アシクロビル
- 総称名
- アシクロビル(英語表記:Aciclovir(Acyclovir))
- 一般名
- アシクロビル(英語表記:Aciclovir(Acyclovir))
- 化学式
-
- C8H11N5O3(アシクロビル)
- 分子量
-
- 225.20 g/mol(アシクロビル)
- CAS登録番号
-
- 59277-89-3(アシクロビル)
アシクロビル(Aciclovir/Acyclovir)は、主に抗ウイルス薬(抗ウイルス化学療法薬)として使用される医薬品の有効成分です。 単純疱疹や帯状疱疹、性器ヘルペスの治療に効果があります。
アシクロビルには、優れた抗ウイルス作用が認められています。 主にヘルペスウイルスのDNA合成を阻害することで、ヘルペスウイルスによる感染症の治療と予防に効果があります。 アシクロビルは、単純ヘルペスウイルスあるいは水痘・帯状疱疹ウイルスが感染した細胞内に入ると、ウイルス性チミジンキナーゼにより一リン酸化された後、細胞性キナーゼによりリン酸化され、アシクロビル三リン酸(ACV-TP)となります。 アシクロビル三リン酸は、正常基質であるデオキシグアノシン三リン酸(dGTP)と競合してウイルスDNAポリメラーゼによりウイルスDNAの3´末端に取り込まれると、ウイルスDNA鎖の伸長を停止させ、ウイルスDNAの複製を阻害します。 アシクロビルリン酸化の第一段階である一リン酸化は、感染細胞内に存在するウイルス性チミジンキナーゼによるため、ウイルス非感染細胞に対する障害性は低いものと考えられています。
アシクロビルを含む医薬品は、内服薬や外用薬、注射剤として使用されるのが一般的です。 ヘルペスウイルスにおる感染症や単純疱疹、帯状疱疹の治療に非常に効果的です。 比較的副作用が少なく、安全性が高いとされています。