バイアグラの概要
- バイアグラの特徴
- バイアグラは有効成分「シルデナフィル」を含んだ、世界的に有名なED治療薬
- 大手製薬会社「ヴィアトリス」が製造しており、多くの国で販売され、高い信頼性を持つ
- 「高い勃起促進効果」は数多くの臨床試験や治療実績で証明済み
| 商品名 |
バイアグラ® 50mg(VIAGRA® 50mg) |
バイアグラ® 100mg(VIAGRA® 100mg) |
| 内容量 |
1箱4錠(50mg×4錠×1シート) |
1箱4錠(100mg×4錠×1シート) |
| 有効成分 |
シルデナフィル(Sildenafil) |
| 医薬品分類 |
先発医薬品
|
| 薬効分類 |
勃起不全治療薬 |
| 適応症 |
ED(勃起不全) ※満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない方に有効 |
| 対象者 |
男性 |
| 製薬会社 |
ヴィアトリス(Viatris Inc.) |
| 商品区分 |
医薬品 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
| 到着の目安 |
入金確認後7日~14日前後で到着 |
バイアグラの現物サイズ
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
74.3mm |
69mm |
11.4mm |
| 短辺 |
56.7mm |
52.9mm |
8.2mm |
| 厚み |
18.4mm |
5.1mm |
4.3mm |
| 重量 |
10.35g |
2.68g |
0.31g |
|
箱正面 |
シート正面 |
錠剤正面 |
| 長辺 |
75.4mm |
69.1mm |
14.3mm |
| 短辺 |
57.5mm |
53mm |
10.4mm |
| 厚み |
17.1mm |
5.9mm |
5.4mm |
| 重量 |
11.87g |
4.04g |
0.64g |
※当サイトのスタッフが現物を測定した数値であり、商品ごとに若干の差異があるため、おおよその目安として予めご了承ください。
| 包装タイプ |
PTP包装シート |
| 剤形タイプ |
フィルムコーティング錠 |
バイアグラの飲み方(服用方法)
下記の用法・用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用法・用量
| 1回の用量 | 50mg錠の場合:1/2錠~1錠 100mg錠の場合:1/4錠~1/2錠 シルデナフィルとして25mg~50mgまで |
|---|
| 服用回数 | 1日1回 |
|---|
| 服用期間 | 1日 |
|---|
| 服用間隔 | 24時間以上空ける |
|---|
| 服用タイミング | 性行為の約1時間前 |
|---|
| 食事の影響 | 食事の影響を受けやすい |
|---|
| 留意点 | 空腹時や食前の服用がおすすめ アルコール(お酒)は適量摂取がおすすめ 牛乳やカフェイン、フラノクマリン類(グレープフルーツなど)を含む飲み物での服用はおすすめできない |
|---|
食事による影響
バイアグラは食事の影響を受けやすいため、食後すぐに服用するよりも空腹時や食前に服用しましょう。
ただし、軽食程度なら食後の服用でも効果は得られるため、生活スタイルやその時の都合に合わせて調整することができます。
また、油脂の多い高脂肪食を摂取した場合は、有効成分シルデナフィルの体内への吸収が遅れる可能性があります。
効果の発現が遅れやすくなるため、効果を早く実感したい方は注意が必要です。
やむを得ず、食後にバイアグラを服用することになっても脂肪分の多い食事は避けましょう。
アルコール(お酒)による影響
アルコール(お酒)は適度に制限する必要があります。
アルコールは適量摂取であれば問題ないとされています。
アルコールは少量であればリラックス効果をもたらし、性的パフォーマンスを向上させる傾向があるからです。
しかし、大量のアルコール摂取は効果を妨げたり、副作用を増長させる可能性があります。
脳の中枢神経系に影響し、性的欲求や性的興奮を抑制し、勃起機能を低下させる傾向があるのです。
- 少量のアルコール摂取
- 少量のアルコール摂取はバイアグラの効果に大きな影響は与えない
少量であっても個人差があるため、慎重に摂取したほうが良い
- 大量のアルコール摂取
- 大量のアルコール摂取はバイアグラの効果に大きな影響を与える
副作用の発現リスクが高まり、低血圧や心血管系(心臓など)への負担が高まる
勃起機能を低下させる
バイアグラの効果効能
- 適応症
- ED(勃起不全)
※満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない方に有効
バイアグラは、ED(勃起不全)による下記の様な症状の改善ができます。
- 改善が期待できる症状
- 勃起が十分にできない
- 勃起時の硬さが不十分で挿入が難しい
- 挿入前に勃起力が低下する
- 挿入後に中折れして最後まで続けられない
これらの症状を改善することで満足できる性行為を行えるようになります。

効果の目安
| 効果の発現時間 | 約30分~1時間後 |
|---|
| 効果のピーク | 約1時間後~ |
|---|
| 効果の持続時間 | 約5時間 |
|---|
バイアグラは、服用後、最短で約30分で効果が現れ始め、約1時間後にピークに達します。
効果は約5時間持続し、その間に性的刺激や性的興奮があると勃起を促進してくれます。
また、バイアグラは、EDの諸症状を改善することで、性的満足度を向上させるだけではなく、心理的なストレスやパートナーとの関係改善にも貢献してくれます。
ちなみに、バイアグラの効果は性的刺激や性的興奮に反応して、脳から陰茎に伝わった時のみ発揮されます。
服用しただけで自分の意志や状況に関係なく勃起したり、射精後に勃起が続くことはありません。
通常、射精後には性的衝動が急激に低下して、勃起が収束する「射精後不応期(賢者タイム)」と呼ばれる休息状態に入るため、勃起は自然に収まります。
よく勘違いされがちですが、バイアグラには精力増強や催淫効果はありません。
あくまで、勃起機能を補助する医薬品であり、性欲を高めたり、催淫効果を持つ医薬品ではないため、注意が必要です。
性欲や精力の低下に関して悩みがある場合は、精力増強剤やサプリメント、漢方などの併用がおすすめです。

効果が期待できるEDの種類
ED(勃起不全)には、原因別に主に「器質性ED」「心因性ED」「混合性ED」「薬剤性ED」「複合性ED」の5種類があり、これらのEDに対しての有効性が認められています。
- EDの種類
- 器質性ED
- 心因性ED
- 混合性ED
- 薬剤性ED
- 複合性ED
- 器質性ED
- 器質性EDとは、下記の様な身体的な要因によって、物理的に勃起が阻害されるEDのことです。
- 血管障害(加齢による動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病、生活習慣病、喫煙、飲酒、運動不足など)
- 血管損傷(前立腺がんなどの外科的手術、不慮の事故など)
- 神経障害(糖尿病性神経障害、てんかん、脳卒中、パーキンソン病、多発性硬化症、脊髄損傷など)
- 内分泌障害(テストステロンの異常など)
- 心因性ED
- 心因性ED(機能性ED)とは、下記の様な精神的な要因によって、心理的に勃起が阻害されるEDのことです。
- 精神疾患(うつ病、躁病、不安神経症、統合失調症、アルコール依存症、薬物依存症など)
- 心理的要因(ストレス、不安、恐怖、トラウマ、コンプレックス、プレッシャー、LGBTQIA+など)
- 混合性ED
- 混合性EDとは、器質性EDと心因性EDが混在している状態で、物理的にも心理的にも勃起が阻害されるEDのことです。
- 薬剤性ED
- 薬剤性EDとは、下記の様な薬剤の服用が要因となって、副作用などで勃起が阻害されるEDのことです。
- 降圧薬(利尿薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬など)
- 抗うつ薬(SSRI「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」、SNRI「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」など)
- 前立腺肥大症治療薬(α1遮断薬、5α-還元酵素阻害薬、PDE5阻害薬など)
- 前立腺がん治療薬(抗男性ホルモン薬「抗アンドロゲン薬」など)
- 複合性ED
- 複合性EDとは、器質性ED、心因性ED、混合性ED、薬剤性EDが複雑に絡み合った状態で、要因の特定が難しく、様々な理由から勃起が阻害されるEDのことです。
そのため、混合性EDのことを指す場合もあります。
下記の様なパターンがあります。
- 混合性ED(器質性ED+心因性ED)
- 器質性ED+薬剤性ED
- 心因性ED+薬剤性ED
- 混合性ED+薬剤性ED
上記の様にどの要因の場合でも、バイアグラなどのED治療薬は有効です。
バイアグラは、これらの要因に関係なく勃起を促進するため、勃起に悩む多くの男性にとって効果的な治療方法と言えるでしょう。
作用機序(仕組み)
勃起とは、陰茎海綿体というスポンジ状の組織の中に大量の血液が流れ込み、そのまま留まることによって陰茎が硬直し、大きくなる生理現象のことです。
性的刺激や性的興奮に応じて、神経や陰茎海綿体内皮細胞からNO(一酸化窒素)が放出されることで、グアニル酸シクラーゼという酵素が活性化し、cGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が増加します。
cGMPは陰茎の血管を拡張させ、陰茎海綿体に大量の血液を送り込む役割を果たしています。
有効成分シルデナフィルを含むバイアグラは、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬という医薬品に分類されます。
PDE5とは、陰茎の血管に存在する酵素のことです。
このPDE5がcGMPを分解することで、血管が収縮し、勃起が収まってしまいます。
シルデナフィルは、血管を収縮させ、勃起を収束させる陰茎海綿体内のPDE5を選択的に阻害することで、EDを改善します。
PDE5が阻害されると陰茎海綿体平滑筋が弛緩するため、血流量が増加し、陰茎を勃起させたり、維持させる効果を発揮してくれます。
- 作用機序
- シルデナフィルが陰茎海綿体のPDE5を選択的に阻害
- cGMP量が通常より増加
- 陰茎海綿体平滑筋が弛緩し、血管が拡張
- 血流量が増加し、勃起力が向上
- 陰茎が勃起したり、勃起が維持される
- EDの諸症状が改善
射精後は、PDE5が正常に機能するため、勃起は自然に収まります。
稀に効果が強く現れ、勃起が長引くことがありますが、多くは一時的な状態のため、ご安心ください。
バイアグラの効果が切れると陰茎は通常の状態に戻ります。
EDに対して最大で72.4%の有効性を発揮
国内の臨床試験「国内後期第Ⅱ相臨床試験」では、挿入の可能性を高め、勃起を維持できた割合は、バイアグラ錠25mgの服用で58.3%、バイアグラ錠50mgの服用で72.4%の改善率が確認されています。
最終全般改善度
| 薬剤群 |
|
著明改善 |
改善 |
やや改善 |
不変 |
悪化 |
判定不能 |
合計 |
改善以上 |
| プラセボ群 |
|
4 |
5 |
6 |
43 |
1 |
1(1.7%) |
60 |
9(15.0%) |
| シルデナフィル群 |
25mg |
22 |
13 |
13 |
12 |
0 |
0 |
60 |
35(58.3%)** |
| シルデナフィル群 |
50mg |
26 |
16 |
5 |
11 |
0 |
0 |
58 |
42(72.4%)** |
| シルデナフィル群 |
100mg |
33 |
14 |
8 |
10 |
0 |
0 |
65 |
47(72.3%)** |
※改善例:「著明改善」+「改善」
※**:プラセボ群との比較(p<0.0001、ロジスティック回帰)
バイアグラの副作用
バイアグラは、副作用の出やすい医薬品ではありませんが、副作用がいくつか確認されています。
主な副作用は、血管拡張によるほてりや潮紅、頭痛、鼻閉(鼻詰まり)などの症状とされています。
副作用は一時的であり、軽度な症状がほとんどです。
通常、バイアグラの効果が切れるとともに副作用も消失します。
他にも服用後に下記の副作用が現れることがあります。
バイアグラの副作用
| 部位 |
1%以上 |
0.1%~1%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
| 循環器 |
血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%) |
胸痛、動悸、頻脈 |
高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫 |
心筋梗塞※、低血圧、失神 |
| 精神・神経系 |
頭痛(3.87%) |
めまい、傾眠、昏迷 |
異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、緊張亢進、錯乱、思考異常、神経炎、神経過敏、神経症、不安、不眠症、無気力 |
|
| 肝臓 |
|
AST増加 |
ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、血清リン脂質上昇、血中アミラーゼ増加、血中アルブミン減少、血中ビリルビン増加、総蛋白減少 |
|
| 消化器 |
|
悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛 |
おくび、胃炎、胃不快感、下痢、口唇乾燥、舌障害、白舌、腹部膨満、便秘、嘔吐、嚥下障害 |
|
| 泌尿・生殖器 |
|
|
陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続 |
勃起の延長、持続勃起、尿路感染、前立腺疾患 |
| 呼吸器 |
|
鼻炎 |
呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息 |
鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎 |
| 筋・骨格系 |
|
関節痛、筋肉痛 |
骨痛、背部痛 |
|
| 皮膚 |
|
発疹 |
そう痒症、眼瞼そう痒症、脱毛症、男性型多毛症、発汗、皮膚乾燥、皮膚障害、紅斑 |
|
| 血液 |
|
|
ヘマトクリット減少、ヘマトクリット増加、ヘモグロビン減少、リンパ球減少症、リンパ球増加症、好酸球増加症、赤血球減少症、赤血球増加症、白血球増加症 |
|
| 感覚器 |
|
眼充血、結膜炎、彩視症、視覚障害 |
眼乾燥、眼痛、屈折障害、光視症、味覚異常、味覚消失、流涙異常、羞明 |
霧視、視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞、突発性難聴 |
| その他 |
|
CK増加、疼痛、熱感 |
BUN増加、インフルエンザ症候群、リンパ節症、血中ナトリウム減少、血中リン増加、体重増加、血中尿酸増加、ウロビリノーゲン陽性、尿中ブドウ糖陽性、尿中赤血球陽性、尿中蛋白陽性、疲労、無力症 |
過敏性反応、感染症 |
※因果関係は明らかではないが、バイアグラの服用後に心筋梗塞が発症したとの報告がある
重篤な副作用
重大な副作用は添付文書には記載されていませんが、服用後に下記の重篤な副作用が現れる可能性は否定できません。
症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
- バイアグラの重篤な副作用
- 持続勃起症(プリアピズム:Priapism)
- 重篤な心血管系障害(心筋梗塞等)
- 非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION:Non-Arteritic Ischemic Optic Neuropathy)
※すべて頻度不明
バイアグラの禁忌
バイアグラには禁忌(服用してはいけない方)が指定されています。
下記に該当する方はバイアグラを服用できません。
- バイアグラの禁忌
- 次の薬剤を服用中の方
- 硝酸剤および一酸化窒素(NO)供与薬
- ニトログリセリン(ミリスロール等)
- 亜硝酸アミル(亜硝酸アミル「第一三共」等)
- 硝酸イソソルビド(フランドル、ニトロール、アイトロール等)
- ニコランジル(シグマート等)
- アミオダロン塩酸塩(アンカロン等)
- sGC(可溶性グアニル酸シクラーゼ)刺激薬
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
- 重度の肝機能障害の方
- 低血圧の方(血圧<90mmHg/50mmHg)
- 治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
- 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6か月以内にある方
- 網膜色素変性症の方
バイアグラの服用に注意が必要な方
バイアグラには禁忌ではありませんが、服用に注意が必要な方が指定されています。
下記に該当する方は、バイアグラを服用する前に医師に相談してください。
- バイアグラの服用に注意が必要な方
- 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6か月以前にある方
- 陰茎の構造上欠陥(屈曲、陰茎の線維化、ペイロニー病等)のある方
- 持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)のある方
- PDE5阻害薬(他の勃起不全治療薬)を服用中の方
- 出血性疾患の方
- 消化性潰瘍のある方
- 多系統萎縮症(シャイ・ドレーガー症候群等)の方
- 重度の腎機能障害(Ccr<30mL/min)の方
- 肝機能障害の方(ただし、重度の肝機能障害の方は禁忌)
- 高齢者
バイアグラの併用禁忌薬
バイアグラには併用禁忌薬(併用して服用してはいけない医薬品)が指定されています。
下記に該当する医薬品とバイアグラは併用して服用できません。
- バイアグラの併用禁忌薬
- 硝酸剤および一酸化窒素(NO)供与薬
ニトログリセリン(ミリスロール等)
亜硝酸アミル(亜硝酸アミル「第一三共」等)
硝酸イソソルビド(フランドル、ニトロール、アイトロール等)
ニコランジル(シグマート等)
- アミオダロン塩酸塩(アンカロン等)
- sGC(可溶性グアニル酸シクラーゼ)刺激薬
リオシグアト(アデムパス等)
バイアグラの併用注意薬
バイアグラには併用禁忌薬ではありませんが、併用注意薬(併用に注意が必要な医薬品)が指定されています。
バイアグラと併用すると効果が減弱したり、副作用が増強するなど体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
併用して服用する場合は、注意しながら服用するか、そもそも併用自体を避けることが望ましいでしょう。
下記に該当する医薬品を服用している場合は、バイアグラを服用する前に医師に相談してください。
- バイアグラの併用注意薬
- チトクロームP450(CYP)3A4阻害薬
リトナビル(ノービア、カレトラ等)
ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド等)
ダルナビル(シムツーザ、プリジスタ、プレジコビックス等)
エリスロマイシン(エコリシン、エリスロシン等)
シメチジン(カイロック、タガメット等)
ケトコナゾール(ニゾラール等)
イトラコナゾール(イトリゾール等)
エンシトレルビルフマル酸(ゾコーバ等)
- チトクロームP450(CYP)3A4誘導薬
ボセンタン(トラクリア等)
リファンピシン(リファジン等)
- 降圧薬
アムロジピン(ノルバスク、アムロジン等)
- α遮断薬
ドキサゾシン(カルデナリン等)
カルペリチド(ハンプ等)
バイアグラの基本的な注意事項
性行為は心臓へのリスクを伴うため、勃起不全の治療を開始する前に心血管系の状態に注意してください。
4時間以上の勃起の延長または持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)が外国市販後の有害事象として少数例報告されています。
持続勃起に対する処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷または勃起機能を永続的に損なうことがあるため、勃起が4時間以上持続する症状が現れた場合は、直ちに医師による診察を受けてください。
臨床試験において、めまいや視覚障害が認められているため、自動車の運転や機械の操作に従事する場合は、注意してください。
バイアグラの服用後に急激な視力低下または急激な視力喪失が現れた場合は、服用を中止し、速やかに眼科専門医などの診察を受けてください。
バイアグラの保管方法
バイアグラは、光や温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
下記の要項を守って保管してください。
- バイアグラの保管方法
- 高温多湿にならない場所に保管してください
- 直射日光が当たらない場所に保管してください
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください
- なるべく鍵のかかる場所に保管してください
- 別の容器や包装に移し替えず、元の容器や包装に保管してください
- 容器のふたや栓はしっかり閉めて保管してください
- 乾燥剤が入っていた場合、開封後もそのままの状態で保管してください
- 使用期限が分かる状態で保管してください
- 使用期限を過ぎた場合、使用せずに破棄してください
- 冷蔵庫や冷凍庫、台所、浴室、玄関、ベランダ、窓際、車内、冷暖房器具の近くで保管しないでください
- 錠剤を分割した状態で長期間保管しないでください
バイアグラに限らず、多くの医薬品は光(紫外線)によって成分が変化したり、分解されてしまいます。
効果が期待できなくなったり、体に有害な影響を与える可能性があるのです。
そのため、光を遮断できる場所や容器に保管することが最も大切とされています。
原則として30℃を超える様な高温の場所も適していません。
冷暗所が保管場所として最適
直射日光が当たらない(暗い)、湿気が少ない(乾燥している)、風通しが良い(涼しい)、いわゆる「冷暗所」で保管するのが理想的です。
一般的な家の中だと廊下や玄関、リビング、寝室などにある「収納スペース」がおすすめです。
クローゼットや押し入れ、キャビネットなどでも良いでしょう。
- 廊下や玄関の収納スペース
- 廊下や玄関は日光が入りにくく、風通しが良いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
収納スペースがあるなら冷暗所として適しています。
- リビングの収納スペース
- リビングにはエアコンが付いていることが多いため、温度や湿度が比較的一定に保たれやすい傾向があります。
直射日光が当たらない棚などの収納スペースで保管すると良いでしょう。
- 寝室のクローゼットや押し入れの中
- 比較的温度の変化が少なく、直射日光が当たらないため、クローゼットや押し入れは冷暗所として理想的です。
除湿剤などを設置し、湿度が低めになるようにすると良いでしょう。
- 棚やキャビネットの引き出しの中
- 棚やキャビネットの引き出しの中に保管することで、湿気や直射日光の影響を最小限に抑えられます。
温度も一定に保たれやすいのでおすすめです。
バイアグラの臨床成績(有効性および安全性に関する試験)
- 有効性および安全性に関する試験
- IIEF(International Index of Erectile Function:国際勃起機能スコア)
IIEF(国際勃起機能スコア)
主な臨床効果は、IIEF(International Index of Erectile Function:国際勃起機能スコア)の質問票(15質問)の内、
挿入の頻度に関する質問「ここ4週間、性交を試みた時、何回挿入することができましたか?」
および勃起の維持に関する質問「ここ4週間、性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか?」により行い、下記のスコアで評価した結果により証明されています。
挿入の頻度に関する質問
| 質問内容 | スコア |
|---|
| 毎回またはほぼ毎回(10回中9回以上) | 5 |
|---|
| おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数:10回中7回程度) | 4 |
|---|
| 時々(10回中5回) | 3 |
|---|
| たまに(半分よりかなり下回る回数:10回中3回程度) | 2 |
|---|
| 全くなしまたはほとんどなし(10回中1回以下) | 1 |
|---|
| 性交の試み一度もなし | 0 |
|---|
国内の後期第Ⅱ相試験、欧州および米国の第Ⅲ相試験では、「挿入の頻度」および「勃起の維持」ともに全体として群間に有意差が認められています。
「挿入の頻度」と「勃起の維持」のスコアの推移
| プライマリーエンドポイント |
統計量 |
実施国 |
服用前 |
プラセボ群 |
シルデナフィル群25mg |
シルデナフィル群50mg |
ANCOVA |
| 挿入の頻度 |
平均値±SE(例数) |
日本 |
1.65±0.08(243) |
2.17±0.19(60) |
3.52++±0.19(60) |
3.82++±0.19(58) |
p<0.001 |
| 挿入の頻度 |
平均値±SE(例数) |
欧州 |
2.20±0.08(481) |
2.17±0.14(117) |
3.18+±0.14(121) |
3.65+±0.14(123) |
|
| 挿入の頻度 |
平均値±SE(例数) |
米国 |
1.98±0.07(481) |
2.31±0.15(190) |
3.27+±0.19(95) |
3.65+±0.19(100) |
|
| 勃起の維持 |
平均値±SE(例数) |
日本 |
1.30±0.06(243) |
1.72±0.19(60) |
2.97++±0.19(60) |
3.53++±0.19(58) |
|
| 勃起の維持 |
平均値±SE(例数) |
欧州 |
1.83±0.07(474) |
1.96±0.15(115) |
2.99+±0.14(119) |
3.40+±0.14(122) |
|
| 勃起の維持 |
平均値±SE(例数) |
米国 |
1.58±0.06(480) |
2.20±0.16(189) |
3.15+±0.20(95) |
3.51+±0.20(100) |
|
※服用前の値は「単純平均値」
※投与後の値は「調整済平均値(LS mean)」
※++:プラセボとのダネット(Dunnett)型の多重比較「p<0.001」
※+:プラセボとの比較(多重性の調整なし)「p<0.001」
日本、欧州、米国の各試験は、100mg群を含む4群を比較して実施されました。
調整済平均値ならびにANCOVA(共分散分析:Analysis of Covariance)の結果は、4群全体での解析結果を示しています。
バイアグラの日本での承認用量は1日1回25mg~50mgです。