アレグラの副作用と対処法について
もくじ
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アレグラの副作用
アレグラを服用すると以下の副作用が現れることがあります。
- 眠気
- 吐き気
- 腹痛
- めまい
- けん怠感
- 喘息増悪
- 胃腸炎
稀に以下のような重大な副作用が現れることがあります。
これらは滅多に現れることのない副作用ですが、万が一、服用後にこれらの副作用が疑われる症状が現れた場合は、直ちに服用を中止して医療機関を受診してください。
- ショック、アナフィラキシー
- 肝機能障害、黄疸
- 無顆粒球症、白血球減少、好中球減少
参考:アレグラ添付文書
従来のアレルギー薬より副作用が現れにくくなっています
アレグラは従来のアレルギー薬(第一世代の抗ヒスタミン薬)と比べて、眠気や口の渇きなどの副作用が現れにくいという特徴があります。
ワープロ入力に及ぼす影響を検証した臨床試験では、以下のような結果が出ており従来のアレルギー薬に比べアレグラは副作用が現れにくい事が証明されています。
投与薬 | 影響 |
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第一世代の抗ヒスタミン薬 | 眠気が現れワープロ入力に影響が出た |
フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ)120mg | 影響が現れなかった |
プラセボ(成分の入っていない偽のお薬) | 影響が現れなかった |
このようにアレグラは眠気などの副作用が現れにくく、服用後に自動車の運転もできると定められています。
参考:アレグラ添付文書
アレグラの服用時に現れる副作用の対処法
こちらでは、アレグラ服用時に副作用が現れる理由とその対処法について解説いたします。
太りやすくなる
頻度の高い副作用ではありませんが、アレグラ服用者に体重増加が見られるという報告があります。
これは、アレグラに食欲増進作用や体脂肪燃焼抑制作用があるためです。
アレグラは大脳視床下部の満腹中枢を抑制してグレリンと呼ばれるホルモンの分泌を促進します。
グレリンには食欲を増進する働きがあるため、これによって食事量が増え、結果として太ってしまうのです。
特に、通年性アレルギーなどで長期にわたってアレグラを服用する場合はこうした副作用が生じる可能性が高まるので、十分に注意してください。
定期的に体重を測定し、意図しない体重増加が見られた場合は食事量を調節するなどの対策が必要になります。
また、どうしても食欲増進を抑えられないという方は他のアレルギー薬への変更を検討することも必要になるでしょう。
参考:ビジネスジャーナル
悪夢を見る
アレグラを服用するとごく稀(発症率0.1%未満)に、悪夢を見るという副作用が報告されています。
なぜ悪夢を見るのかについて詳細な理由は解明されていませんが、アレグラが中枢神経(脳)の抗ヒスタミン受容体を遮断することが影響している可能性もあります。
滅多に起こる副作用ではありませんが、万が一アレグラ服用期間中に悪夢を見る頻度が高くなるようでしたら、他のアレルギー薬への変更を検討されることをお勧めします。
参考:アレグラ添付文書
下痢や便秘になる
一般に、アレルギー薬には抗コリン作用と呼ばれる、副交感神経の働きを抑制する作用があります。
アレグラにもわずかながらこうした作用があるため、小腸や大腸の働きを調節している副交感神経のバランスが乱れ、下痢や便秘になることがあります。
通常は服用を続けるうちにこうした副作用は治まっていくため、軽度であれば我慢しても構いませんが、気になる場合には市販の下痢止めや便秘薬を併用して対処が可能です。
症状が強い場合にはアレグラが体質に合わない可能性もありますので、他のアレルギー薬への変更を検討すると良いでしょう。
参考:おくすり110番
眠気が現れる
従来のアレルギー薬と比べて眠気が現れにくいアレグラですが、人によっては服用後に副作用として眠気が現れることがあります。
実際、アレグラの効能・効果追加承認時の臨床試験では服用者の2%程度に眠気が現れています。
このため、初めて服用される際は眠気が現れないかどうかに注意し、万が一眠気が現れた場合は、服用後に車の運転や危険な機械の操作などに従事しないようにしてください。
参考:アレグラ添付文書
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