アレグラの飲み方とアルコールとの相性について
もくじ
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アレグラの基本的な飲み方
季節性アレルギー(花粉症など)、通年性アレルギー(ダニ、ハウスダストなど)を問わず、以下の服用法に従って下さい。
1回の用量 | 2錠(フェキソフェナジンとして60mg) |
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1日の服用回数 | 2回 |
服用間隔 | 12時間 |
出来るだけ空腹時に服用しましょう
アレグラは食事に関係なく服用できるとされていますが、食事の影響により効果が弱まることが確認されているため、十分な効果を得たい場合は空腹時に服用することをお勧めします。
実際に、成人男性22名を対象として、フェキソフェナジン塩酸塩錠(アレグラの成分)120mgを、空腹時と食後に分けて服用させたところ、食後服用の場合は空腹時と比べてフェキソフェナジンの最高血中濃度が14%減少したことが報告されています。
この結果からもフェキソフェナジンは食事の影響を受けて吸収が低下すると考えられます。
参考:アレグラ添付文書
効果が現れない時には1回あたり4錠まで増量出来ます
アレグラの効果の現れ方には個人差があるため、通常の服用量では十分な効果が得られない事があります。
そのような場合には、1回の服用量を2錠(フェキソフェナジンとして60mg)から4錠(フェキソフェナジンとして120mg)に増量できます。
ただし、他に重い疾患がある人、腎臓・肝臓に障害のある人、他の薬を服用している人は服用量を増やす前に、医師や薬剤師などの専門家に相談することをお勧めします。
参考:アレグラ添付文書
就寝前に服用すると眠気が現れにくくなります
アレグラは抗アレルギー薬の中では眠気を起こしにくい部類に入りますが、眠気が出るのが不安という方は就寝前に服用することをお勧めします。
アレグラ服用後すぐに就寝することで、眠気の副作用の心配が解消されるだけでなく、寝つきが良くなるというメリットもあります。
また、花粉症などのアレルギー症状は寝起きが最もひどくなりやすいと言われています。
これはモーニングアタックと呼ばれる現象で、起床時は自律神経のバランスが乱れていたり、寝ている間に花粉やハウスダストを多量に吸い込むことにより起こります。
就寝前にアレグラを服用しておけばその効果が朝まで持続するため、起床時の不快な症状を抑えるうえでも役立ちます。
参考:エスエス製薬サイト
アルコールとの併用に注意しましょう
アレグラなどの抗アレルギー薬はアルコールとの併用に注意が必要です。
アルコールには中枢神経を抑制して、眠気、めまい、ふらつき、精神運動機能低下などを起こす作用があります。
アレグラにもヒスタミン受容体を抑制し、中枢神経を抑制する作用があるため、両者を併用することで過度の中枢神経抑制作用が発現し、眠気、めまい、ふらつき、転倒、前向性健忘、意識障害などを引き起こす恐れがあります。
また、アルコールには血管拡張作用があり、鼻づまりや目の充血を起こしやすくするなどアレルギー症状を悪化させる可能性もあるため、こうした観点からもお酒との併用は避けることをお勧めします。
参考:薬とアルコールの相互作用
参考:花粉症ナビ
既にアルコールを飲んでしまった時には
既にアルコールを飲んでしまった後にアレグラを服用する場合は、体内でアルコールが分解されるまで待つことをお勧めします。
アルコールの分解速度には個人差がありますが、目安として、体重60kgの成人男性が、ビールの中瓶1本を飲んだ場合、アルコールが体内から消えるまでに3~4時間かかるとされています。
このため、同程度の量の飲酒をした場合は、飲酒後4時間程度空けてからアレグラを服用すると良いでしょう。
また水分を多めに摂取するなどしてできるだけ早くアルコールを体外に排出する工夫をすることも有効な手段と言えます。
参考:アルコール健康医学協会
アレグラを飲んでしまったが、飲酒したい時には
付き合いなどでどうしても飲まないといけない場合には、アレグラが体内からほぼ消失した段階で飲酒することをお勧めします。
アレグラの半減期(血中薬物濃度が最高時の半分になるまでの時間)は約9時間であることから、服用後9時間程度経過した段階であればお酒を服用してもそれほど影響を受けることは無いと考えられます。
また、どうしてもこれよりも早く飲酒をする必要がある時には、普段よりも飲酒量を減らすなどして、できるだけアルコールの影響を抑えるようにしましょう。
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