ラベプラゾール
- 総称名
- ラベプラゾール(英語表記:Rabeprazole)
- 一般名
- ラベプラゾールナトリウム(英語表記:Rabeprazole Sodium)
- 化学式
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- C18H21N3O3S(ラベプラゾール)
- C18H20N3NaO3S(ラベプラゾールナトリウム)
- 分子量
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- 359.44 g/mol(ラベプラゾール)
- 381.42 g/mol(ラベプラゾールナトリウム)
- CAS登録番号
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- 117976-89-3(ラベプラゾール)
- 117976-90-6(ラベプラゾールナトリウム)
ラベプラゾール(Rabeprazole)は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)に分類される胃酸分泌抑制剤であり、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群などの治療に使用されます。
胃壁細胞に存在するH+/K+-ATPアーゼ(プロトンポンプ)を不可逆的に阻害することで胃酸の分泌を強力に抑制します。 ラベプラゾールはプロドラッグとして腸溶性製剤に加工されており、小腸で吸収された後、胃の壁細胞内の酸性環境下でスルフェンアミド型に変換され、プロトンポンプ酵素と共有結合します。 この作用は不可逆的であり、酵素の新生まで効果が持続するため、1日1回投与で十分な胃酸抑制が得られます。
ラベプラゾールは他のPPI(オメプラゾールやランソプラゾールなど)と比較して作用発現が速く、CYP2C19による代謝の影響を受けにくい特徴があります。 主に肝臓で代謝され、尿および胆汁中に排泄されます。
副作用としては、下痢、便秘、腹部膨満感、頭痛、発疹などが挙げられ、長期使用によりビタミンB1・2欠乏、低マグネシウム血症、腸内細菌叢変化などが生じることがあります。 ラベプラゾールは、消化性潰瘍や胃食道逆流症治療の第一選択薬の一つであり、またヘリコバクター・ピロリ除菌療法の補助薬としても広く用いられています。