クロベタゾール
- 総称名
- クロベタゾール(英語表記:Clobetasol)
- 一般名
- クロベタゾールプロピオン酸エステル(英語表記:Clobetasol Propionate)
- 化学式
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- C22H28ClFO4(クロベタゾール)
- C25H32ClFO5(クロベタゾールプロピオン酸エステル)
- 分子量
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- 410.91 g/mol(クロベタゾール)
- 466.97 g/mol(クロベタゾールプロピオン酸エステル)
- CAS登録番号
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- 25122-41-2(クロベタゾール)
- 25122-46-7(クロベタゾールプロピオン酸エステル)
クロベタゾール(Clobetasol)は、主に強力な抗炎症作用をもつ外用合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)であり、皮膚科領域で広く使用される医薬品の有効成分です。 局所的な炎症反応やアレルギー反応を抑制し、湿疹、皮膚炎、乾癬、円形脱毛症などの治療に用いられます。
コルチゾール(ヒドロコルチゾン)の誘導体であり、フッ素化により抗炎症活性が非常に高められています。 クロベタゾールは細胞内のグルココルチコイド受容体と結合し、DNA上のグルココルチコイド応答配列に作用して炎症性サイトカインやプロスタグランジン合成酵素(COX-2)の発現を抑制します。 その結果、炎症・発赤・腫脹・掻痒などを速やかに軽減します。 外用剤としては軟膏、クリーム、ローション、外用液などの形で用いられ、通常は1日1~2回患部に塗布します。
非常に強力なステロイドであるため、長期連用や広範囲使用により皮膚萎縮、毛細血管拡張、ステロイドざ瘡、全身的な副腎抑制などの副作用が生じるおそれがあります。 短期間・限局的な使用を原則とし、症状が改善した場合は漸減または低力価ステロイドへの切り替えが推奨されます。 クロベタゾールを含む製剤は、重症・難治性皮膚疾患に対して高い治療効果を発揮する重要な外用薬です。