ピロカー点眼液の概要
- ピロカー点眼液の特徴
- ピロカー点眼液は有効成分「ピロカルピン」を含んだ、緑内障治療点眼薬
- インドの製薬会社「FDC」が製造しているサンピロ点眼液のジェネリック医薬品
- 「緑内障や老眼」の改善に効果的
| 商品名 |
ピロカー®2%(PILOCAR®2%) |
| 内容量 |
1箱1本(2%×5ml×1本) |
| 有効成分 |
ピロカルピン(Pilocarpine) |
| 医薬品分類 |
サンピロ点眼液のジェネリック医薬品(後発医薬品) |
| 薬効分類 |
緑内障・高眼圧症治療薬 |
| 適応症 |
緑内障、診断または治療を目的とする縮瞳 |
| 対象者 |
男性・女性 |
| 製薬会社 |
FDC(FDC Ltd.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後14日~28日前後で到着 |
ピロカー点眼液の現物サイズ
|
箱正面 |
ボトル正面 |
| 長辺 |
67.5mm |
60.1mm |
| 短辺 |
25mm |
18.4mm |
| 厚み |
22.5mm |
18.4mm |
| 重量 |
10.95g |
8g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
プラスチックボトル |
| 剤形タイプ |
点眼剤 |
ピロカー点眼液の使い方(使用方法)
下記の用法・用量を守って使用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 1滴~2滴 ※ピロカルピンとして2% |
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| 使用回数 | 1日3回~5回 |
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| 使用期間 | 長期間の使用が可能 |
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| 使用タイミング | 朝、昼、夕、夜、就寝前など |
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| 食事の影響 | 食事の影響を受けない |
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| 留意点 | 継続的な使用を推奨 |
|---|
ピロカー点眼液は、緑内障や診断または治療を目的とする縮瞳の症状を改善するために用いられる緑内障治療点眼薬です。
通常は1日3回~5回、1回1滴~2滴(ピロカルピンとして2%)を決まった時間に継続して使用します。
使用前には手指と患部を清潔に保つことが重要です。
長期間継続して使用することで、十分な効果を得ることができます。
使用するタイミングは朝、昼、夕、夜、就寝前などになります。
下記の手順に従って、正確に点眼してください。
- 使い方の手順
- 使用前に手指と患部をよく洗って清潔にする
- 下まぶたを軽く引き、結膜嚢内に1滴~2滴さす
- 点眼後、約1分~5分間目を軽く閉じる
- 目頭(鼻側)を軽く押さえて涙点閉鎖する
- 余分な液は清潔なティッシュで拭く
コンタクトレンズを使用している方は、必ずコンタクトレンズを外してから点眼してください。
防腐剤などの添加物がコンタクトレンズに吸着する可能性があるためです。
点眼後、10分以上経ってからコンタクトレンズを再装用してください。
また、他の点眼薬を併用する場合は、少なくとも5分以上間隔を空けてから点眼してください。
食事による影響
ピロカー点眼液は外用薬であり、点眼薬として使用するタイプの医薬品です。
内服薬(飲み薬)と異なり、消化器官を通過しないため、食事の内容やタイミングが効果に影響を与えることはありません。
したがって、食前食後を気にせず使用して問題ありません。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適量摂取であれば問題ないとされています。
ピロカー点眼液は外用薬のため、体内に吸収される量が極めて少ない医薬品です。
そのため、通常のアルコール(お酒)が薬効に与える影響はほとんどありません。
ただし、アルコールによって目の充血などが生じやすくなる可能性があるため、過度の飲酒は控えた方が望ましいでしょう。
ピロカー点眼液の効果効能
- 適応症
ピロカー点眼液は、ピロカルピンを有効成分とする点眼薬で、先発医薬品であるサンピロ点眼液と同等の効果が期待できます。
緑内障による眼圧上昇を抑え、視神経へのダメージを軽減してくれる効果があります。
また、眼の虹彩にある瞳孔括約筋を収縮させ、瞳孔を小さくする(縮瞳)効果もあります。
作用機序(仕組み)
ピロカー点眼液の有効成分ピロカルピンは、眼圧下降作用や縮瞳作用を発揮するコリン作動薬(副交感神経刺激薬)の一種です。
眼圧下降作用と縮瞳作用によって緑内障の進行や瞳孔が大きい状態(散瞳)を改善することができます。
有効成分ピロカルピンは点眼によって速やかに眼内に移行します。
副交感神経支配の瞳孔括約筋に直接作用することで、瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳させます。
また、毛様体筋(ピントを調節するリング状の筋肉)を収縮させることによって、線維柱帯(網目状のフィルター組織)が広がり、房水流出が促進され、眼圧が下降します。
ちなみに、ピロカルピンのこの作用は副交感神経遮断薬(アトロピンなど)により拮抗されます。
- 作用機序
- ピロカー点眼液を結膜嚢内に点眼する
- 有効成分ピロカルピンが眼内に移行する
- 瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳する
- 房水排出路が広がり、房水流出が促進される
- 眼圧が下降する
- 緑内障などの症状が改善される
緑内障の根治ではなく、あくまで進行を抑えることを目的に使用される医薬品です。
また、すでに失われた視野や視力を回復させる効果はないため、注意が必要です。
ピロカー点眼液の副作用
ピロカー点眼液は、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、眼瞼炎や白内障、結膜充血などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも使用後に下記の副作用が現れることがあります。
ピロカー点眼液の副作用
| 部位 |
頻度不明 |
| 眼 |
眼瞼炎、白内障、結膜充血、眼のそう痒感、眼刺激、眼痛、霧視、暗黒感 |
| 消化器 |
下痢、悪心、嘔吐 |
| その他 |
頭痛、発汗、流涎 |
重大な副作用
重大な副作用が現れる可能性があります。
下記の症状が現れた場合は、すぐに使用を中止してください。
ピロカー点眼液の禁忌
ピロカー点眼液には禁忌(使用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はピロカー点眼液を使用できません。
- ピロカー点眼液の禁忌
- ピロカルピンに対して過敏症の既往歴のある方
- 虹彩炎の方
ピロカー点眼液の使用に注意が必要な方
ピロカー点眼液には禁忌ではありませんが、使用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、ピロカー点眼液を使用する前に医師に相談してください。
- ピロカー点眼液の使用に注意が必要な方
- 気管支喘息の方
- 網膜剥離の危険のある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
ピロカー点眼液の併用禁忌薬
ピロカー点眼液には併用禁忌薬(併用して使用してはいけない医薬品)が指定されていません。
ピロカー点眼液の併用注意薬
ピロカー点眼液には併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)も指定されていません。
ピロカー点眼液の基本的な注意事項
点眼後、縮瞳(暗黒感)または調節痙攣が引き起こされるため、その症状が回復するまで自動車の運転や危険を伴う機械の操作を行う際は十分注意してください。
点眼時、容器の先端が直接目に触れないように注意してください。
ピロカー点眼液の保管方法
ピロカー点眼液は、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- ピロカー点眼液の保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
ピロカー点眼液に限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
ピロカー点眼液の臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
ピロカー点眼液は、先発医薬品である「サンピロ点眼液」のジェネリック医薬品であるため、サンピロ点眼液の臨床成績を参考にできます。
- 有効性および安全性に関する試験
臨床使用に基づく情報
本剤の使用によって、錯乱や記憶障害などの精神症状を引き起こしたとの報告があります。