プロペシアの効果について。3ヵ月服用しても効果を実感出来ない3つの理由
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有効成分フィナステリドが脱毛の原因物質の産生を抑制します
AGA(男性型脱毛症)は、DHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンが毛周期(毛の生え変わりサイクル)を乱す事で発症します。
プロペシアの有効成分フィナステリドは5αリダクターゼと呼ばれる還元酵素の働きを阻害し、DHTの産生量を減らす事でAGAの進行を防ぎます。
参考:プロペシア添付文書
服用から最短3ヵ月で効果が現れるとされています
プロペシアの効果が現れるまでには6ヵ月継続して服用する必要があるとされていますが、早い人では最短3ヵ月程度で効果を実感できるとされています。
日本で実施された第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験では、試験開始後3ヵ月の時点で有効性を評価したところ、プラセボ群と比べてプロペシア投与群(0.2mg/日,1mg/日)に有意に優れた効果が確認されています。
また、試験開始後6ヵ月の時点では、頭頂部写真評価、前頭部写真評価、および主治医判定において、服用前と比較して状態が「不変(=悪化していない)」以上と評価された人の割合は97.7~100%であり、ほぼすべての人でAGAの進行が止まっていることが確認されています。
3ヵ月服用しても効果を実感出来ない3つの理由
プロペシアを3ヵ月間服用しても効果が得られない場合、以下に解説するような原因が考えられます。
3ヵ月はあくまで最短期間。効果が現れるタイミングには個人差がある
プロペシアの効果が現れるタイミングには個人差があり、服用する人の体質、毛質、年齢、薄毛の進行度合いなどによって大きく変わる場合があります。
このため、3ヵ月という期間はあくまで最短期間であり、人によっては効果を実感できるまでにより長い期間が必要になることもあります。
プロペシアの添付文書にも「効果が確認できるまで通常3ヵ月の連日投与が必要であり、本剤の継続投与の有効性は6ヵ月の時点で判断する」という旨が明記されているため、3ヵ月の時点で効果を実感できない場合でも、副作用などの問題が無ければ最低半年は服用を継続してから効果の有無を判断することをお勧めします。
参考:AGAスキンクリニック
頭頂部に比べ、生え際は効果が現れにくい傾向にある
一般に、頭頂部に比べて前頭部(生え際)は、プロペシアの効果が現れにくいとされています。
明確な原因は不明ですが、頭蓋骨の形により血行が悪くなりやすい等の説があります。
このため、生え際の薄毛治療を目的としてプロペシアを服用される方は、効果が現れにくいことを認識したうえで根気よく服用を続けることが大切になります。
また、必要に応じて後述するようなミノキシジルとの併用療法も検討されると良いでしょう。
参考:ガーデンクリニック
そもそもプロペシアは毛の成長を助けるお薬ではなく進行を防ぐお薬
誤解されやすい点ではありますが、そもそもプロペシアとは発毛を促進するというよりは、抜け毛を防ぐことでAGAの進行を予防するタイプの薬です。
前述のようにプロペシアの主成分であるフィナステリドには抜け毛の原因となる男性ホルモンの生成を抑える作用がありますが、直接的に発毛を促進する作用はありません。
したがって、プロペシアは抜け毛を抑制してAGAの進行を防ぐ「守りの薬」としての役割を果たしていると言えます。
ちなみに、リアップシリーズなどの有効成分として知られているミノキシジルは毛髪の成長を助けて発毛を促進する「攻めの薬」としての作用があります。
ミノキシジルには頭皮血管を拡張して血流を改善し、毛根細胞に多量の酸素や栄養素を送り込むことで、毛母細胞を活性化させる働きがあるためです。
このため、「守りの薬」としてのプロペシアと「攻めの薬」としてのミノキシジルを併用することでより優れたAGA治療効果が期待できるため、このような併用療法も推奨されています。
参考:東京AGAクリニック
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