プレドニゾロン
- 総称名
- プレドニゾロン(英語表記:Prednisolone)
- 一般名
- プレドニゾロン(英語表記:Prednisolone)
- 化学式
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- C21H28O5(プレドニゾロン)
- 分子量
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- 360.44 g/mol(プレドニゾロン)
- CAS登録番号
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- 50-24-8(プレドニゾロン)
プレドニゾロン(Prednisolone)は、主に合成副腎皮質ホルモン薬(ステロイド内服薬)として使用される医薬品の有効成分です。 アレルギー性疾患や炎症性疾患、内分泌疾患、感染症疾患、リウマチ疾患など様々な領域での治療に効果があります。
プレドニゾロンには、優れた抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用など広範囲にわたる代謝作用が認められています。 プレドニゾロンは、人工的に合成された副腎皮質ホルモンというステロイド内服薬の一種で、炎症を抑えたり、免疫反応を抑制したりする作用を持っています。 そのため、炎症性疾患やアレルギー性疾患、内分泌疾患などを治療する効果が期待できます。
ステロイドは、細胞質に存在する熱ショックタンパク質、抑制タンパク質と複合体を形成したステロイド受容体に結合後核内に移行し、ステロイド反応性の遺伝子を活性化させ、その薬理作用を発揮すると考えられています。 また、血管内皮細胞やリンパ球などの細胞膜の障害を抑制する様な膜の安定性に関与する作用やフォスフォリパーゼA2と呼ばれる細胞膜リン脂質からロイコトリエンやプロスタグランジンなど種々の炎症惹起物質を誘導する重要な酵素の機能を抑える作用も確認されています。
抗炎症作用の作用機序としては、単量体のステロイドとその受容体が複合体を形成することでNFκBやAP-1と呼ばれるサイトカイン産生の誘導や細胞接着分子の発現などを調節している細胞内転写因子の機能を抑制し、2量体の受容体と結合した場合は、リポコルチンなどの誘導を介すると考えられています。
一方、免疫抑制作用の作用機序は多彩です。 リンパ組織からTリンパ球の遊出を抑制すると共に、その増殖や活性化に係るIL-2の産生を抑制し、さらにアポトーシスを促進することなどによって血中Tリンパ球数を低下させ、細胞性免疫を障害します。 また、好中球の遊走能、および貪食能を障害すると共にマクロファージの貪食・殺菌能障害、TNF-α、IL1などの炎症性サイトカイン産生抑制、およびリンパ球への抗原提示能障害により液性、および細胞性免疫に影響します。 血中Bリンパ球数を低下させ、長期間使用時には免疫グロブリン産生量を低下させることも確認されています。
これら以外にも、好酸球や好塩基球、肥満細胞などにも影響することがわかっています。
プレドニゾロンを含む医薬品は、内服薬タイプの錠剤に限らず、外用薬や点鼻薬、注射薬など様々な剤型で、多様な疾患(症状)を治療するため使用されています。 ただし、副作用が出やすい傾向があるため、長期間使用する場合には、注意が必要です。
プレドニゾロンを含む医薬品一覧
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