜麻酔など、幅広い用途で使用されています。
この局所麻酔効果を応用して、陰茎に塗布することで性交時の刺激をやわらげ、早漏の予防に利用することができます。
陰茎(特に亀頭)に使用すると刺激に対する感覚が軽減されるため、射精までの時間を延長する効果が期待できます。
効果の目安
| 効果の発現時間 | 約30分後 |
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| 効果の持続時間 | 約1時間~2時間 |
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作用機序(仕組み)
プリロックスクリームの有効成分であるリドカインとプロピトカイン(プリロカイン)は、局所麻酔薬として神経の信号伝達を一時的に遮断する働きを持っています。
皮膚や粘膜に塗布されると、リドカインはその表面から浸透し、神経細胞膜に存在する「ナトリウムチャネル(Naチャネル)」と呼ばれる構造に結合します。
このチャネルは、外部からの刺激をナトリウムイオンの流入によって神経へ伝達する役割を担っています。
リドカインとプロピトカイン(プリロカイン)がナトリウムチャネルを強力にブロックすることで、ナトリウムイオンは細胞内に入ることができなくなり、神経細胞が興奮せず、電気信号が脳に伝わりません。
その結果、塗布した部位の感覚が一時的に鈍くなり、痛みや刺激を感じにくくするという麻酔効果が得られます。
このメカニズムを利用し、プリロックスクリームを陰茎に直接塗布することで、刺激による感覚の伝達を抑え、射精のタイミングをコントロールすることができるのです。
プリロックスクリームの副作用
プリロックスクリームは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、皮膚の紅斑や蒼白などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
プリロックスクリームの副作用
| 部位 |
10%以上 |
0.1%~10%未満 |
頻度不明 |
| 精神神経系 |
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錯感覚 |
浮動性めまい、感覚鈍麻、頭痛 |
| 消化器系 |
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悪心、嘔吐 |
| 皮膚 |
紅斑、蒼白 |
潮紅、硬結、掻痒症 |
小水疱、発疹、蕁麻疹、接触皮膚炎、湿疹、皮膚灼熱感、皮膚炎、皮膚色素過剰、皮膚びらん、色素沈着 |
| その他 |
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ALT(GPT)増加 |
血腫、疼痛、変色、浮腫、倦怠感 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
- プリロックスクリームの重大な副作用
- ショック(頻度不明)
- アナフィラキシー
- 意識障害
- 振戦
- 痙攣
- メトヘモグロビン血症
※すべて頻度不明
プリロックスクリームの禁忌
プリロックスクリームには禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はプリロックスクリームを使用できません。
- プリロックスクリームの禁忌
- リドカインやプロピトカイン(プリロカイン)に対して過敏症の既往歴のある方
- アミド型局所麻酔薬に対して過敏症の既往歴のある方
- メトヘモグロビン血症の方
プリロックスクリームの使用に注意が必要な方
プリロックスクリームには禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、プリロックスクリームを使用する前に医師に相談してください。
- プリロックスクリームの使用に注意が必要な方
- グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏症の方
- 心刺激伝導障害のある方
- 重篤な腎機能障害のある方
- 重篤な肝機能障害のある方
- 妊婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
- 授乳婦
- 小児等
プリロックスクリームの併用禁忌薬
プリロックスクリームには併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
プリロックスクリームの併用注意薬
プリロックスクリームには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
プリロックスクリームと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して使用する場合は、注意しながら使用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を使用している場合は、プリロックスクリームを使用する前に医師に相談してください。
- プリロックスクリームの併用注意薬
- クラスⅢ抗不整脈薬
アミオダロン塩酸塩(アンカロン等)
- サルファ薬(合成抗菌薬)
スルファメトキサゾール(ダイフェン、バクタ、バクトラミン等)
- エステル型局所麻酔薬
プロカイン(アミサリン等)
ベンゾカイン/アミノ安息香酸エチル(カーマスートラロングラスト等)
- 硝酸薬
ニトログリセリン(ミリスロール等)
亜硝酸アミル(亜硝酸アミル「第一三共」等)
- アミド型局所麻酔薬
メピバカイン(メピバカイン、カルボカイン等)
ブピバカイン(マーカイン等)
- クラスI抗不整脈薬
リドカイン(エムラクリーム等)
- クラスIA抗不整脈薬
キニジン(キニジン等)
プリロックスクリームの基本的な注意事項
びらんや炎症、外傷など損傷皮膚には使用しないでください。
眼や中耳に入らないように注意してください。
過量投与による高用量のプロピトカインは、メトヘモグロビン血症を引き起こすことがあるため、用法・用量を守って使用してください。
プリロックスクリームの保管方法
プリロックスクリームは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- プリロックスクリームの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
プリロックスクリームに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
プリロックスクリームの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
プリロックスクリームは、先発医薬品である「エムラクリーム」のジェネリック医薬品であるため、エムラクリームの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
- 皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和:国内第Ⅲ相試験(成人)
- 皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和:国内第Ⅲ相試験(小児)
- 注射針・静脈留置針穿刺時の疼痛緩和:国内第Ⅲ相試験(成人)
皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和:国内第Ⅲ相試験(成人)
皮膚レーザー照射療法を受ける太田母斑、扁平母斑、単純性血管腫および毛細血管拡張症患者58例を対象として、本剤またはプラセボをレーザー照射予定部位10cm2あたり1g(最大10g/100cm2)60分間密封塗布した無作為化二重盲検並行群間比較試験において、痛みの程度を示すVAS(Visual Analogue Scale)値は、プラセボと比較して有意に低いことが分かっています。
また、副作用の発現はありませんでした。
VAS値
|
症例数 |
VAS値※ |
P値 |
| エムラクリーム |
28例 |
18.1±20.09 |
rowspan="2" P<0.001 |
| プラセボ |
30例 |
49.6±26.09 |
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※VAS値:疼痛の程度を0mm~100mm(0:痛くない、100:これ以上ない痛み)のスケールで評価した値(平均値±標準偏差)
皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和:国内第Ⅲ相試験(小児)
皮膚レーザー照射療法を受ける単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症、太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑小児患者30例(0歳~14歳、うち0歳児6例は安全性のみ評価)を対象として、本剤をレーザー照射予定部位10cm2あたり1g(小児における用法および用量通り)60分間密封塗布した一般臨床試験において、痛みの程度を示す4段階VRS(Verbal Rating Scale)有効率は70.8%でした。
また、副作用の発現はありませんでした。
注射針・静脈留置針穿刺時の疼痛緩和:国内第Ⅲ相試験(成人)
静脈穿刺予定の患者86例を対象として、静脈穿刺予定部位20cm2に本剤またはプラセボ2gを60分間密封塗布したプラセボ対照二重盲検比較試験において、VAS値、4段階VRS有効率ともプラセボと比較して有意に高い局所麻酔効果を示しました。
VAS値
|
症例数 |
VAS値※ |
P値 |
| エムラクリーム |
42例 |
18.8±17.86 |
rowspan="2" P<0.001 |
| プラセボ |
44例 |
39.6±22.94 |
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※VAS値:疼痛の程度を0mm~100mm(0:痛くない、100:これ以上ない痛み)のスケールで評価した値(平均値±標準偏差)
4段階VRS有効率
|
症例数 |
4段階VRS有効率※ |
P値 |
| エムラクリーム |
42例 |
95.2% |
rowspan="2" P<0.001 |
| プラセボ |
44例 |
61.4% |
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※4段階VRS有効率:疼痛の程度を1:痛くない、2:すこし痛い、3:痛い、4:すごく痛いの4段階で評価し、うち1および2を有効症例とする
また、硬膜外ブロック前および動脈穿刺前の局所浸潤麻酔注射予定、トリガーポイント注射予定の成人患者それぞれ23例、21例、23例を対象として、穿刺予定部位20cm2に本剤2gを60分間密封塗布した各一般臨床試験において、4段階VRS有効率は95.2%~100.0%でした。
穿刺の種類別4段階VRS有効率
| 穿刺の種類 |
症例数 |
4段階VRS有効率※ |
| 局所浸潤麻酔注射(硬膜外ブロック前) |
23例 |
95.7% |
| 局所浸潤麻酔注射(動脈穿刺前) |
21例 |
95.2% |
| トリガーポイント注射 |
23例 |
100.0% |
※4段階VRS有効率:疼痛の程度を1:痛くない、2:すこし痛い、3:痛い、4:すごく痛いの4段階で評価し、うち1および2を有効症例とする
本剤群の副作用発現頻度は、17.4%(19例/109例)でした。
その内訳は、適用部位「蒼白」11.9%(13例/109例)、適用部位「紅斑」5.5%(6例/109例)、適用部位「硬結」0.9%(1例/109例)、「そう痒症」0.9%(1例/109例)でした。