メベンザの概要
- メベンザの特徴
- 有効成分メベンダゾールを含む駆虫薬で、鞭虫症の治療に用いられる
- 通常は1回100mgを1日2回、3日間服用する治療法
- 虫体のグルコース取り込みを阻害し、駆虫作用を示す
メベンザの現物サイズ
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シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
70.1mm |
8.3mm |
| 短辺 |
29.9mm |
8.3mm |
| 厚み |
3.8mm |
3mm |
| 重量 |
2g |
0.17g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
メベンザの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 100mg錠の場合:1錠 メベンダゾールとして100mg |
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| 服用回数 | 1日2回 |
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| 服用期間 | 3日 |
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| 服用間隔 | 12時間以上空ける |
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| 服用タイミング | 朝・夕 |
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メベンザは、通常、成人および小児に対してメベンダゾールとして1回100mgを1日2回、朝と夕に3日間服用します。
100mg錠の場合は1回1錠が目安です。
体重20kg以下の小児では半量にするなど、状態に応じて減量されることがあります。
服用する際は、水またはぬるま湯と一緒に飲んでください。
服用間隔の目安は12時間程度です。
決められた期間を守って服用することが大切です。
食事による影響
先発医薬品となるメベンダゾールの添付文書および医薬品インタビューフォームでは、食事による影響について明確な記載はありません。
そのため、基本的には朝と夕の決まったタイミングで継続して服用するとよいでしょう。
ただし、毎回ばらつきの少ない飲み方を心がけることで、服用管理がしやすくなります。
アルコール(お酒)による影響
先発医薬品となるメベンダゾールの添付文書および医薬品インタビューフォームでは、アルコールとの相互作用について具体的な記載はありません。
一方で、本剤では腹痛、嘔吐、下痢、悪心などの消化器症状が現れることがあります。
服用期間中に体調変化を避けたい場合は、飲酒を控えると安心です。
特に胃腸が弱っている時は、アルコールの摂取に注意してください。
メベンザの効果効能
- 適応症
メベンザの効能・効果は、鞭虫症です。
鞭虫に感染している場合に用いられる駆虫薬で、虫体に直接作用して駆除します。
国内で実施された臨床試験では、所定の用法・用量で投与された症例の多くで有効性が確認されており、投与前後で検便が行われた症例では高い虫卵陰性化率が示されています。
鞭虫症に対する治療薬として使用されている成分です。
作用機序(仕組み)
メベンザは、有効成分メベンダゾールを含むベンズイミダゾール系の駆虫薬です。
蠕虫のチューブリンに強く結合し、微小管の形成を阻害することで作用します。
さらに、虫体によるグルコースの取り込みを妨げることで、内部のグリコーゲンを枯渇させ、ATPの生成も抑制します。
その結果、虫体の分泌機能や吸収機能が低下し、死滅または駆虫に至ります。
メベンザの副作用
メベンザは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、皮膚発赤、腹痛などとされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
メベンザの副作用
| 部位 |
0.1%~5%未満 |
頻度不明 |
| 血液 |
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好中球数減少 |
| 過敏症 |
皮膚発赤 |
紅斑性発疹、蕁麻疹、血管浮腫、発疹 |
| 精神神経系 |
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めまい、頭痛、痙攣 |
| 消化器 |
腹痛 |
嘔吐、腹部不快感、下痢、鼓腸、悪心 |
| 肝臓 |
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肝機能異常 |
| 皮膚 |
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脱毛症 |
重大な副作用
下記の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
メベンザの禁忌
メベンザには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はメベンザを服用できません。
メベンザの服用に注意が必要な方
メベンザには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、メベンザを服用する前に医師に相談してください。
- メベンザの服用に注意が必要な方
- メベンダゾールの成分に対して過敏症の既往歴のある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
メベンザの併用禁忌薬
メベンザには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されていません。
メベンザの併用注意薬
メベンザには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
メベンザと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、メベンザを服用する前に医師に相談してください。
- メベンザの併用注意薬
- シメチジン
長期併用投与により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
肝臓における本剤の代謝が阻害される可能性がある。
- メトロニダゾール
機序は不明だが、併用により中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれたとの報告がある。
メベンザの基本的な注意事項
メベンザは、妊娠中または妊娠している可能性がある方は服用できません。
また、授乳中の方は服用前に治療上の有益性と授乳の継続について確認する必要があります。
小児では、けいれん発作などが報告されています。
高齢者では生理機能の低下を考慮し、減量などの注意が必要です。
併用薬にも注意が必要です。
シメチジンとの長期併用では本剤の血中濃度が上昇する可能性があります。
また、メトロニダゾールとの併用では、中毒性表皮壊死融解症や皮膚粘膜眼症候群が現れることがあるため注意してください。
蛔虫が混合感染している場合は、本剤の投与によって迷入することがあるため、あらかじめ蛔虫を駆除してから服用します。
PTP包装の錠剤は、シートから取り出して服用してください。
なお、本剤は3日間の服用が基本です。
長期または大量投与では、重篤な肝障害などが報告されています。
メベンザの保管方法
メベンザは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- メベンザの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
メベンザに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
メベンザの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
メベンザは、先発医薬品である「メベンダゾール」のジェネリック医薬品であるため、メベンダゾールの臨床成績を参考にしています。
- 有効性および安全性に関する試験
国内臨床試験
鞭虫症を対象とした国内臨床試験では、57例の成績が報告されています。
このうち、用法・用量の異なる2例を除いた53例で有効と判定され、有効率は96.4%でした。
また、投与前後で検便が実施された43例のうち、38例で虫卵陰性が確認されました。
完全駆虫率は88.4%とされています。
安全性については、副作用発現頻度は3.5%でした。
報告された副作用は、皮膚発赤1.8%、腹痛1.8%です。